タカちゃんの絵日記Ⅱ

日々の何気ない感動を、好きな絵や音楽、写真や動画などで綴ります。

   夫婦仲の良い事を「オシドリ夫婦」って、言いますよね。

2024-02-14 17:18:24 | 日記

夫婦仲の良い事を「オシドリ夫婦」って、言いますよね。

 

 

果たして、それがホントか?  嘘か?

それについては、検索掛けて見ました。

 

 

すると、二つの説がある様です。

 

① 鴛鴦(えんおう)の契(ちぎ)りという説

「鴛鴦」とは、雄と雌のオシドリのことです。

中国の戦国時代に宋の康王(こうおう)が 自分の家来である韓憑(かんひょう)の妻を権力で奪い取った。

韓憑は悲しみのあまり自殺してしまいました。   妻もまた、後追いするように自殺してしまいました。

民衆たちはこの2人に深く同情したました。   しかし、康王は死んだ2人のお墓を

わざわざ向かい合わせにつくらせたそうです。

「もし墓を1つに合わせられるなら、やってみるがよかろう」 と嫌味を言い放ったのである。

ところが、一晩たっただけで、梓(あずさ)の木がそれぞれの墓から生え出てきたのです。

さらに10日後、2つの木の枝がつながり、根は1つにからまり合ったそうです。

見事にふたりの墓は2つに合わさったそうです。   その後、この木の枝の上には、

ひと番(つがい)オシドリが棲みついたそうです。  これが「オシドリ夫婦」の由来だとする説。

『唐詩選(唐代の漢詩選集)蘆照隣』より。

 

② 思い死ぬ鳥という説

オシドリはつがいの片方が捕まえられると、 もう片方は「相手を思い」

悲しみの果てに死んでしまうと言われています。  この「思い死ぬ鳥」という言葉が略されて、

【オシドリ】 という名前が付けられたと言われています。  そして、それだけ愛し合っているという意味で

【おしどり夫婦】という言葉が生まれたという説。  

オシドリの本当の生態とは?  このように「愛情深い」象徴として使われるオシドリですが、

本当の生態も実際にそうなのでしょうか?

オシドリのつがい(番)は毎年春になると 巣 をつくるために 適当な場所を探します。

そこではちゃんと役割が決まっています。  樹の巣穴をつくるその場所を決めるのがメス。  

巣穴に羽毛を敷き詰めたり居住環境をつくるのがオス。

そして、交尾が終わるとオスはそそくさと巣から出て行きます。

巣を出てからは近くの池や川で暮らします。   一方のメスは巣穴のなかでじっと卵を守り続けます。

メスが巣穴のなかにいる間、オスは他のメスにちょっかいを出したり けっこう、浮気もするようです

メスはメスで卵にしか関心がなくて孵化(ふか)したあとも  オスはそのヒナに近づくことはなく、

メスだけで育てるそうです。

まとめ

夫婦仲の良い事を「オシドリ夫婦」と言いますが、、、、、ほんまもんのオシドリの 雄 雌 は、決して

絵に描いたような、仲良し夫婦では、無いようです。