春になると石砂山付近のギフチョウに会いたくなリ出かけてしまう。。ここ10年来そんな春の迎え方をしてきた。ギフチョウの自生地(こんな言い方でいいのか)は関東ではここ神奈川の藤野町(今では相模原市)が最後に残された土地となってしまった。その事実がまた多くの人を惹きつけ、年々訪れる人が増え続けているようだ。そして当然のように荒らされていく。
事ここに至っては、食草カンアオイの自生している奥多摩や秩父への放蝶を考える必要があるのではないだろうか。観光の一環としてでもいいから、市町村レベルでのギフチョウ育成の取り組みを期待したいのだが……。
春の低山でよく見かけるキブシ
紅葉も目立たない花を咲かせている。
クロモジの花だろうか
モミジアイチゴやミツバツツジも咲き出した
目を下に向けると、ヤブレガサやヒトリシズカ
スミレの仲間
シュンランもやっと咲き始めた
日の当たる道沿いにセンボンヤリの花が多い
チゴユリはほとんどが蕾、やっと一輪だけ開花した株を見つけた
マムシグサの仲間
これはギンリョウソウ?
春も進み虫たちの姿もちらほら見かけるようになってきた。枯れ枝に必死にしがみついているツチイナゴ
暖かい日差しにつられてトカゲも枯葉の間から顔を出した
若芽を出し始めた木々の梢では、小鳥たちが春を寿いでいる。
コガラ
口笛のような鳴き声のウソ
ヤマガラ
倒木で休んでいるヒオドシチョウ
地味ながら美しいミヤマセセリチョウ
これは近寄ったらすぐに逃げられたルリタテハ
カンアオイが目立つ地点まで来た
やっと今年も目当てのギフチョウに出会えた、嬉しい。
この辺で。