先に進みます。
オッとつまずきそうになった! 都県境石。
「真光寺緑地」。
都県境の尾根道は、この先、「真光寺公園」まで続きます。
のんびりと尾根歩き。
町田市真光寺地区。
2つ並んだ境界標。散った桜の花びらと共に。
散歩には、ほどよいアップダウンの道。
しかし、尾根道を横切るのは、急な坂が左右に。
左手下は住宅地、右手下は工業団地に。
高圧電線の鉄塔。
さて、そろそろ黒川駅への分岐点に。
ありました! 反対方向から歩いていると、目につきますが。
都県境(尾根歩き)。今回は、ここまでに。右手の山道を下ります。
四阿のところで、小休止。
緑濃き尾根道。新緑の季節はもうじき。
下りもけっこう急な坂道。
左手に「しゃべりっちょ牧場」。子ども達の声が聞こえてきます。
すると、山道を上ってくる若い会社員。大きな鞄を持って、あえぎあえぎ。
「真光寺公園の向こうの会社に行くんです。いつもは、反対側のバスで行くのですが。今日は、黒川駅から歩いてみようと。」汗をふきふき。
足もとは革靴。元気溌剌の若者。「お元気ですね。向こうの下りも大変そうですよ、頑張ってください。」
工業団地が広がる。
川崎市麻生区栗木。
下ると、「川崎市黒川青少年野外活動センターへ」脇に出ます。
ここでも賑やかな子ども達の声が。
「黒川青少年の森緑の保全地域」。
左に折れて、「黒川駅」に。
構内に
「クラシック音楽が育まれる街 黒川 読売日本交響楽団」。
「ここ黒川駅前で、オーケストラが育っています」。
黒川駅と「読響」とどういう関係があるのかな? くらいにしか思わずに、ホームで電車を待っていると、
突然、下りホームにワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の前奏曲が流れ、そのうち、電車が接近してきました。
ビックリと同時に、いささか感動! 待っている間も、クラッシックが聞こえてきます。
クラシック音楽
(小田急多摩線黒川駅 接近)
神奈川県川崎市麻生区では「しんゆり・芸術のまち」をキャッチコピーに、芸術文化を生かした地域活性化に取り組んでいる。2018年4月、区内の小田急黒川駅前に読売日本交響楽団の練習所が移転し、地域の新たなシンボルとなっている。そこで同年11月3日から、同駅の接近メロディーに楽団が演奏したクラシック曲が使われている。小田急が市と沿線のまちづくりに関する連携協定を結んでいることや、楽団から「一流クラシック音楽を親しんでいただく機会を提供し、地域文化の振興に貢献したい」という理念を受けたことから採用に至った。
1番ホーム(下り)はW.R.ワーグナー(1813-1883)が作曲した楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』から「第一幕への前奏曲」が、2番ホーム(上り)はフェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847)が作曲した「交響曲第4番イ長調『イタリア』」から第1楽章。このほか、構内BGMにも約110曲のクラシック曲が流されている。今回の取り組みを機に、駅構内に楽団の演奏会日程を掲出するなどの情報発信に力を入れて地域活性化に努めるという。
(「ご当地駅メロディー資料館-イベント企画メロディー」HPより)
というわけだったのですね。
次回の歩きもここからにしようかな、と。