野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

新潟の2潟探鳥行

2015-01-19 | 探鳥

 4日間の休みが取れたので、新潟へ雁と白鳥を見に行ってきた。予定では2泊3日の間に福島潟、瓢湖、佐潟の3か所を回るつもりだったが、佐潟が予想を超えて素晴らしく、朝夕と訪ねて時間が無くなったので、瓢湖に行くことはできなかった。

 

ホテルに着いた翌朝まだ暗い中を新潟駅から越後線に乗って30分、越後赤塚駅で降りた。6時45分。

駅からコミュニティバスがあるのだが、1時間近く待たなくてはならないので歩くことにした。途中夜が明けてきた。

 

右が角田山、左の奥に見えるのが弥彦山のようだ。田んぼには殆ど雪がない。

 

駅からさらに30分以上かかって佐潟付近まで来た。砂丘を利用した畑が多い。

 

佐潟は周囲を砂丘地帯に囲まれた特異な湖(日本最大の砂丘湖)で、流入する河川はなく、水源となっているのは雨水と砂丘地帯からの湧水なのだそうだ。面積は75ha、標高は僅か5mと低い。

前方に観察小屋が見えてきた。

 

未明、雁の飛び立ちを見に来た人が帰っていった。

 

さっそく一番上の階にお邪魔した。

 

 

ヒシクイやマガンたちが朝の採食行動の為飛び去った後、今いるのは白鳥とマガモを中心としたカモ類、カワウ、オオバンなど。

 

 向こう岸に見えるのが湿地センター

 

蓮の枯れた茎

 

夜明けから1時間近くたった。ガン類に比べ行動時間の遅い白鳥たちも少しずつ動き出したようだ。

 

今回は初めて撮れた白鳥たちの鳴き交わしの様子を見てもらいたい

 

鳴き交わしながらゆっくりと近づいてきた。羽の色の黒いのは幼鳥

 

数はちょうど10羽、結構大家族だ。それとも数家族なのか。

 

 高い声で鳴きあいながら、互いの身をすり寄せていく。

 

 真ん中の偉そうなのがお父さんなのかな?

 

 

 互いの無事の確認を終えたのか、やがて散らばっていった。

 

周囲のカモたちはいつものことなのか、さして驚きもしない。

白鳥たちが周囲の田んぼへ飛び立ったのはこの後しばらくしてからだった。今回はこの辺で。

 


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