(松本自転車競技場は標高1,000mの美鈴湖畔にある日本で一番高地にある自転車競技場です)
松本自転車競技場において、全日本大学対抗自転車競技大会が開催されています。
あいにくの雨の中での開催です。
8月13日には、チームパーシュート(団体追い抜き競争)が実施されました。母校の駒澤大学も参加したので、通常なら応援に出かけるところです。
しかし、今回はコロナウイルス感染防止のため無観客での開催となりました。YouTubeで動画が配信になるので、自宅での応援になりました。
残念ですが仕方ありません。
(今年5月、私も参加した松本トラック大会も無観客、万全の感染対策の中で開催されました。)
今回は一発勝負のタイムレースです。
17チームのエントリーでしたが順天堂大と明治大の2チームは棄権で、15チームの出走、駒大は1組目の出走です。ロードレースが活動の中心でしたが、トラック競技への参加は費用の面でも大変のようです。私たちの頃とは機材が違います。
無事4,000mを走り切ってタイムは4分43秒638でした。
やはりというか、別格の走りで日大が優勝でした。タイムは、学連新記録、大会新記録の4分6秒655でした。
第76回全日本大学対抗自転車競技大会 男子4,000mチームパーシュート決勝の成績
1 位 日本大学 4分06秒655
2 位 中央大学 4分08秒454
3 位 朝日大学 4分08秒734
4 位 鹿屋体育大学 4分13秒904
5 位 日本体育大学 4分13秒982
6 位 京都産業大学 4分14秒983
7 位 慶応大学 4分23秒265
8 位 早稲田大学 4分25秒069
9 位 法政大学 4分25秒262
10位 明星大学 4分26秒597
11位 関西大学 4分38秒465
12位 立教大学 4分38秒831
13位 立命館大学 4分40秒697
14位 駒澤大学 4分43秒638
15位 同志社大学 4分44秒558
順天堂大学 DNS
明治大学 DNS
(高地のためスケート場時代を通じて記録の出る走路として定評があります)
日大、中央大、法政大は私の時代も三強でした。そこに中京大学と東北学院大学の2校が加わり当時の学生自転車競技が回っていました。
残念ながら法政大チームは、途中で空中分解1走、2走、3走の間が大きく開いてしまいタイムを失ってしまいました。
また、かつては自転車競技に取り組んでいなかった大学が力を着けました。大会の度に遠路鹿児島から参加してくれる鹿屋体育大学、駒大からは目と鼻の先の日本体育大学や、岐阜の朝日大学などです。
賑やかになって嬉しく思いますが、都会の大学チームは道路事情の悪化で練習が大変になっている事と推察します。
トラック練習に行くのも手間はかかりますが、少なくとも公道よりも安全に練習できます。かつては川崎競輪場まで行ったものです。懐かしい。
上位3チームは別格のタイムですが、母校駒大については、よくぞトラック競技に取り組んでくれたと嬉しく思います。
トラック競技で基礎的走力を養い、ロードレースでの成績にもつなげてほしいものです。
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