気持ちのこもった作品提出ラッシュに目を細めております
日頃のお稽古ではお手本を臨書します
臨書にはいくつかの段階がありますが、基本お手本の再現になります
見て書いて再現することでお手本を書いた先生の書技や書体を身につけることができます
子供書初めは日頃のお稽古と同じ臨書ですが、大人の書初めでは臨書から離れる事も楽しんでいただきたいです
ピンときたお手本を選び、そこからインスパイアされた自分の中にある喜怒哀楽を紙に筆を通してぶつけていただきたいのです
そのエネルギーが仮にドロドロしたものであったとしても、紙にぶつければ作品のエネルギーにります
物にぶつけると器物損壊、人にぶつけると傷害事件になりますからご注意くださいませ
展覧会で『すごい!』と思わせる作品は、作家の情念と言うか執拗な思いと言うか、物凄いエネルギーが込められています
けれどそれを言葉や態度で示してはほしくありません
聞くに耐えられない、見るに耐えられないでしょうから、、、
けれど絵画や彫刻などの作品なら鑑賞する事ができるのです
それが鍛え上げられた書技やセンスに裏打ちされ、昇華された状態だからです
書の作品も同じです
無心になって書く事で自分の内面に繋がる事ができるのです
日々を一生懸命に生きていれば、青空の日もあれば曇天や大雨の日もあるのは誰にでもある普通のことです
モヤモヤだってたまりますよね
それ、紙にぶつけましょう
幸せな気持ちを誰かに伝えたくなったら紙に筆を走らせましょう
それがエネルギーのこもった作品の源泉になります
そんな作品も続々生み出されています
嬉しいですねぇ〰︎
高橋先生も横川先生も創り出す事の喜びに溢れた皆さんの笑顔をみてきっと喜んでおられると思います
一斉展示が楽しみです!