ティルピッツ建造日記１０ 中央甲板２

ズドラーストヴィチェ　皆様

この三連休はいかがお過ごしでしょうか。
この冬一番の冷え込みらしいので外出されている方は
凍結などにご注意くださいね。

話変わって一昨日にバイオＲＥ２の表クレアがクリアできました。
色々と変わっているところはあるものの当時のグラフィックでは
分かりにくかった部分が「あ、こうなってたんだ」と理解できる
ようになっていてとても楽しめました。
ボス戦においても第２形態がとてもかっこよくみえましたｗｗ
デジモンにでてきそうでした。

次は裏レオンに挑戦する予定です。正味裏編はまともにプレイした
事がないのでほぼ知識無しです。　また精神ストレスを抱えながら
ビクビクプレイしたいと思いますｗｗ



さてさて、それでは本日の
§　ティルピッツ建造日記　§


前回に引き続き中央甲板の加工になります。
まずは甲板据え付け後には出来ない部分の作業から行います。
一つ目が砲塔旋回部のソケットです。
写真にあるように主砲や副砲関係は旋回出来るように為っていますが、
そのためのソケットを甲板裏から付ける必要があります。


砲単体でみるとこのような感じですね。
今回は大雑把なパーツの仮組後に塗装を行う予定としていますので
砲塔関係も仮組、塗装位置を確認してから取り外して個別塗装する予定にしています。
なので取り外しができるように裏面のソケットを甲板に直接着することにしました。


こちらは主砲の穴ですね。写真には撮っていませんが、一度砲塔をはめて
甲板との接点に溶剤を塗布したソケットを装着。　接着位置を決めたら
砲塔を取り外す・・・といった感じでソケット位置を調整していきました。


このような感じになります。まぁ、ソケットの中心が穴の中心にきていれば
問題ないので、そこまでシビアにならなくてもよいかなーっとは思います。


次は機銃用の下穴です。Ｆ３０の機銃用の穴が空いていないので
ドリル加工をする必要があります。


穴サイズは指定されているので特に困ることはないでしょう。
他にも数か所に穴あけ指定箇所があるので、説明書をよく見て空け忘れの
無いように注意しましょう。


ドリルを使っていると差し込み側の方が痕が綺麗な感覚があります。
貫通先は弾けたような切り口になってしまうのでドリル後はヤスリ等を用いて
フラットにしておきましょう。特にこの辺は木工シールが来るので凹凸には注意ですね。



それではここ最近で一番大変だった部位に移りましょう。
今作のビスマルクエッチングでは今までなかったパーツがあります。
それがこの側壁エッチングです。細部モールド加工された側壁のエッチングを
1階フロアのぐるり一周に貼りつけていきます。


元々の側壁はほぼフラット状態ですのでこのエッチングを付けることで
かなりのディティールアップにつながります。しかし、このエッチングには
多数の明り取りの穴が設けられており、そのまま接着すると折角のディティールの
質が落ちてしまいます。そこで・・・


必要箇所に応じて穴を空けることにしました！　かなり雑に見えますが、
各箇所に対応したエッチングを一度当てて、穴あけの必要な箇所をマーキング、
そこをドリルやらニッパやら色々駆使して空けて行った感じです。
全体を削ると強度が下がってしまいますし、かといって正確に必要箇所だけを
削るのは余計に大変なのでこのような形になりました。


エッチング取り付けです。フラット面はそのまま接着できますが、曲面部は
少し勝手が変わります。エッチングの曲げ加工を余程綺麗にしないとぴっちり
貼りつける事はできません。よって接着面とほぼ同じぐらいに曲げ加工をしたら
写真のように貼りつけ後にピンセットの張力を使って壁面に押し付けて接着
するのが楽ではないかと思います。
これだと手が空くので他の作業に移ることが出来ます。


エッチングを貼っていくとこのような感じになります。
大雑把な穴もエッチングで隠れてしまうので気になりません。
やはり穴が空いているかどうかはパッと見でもわかってしまう
（エッチング説明書は穴あけされていません）ので
細かい事ですが必要ですね。　なお、扉窓の小さい穴に限っては
エッチング接着後にドリル穴あけで対応しています。　事前穴あけは
メッシュ状（網状）の明り取り部に限ってですね。



ということで本日の作業は以上になります。
この作業が左右両サイドで行っていくのでかなり大変です。
左右では一部形も違うのでその都度マーキングも必要になります。
でもやはりこういう加工こそが艦船模型ならではの制作の醍醐味とも
言えるかと思うので楽しんで作業できましたｗ

次回ももう少し中央甲板になります。
それでは皆様　ダスヴィダーニャ　ノシノシ



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