軽井沢バイシクルライフ

10年以上のブランクの後現役復帰した中年サイクリストの活動と昔話

シクロクロスの未来

2019-12-03 21:10:15 | 日記

(今年の野辺山のコースは大変でした。私なら走りたくない…)

自転車サイトを見ていたら、シクロクロス世界選手権に出場する選手やスタッフの遠征費用の足しにするために、応援Tシャツを販売するという記事が掲載されていました。

シクロクロスの国際大会の遠征費については、多少はスポンサーや連盟からの支出があるとしてもかなりの部分を自分たちで賄っているのが現実なのでしょうか…

今年の開催地はスイスとのことで、相当な費用が掛かると考えられます。

確かに、私も選手時代にきちんと旅費や宿泊費が支給されたのは国体ぐらいだと思います。

しかし、それは私の様な大した力のない選手が国内の大会に出るだけなので、仕方ないですが、国体ではなくて世界選手権ですよ。

 

(翌日は未舗装路を走るイベントが開催されました)

ロードやあるいは五輪でのメダル獲得の可能性が高いトラック種目における世界戦への参加の場合はどうなのでしょうか?

種目は違えど、同じ世界自転車競技選手権大会です。

できれば公平の方が良いと考えていますが、もし不公平があるとしたら、シクロクロスは非オリンピック種目であるという事が金を出せない理由なのでしょうか?

日本でも近年はシクロクロスの人気の高まりを感じておりますが、もっとメジャーにしていかなければいけないです。

(今年も宇都宮ブリッツェンの熱心なサポーターが野辺山に来ていました。お疲れ様でした!)

そしてできることなら、シクロクロスを冬季五輪の実施競技に採用してもらう努力をUCI(国際自転車競技連盟)は行うべきだと考えています。

五輪憲章では冬季五輪競技は雪か氷の上で行うものに限るとされているとのことです。

以前もこのブログで触れましたが、若者のスポーツ離れを防ぐ目的で、スケボー、BMXフリースタイル、3人制バスケ等、ストリート系スポーツを大胆に五輪種目に採用しているのに、そのような建前にこだわるIOCの姿勢はナンセンスであると…

(未舗装路を走ることは自転車競技でも、陸上競技でも原点なのでは?昔は舗装路より未舗装路の方が多かったはずです)

 舗装された道路や板張りのトラックの上で走るだけが自転車競技ではないはずです。

昔の道路は舗装などされていなかったわけで、そう考えると野山を、時には障害物を乗り越えてでも前に進もうとするシクロクロスこそ、自転車競技本来の姿であり、王道なのかもしれません。

もっとこの競技の価値を高めていく必要を感じています。

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