顔 2023-04-01 11:16:06 | 自遊人マサル 顔には 人の心が現われる 現役の頃 自分の顔は 厳しい 怖い顔をしていた 今は穏やかな 顔になっていると 友人に言われ 鏡を見たが 自分には 判らない 散歩に出たとき 電車の乗るとき 改めて 人の顔を見ると うつむいて 下を見て歩く人 真っ直ぐ正面を 睨み付けて歩く人 穏やかな 笑顔で歩く人 人それぞれ 心の喜怒哀楽を 顔に写して 生きている
1枚の写真 2023-03-03 08:20:45 | 自遊人マサル 子供頃から 気になる1枚の写真が或る 実家の傍の 農家の仏壇にあった写真 たしか左はじに そっと置かれてあった その写真は 予科練の制服を着た 凜々しい姿の 少年の写真です 小中学の頃から 時々脳裏をかすめ 現役の頃も 退職後も 今でも時々 脳裏をかすめる 真実を知ったのは 先日姉との会話でした その人は予科練を志願し 休暇になると 私を連れて 遊びに行ったそうです 私を可愛がってくれた 人の写真でした 70余年を過ぎて 始めて知った真実 今では心の中手を合わせている手を合わせている
立冬 2023-02-02 11:14:04 | 自遊人マサル 暦の上では まだまだ 小春日和が続く 体に 優しい季節です 空は 青く澄み渡り 落ち葉の 木々たちは 紅く黄色く 葉を染め始め 冬水仙は 地中から芽を出し サザンカは 蕾を膨らませ 木枯らしの吹くのを待っている 毎年繰り返される 季節の移ろい 人間よりも 草木たちは敏感に 感じているのだ 冬の入り口を
お隣さん 2023-01-03 09:04:42 | 自遊人マサル 昔はでかけるときには お隣さんに 一声かけて 家を留守にしますので 庭木の水やり 郵便の受け取り 宜しく お願いします お互い様の 声かけです 今は 人情味が無くなり 留守を守るのは自分で お隣さんに 声もかけず 居留守を 使うように ラジオを流したり 灯を付けたりして 情けない 時代になったね
壊れる壊れる 2022-12-08 11:17:04 | 自遊人マサル 壊れる 壊れる 自分が 壊れて行く 最近特に 感じられる 言葉を忘れ 漢字を忘れ 顔忘れ 人を忘れ 覚えているのは 過去のこと 道につまずき 家につまずく 手すりを使って 階段を昇り下り 手すりを使って 風呂トイレ 電車に乗れば 優先席 壊れてきたとは 思いたくないが 若い人から 見れば壊れている 壊れていく 壊れていく 身も心も 壊れていく