軽井沢バイシクルライフ

10年以上のブランクの後現役復帰した中年サイクリストの活動と昔話

ワールドツアーライダー誕生

2019-12-04 23:01:40 | 日記

(2019年全日本ロードレース、入部選手涙の優勝)

現全日本ロードチャンピオンであるシマノチームの入部正太郎選手が、ワールドツアーチームであるNTTプロ・サイクリング(今年度まではチームディメションデータ)に移籍することが自転車サイトで紹介されました。

NTTがスポンサーのチームですから誰か日本人選手が入るのかな?と漠然と考えていましたが、全日本チャンピオンといえどもまさか30歳の入部選手が選ばれるとは思ってもみませんでした。

確かにもし、私がNTTプロ・サイクリングの監督だったら、もう少し若くて伸びしろがありそうな選手を選んでいたと思います。

(最終回は新城選手との一騎打ち)

今年の全日本ロード、私も見ていました。

新城選手との一騎打ちに勝利した入部選手の走りは見事でした。

しかも、少し前にお父さんを亡くされているのに立派でした。

ですが、考え方によっては、入部選手は今年がピークであり、更にレベルが上のワールドツアーで仕事をするのは無理があるという見方もあるかもしれません。

書き込みを見ていると、チームは成績なんか当てにしてない。スポンサーの顔を立てるために日本チャンピオンジャージーを来年6月まで着れる、入部選手を欲しかっただけだというような穿った内容のものもあるようです。

一方では、今年のジロ・デ・イタリアで活躍した初山翔選手はチームの解散も契機となり31歳にして引退することになりました。

一番は、やはりメンタルの問題なのかなと思います。初山選手は自分の限界を知るとともに選手としてやるべきことをやりきったという思いがあったのだと思います。

(入部選手ゴールの瞬間)

国内コンチネンタルチーム(3部リーグ)からいきなりワールドツアーチーム(1部リーグ)へ2部リーグ(プロコンチネンタルチーム)を飛び越えての昇格、しかも30歳という年齢で…

私だったら嬉しさよりも不安にさいなまれる毎日を過ごしているかもしれません。

しかし、私は今年の全日本で見せてくれた入部選手の「粘り」の走りを信じる事にしましょう。

入部選手のメンタル、人間的な成長に私は期待することにします。

チームの一員として仕事をこなして、できればツール・ド・フランスを走る入部選手を見れることを期待します。

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