「都県境」(町田市と横浜市)は、左手奥の方から進んできます。そこまで歩きます。
じけのたんぼぼう。
たんぼぼうって?
たんぼぼうは横浜市青葉区寺家町にある、ふるさとの森のむじな池のすぐそばにあります。休耕田となってからは、大人の背より高い葦が生い茂り、太い樹も生えていました。そこをお借りしました。
それから、子どもの様々な体験ができる場にすべく、草刈り、水路作り、ビオトープづくり、生き物調査に、ザリガニの駆除などをしています。そして環境が整えば、併合して稲作も行って農体験も行う予定です。
それを当初から行なっているのは、子どものワークショップの会員の子どもたちとそのご家族と、ボランティアのみなさんです。
目的は
●子どもが自然と人に主体的に関わって喜びをつくり出せる環境をつくる。
●子ど︎もの時にしか得られない貴重な体験の機会をいっぱいふやす。
●この美しい寺家の自然を大切に想う気持ちをわかちあう。
です。
泥と共に、みんなで進めてきて1年半を過ぎた頃、ようやくある形が見え始めてきました。目に見える環境もそうですが、「子どもがどのようにこの場に関わるか」という仕組みもあります。例えば、たんぼぼうのビオトープの生き物を増やしたり、育てる活動は、生き物を捕まえる体験活動と相反します。
観察してリリースすることが生き物にとってはベストですが、持ち帰って、家で飼育をしたいと望む子も多くいるでしょう。自分で捕まえた生き物と日々を一緒にすることで、より命を知ることができます。でも、全ての人にどうぞと手渡しては、たんぼぼうに生き物がいなくなる。そんな反する考えから「生き物図書館」という案が、子どもたちの話し合いの中から生まれました。簡単に言うとこれは生き物を条件付きで貸し出す仕組みです。それともう1つは「たんぼぼう子どもサポーター」です。サポーターとなった子どもが、初めてきた子どもや大人にたんぼぼうの楽しみ方やルールを伝授するのです。また、「生き物図書館」での生き物の貸し出しも担います。サポーターになった子は、遊べなくてつまらない?という心配もちょっとありますが、この案で試してみます。そして課題が出たらまたみんなで考えたいと思います。
担当 ウラベーノ(「子どものワークショップ」HPより)
農作業のための車や訪問者の車が道端に駐車中。
右手にも田んぼが続く。奥の方で、農作業中の姿が。
左奥から都県境が続く。
谷戸。
「大池」。
脇の道が都県境となっています。
案内板。
都県境は、ここから道なりに進み、「水車小屋」の手前で左手の森の中に進みます。
ここから田んぼ一帯を望む。
しばらく都県境を歩きながら戻ります。
境界標石(横浜市)。
「寺家ふるさと村で 米を作ろう! 週末は田んぼへ行こう! 」。
※田植えは、5月20日(土)の予定のようです。
都県境を歩きます。
この付近で、都県境は、右手の森の中へ。
水車小屋。
水車小屋の脇には、菜の花が満開。
来た道(都県境)を振り返る。
「ふるさとの森」側から。
水車小屋の左手奥の森の中を都県境が進む?
ふるさとの森。
鬱蒼とした森。
バス通りに向かいます。
振り返って望む。
通りの向こうに「四季の家」。
今回はここまで。
東急バス「四季の家」バス停から乗車、東急田園都市線「市が尾駅」に向かいました。
田んぼの稲が青々と伸びる頃か、たわわに実る頃に、また訪問したいと思います。