宝船 2023-01-03 09:29:41 | 今日子詩集 初春 陽射しは眩しく 年が始り つい昨日までの鬱積が 嘘のように 霧が晴れて行く 殆どの物事は 我が心の置き所で変わる 変わろうとする気持ちだけで 変わらない物など無いのが 真実の逆転 招福宝来 気付きを畏れないで ほら あなたのすぐ近くに・・・
慰め 2023-01-03 09:23:43 | 小泉周二 美空のそばにいたら 泣けてきた 美空にはわけがわかるはずもない だけど 夏になったらいっしょに貨物列車に乗ろうね よくわからないけれど 美空がかけてくれた慰めの言葉 また涙が出てきた
冬の朝 2023-01-03 09:12:32 | 佐藤もも詩集 凍えるような 冬の朝 信号機前で 学校の登校旗を持って 子ども達を誘導する 子供達は先頭に6年生が 6人一組で 一列縦隊になり 交差点を渡る 着膨れした大人が通れば おはようございますと 黄色い声が響き渡る さっきの集合場所で ちょろちょろと「危ないよ注意」 ふざけ遊びしていた1年生も 神妙に並んでいる ママの格好いいかな? 王子はマイペース 車も交差点で行儀よく 左右に散って行く 空に薄日が差し始めた
お隣さん 2023-01-03 09:04:42 | 自遊人マサル 昔はでかけるときには お隣さんに 一声かけて 家を留守にしますので 庭木の水やり 郵便の受け取り 宜しく お願いします お互い様の 声かけです 今は 人情味が無くなり 留守を守るのは自分で お隣さんに 声もかけず 居留守を 使うように ラジオを流したり 灯を付けたりして 情けない 時代になったね
心の中 2023-01-03 08:50:23 | のりひと詩集 豊かな人生は 私の心の中で決める 心の中を常に涼風が吹く状態ににして ようこそ 菫の花を迎え ようこそ 周囲みんなの愛を歓迎し お返しに いとしいものたちを愛する 望めば私のステップも軽い 秋は萎れて見捨てられるけれど それは季節の巡り合わせ 丁度 誤解 一時の怒り 嫉妬 嘘 弁解 挫折 巡り合わせ 経験しなければ 豊かな人生の基礎は作れない たじろがない 何事にも揺れ無い 豊かな人生は 私の心の中で決める