軽井沢バイシクルライフ

10年以上のブランクの後現役復帰した中年サイクリストの活動と昔話

2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム②レースの印象

2019-10-29 20:47:05 | 日記

(電動アシスト付き自転車のペーサーが誘導するスプリントレース、ロードでやるケイリンですね!)

前座のスプリントレース:ワールドツアーの海外選手は、手を抜いている感じでしたが面白いですね。

ペーサーが誘導して、ラスト1㎞で誘導員が離れてスプリント合戦というのは、ロードで行うケイリンです。短距離出身の私としてはクリテリウムより面白い!

昨年でしたか?マルセル・キッテル選手がスプリントレースに出走した時には手を抜かず、猛烈なスプリントを見せてくれました。

残念なことに普通のパパになるため引退。今年はアンバサダーとして来てくれました。彼だったらトラックの短距離種目、本当のケイリンでも通用できたのではと思います。キッテル選手の猛烈なスプリントは今も私の目に焼き付いています。

本当に素晴らしいスプリンターでした。

(スプリントレース、ゴール前の牽制、まるでトラックのスプリントレースみたいです)

次の前座レースのチームタイムトライアルも海外チームは明らかに手を抜いていました。

ウォーミングアップみたいなものですかね。 

しかし、発想は面白いです。1チーム3名で一周、3人目の選手のタイムが基準なので、トラックのチームスプリントみたいに、途中で一人ずつ離れて行っても、3人目がゴールすればよいのですから、ロードでやるチームスプリントみたいです。

(視覚障がいの人のためのタンデム車)

パラサイクリングタイムトライアル:いつ見てもすごいと思います。片脚の選手の走りは驚異的です。自転車のぺダリングは左右シンメトリーな運動です。少し体のバランスが悪くてもしっくりしないものですが、片脚でもあたかも両脚で回しているように錯覚するぐらい見事です!

(片脚のライダー、すごい!)

パラリンピックでの活躍を期待しています!

しかし、残念なのは、Jスポーツの放送ではこれらの前座レースがカットされていたことです。

(スタートを待つ選手)

メインレース:前座では手を抜いていてもさすがにメインのクリテリウムは、かなりの本気だったと思います。日本の選手も逃げ集団に入ってベースアップするので、ワールドツアー選手ものんびりしていられないです。

(スタートフラッグを振るのはさいたま市長さんと、アンバサダーのマルセル・キッテル氏)

いかにオフシーズンの日本旅行を兼ねての興業レースといっても日本のコンチネンタルチームに負けるわけにはいかないですから。

大怪我をしても何回でも復帰して頑張る新城選手はすごい!

敬意をこめて「不死鳥の幸也」、「鉄人新城」、「不屈の男」と呼ばせていただきます。

今年同じく大腿骨を骨折したフルーム選手はまだリハビリ段階の様子かもしれません。

完全復活して来年のツール本番では頑張ってほしいところですが、今年優勝のエガン・ベルナル選手、昨年優勝のゲラント・トーマス選手、更に今年のジロ・デ・イタリアチャンピオンのエクアドルのカラパス選手まで加わったチームイネオス、一体誰がエースとしてツールを走るのでしょうか?

エース級選手を何人も抱えたチームイネオスには色々な方面から反発も出てくることでしょう。 

コメント
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