FedoraからUbuntuに乗り換えて久しいが,やはり再びptexliveのお世話になることにした.Ubuntuのptex-binは文字コードがEUCでなければならず,UTF-8で書かれたファイルは処理できなかったのだ.
ptexliveをインストールするにはコンパイラなど開発環境が必要である.Fedoraであれば
達哉ん書斎 ~ほぼ毎日更新~: Ubuntuにptexliveという選択
これによれば,ptexliveのページの動作報告93を見ればよいらしい.報告者の方が添付ファイルとして上げてくださったptexlive.zipを解凍してディレクトリptexlive/を作り,そこにptexlive-20110322.tar.gzを解凍してディレクトリptexlive-20110322/を作り,さらにTeX Live 2009のisoイメージを置き,あとは
私は,ptexliveのコンパイル過程をroot権限でやるのが少し気持ち悪かったので,TeX Live 2009のインストールが終わったところでスクリプトubuntu_ptexlive.bashを止めて,あとは普通に
ちなみにptexliveのソースファイルはいつものところからptexlive-20110322.tar.gzをいただいてきた.
なお,makeの途中(8test.sh)で
ptexliveをインストールするにはコンパイラなど開発環境が必要である.Fedoraであれば
development-toolsを入れておけば問題なかったのだが,Ubuntuでは何をインストールしたら良いのか分からず途方にくれていたところ,達哉んさまのブログ記事を見つけた.
development-libs
patch
libXaw-devel
wget
fontconfig-devel
達哉ん書斎 ~ほぼ毎日更新~: Ubuntuにptexliveという選択
これによれば,ptexliveのページの動作報告93を見ればよいらしい.報告者の方が添付ファイルとして上げてくださったptexlive.zipを解凍してディレクトリptexlive/を作り,そこにptexlive-20110322.tar.gzを解凍してディレクトリptexlive-20110322/を作り,さらにTeX Live 2009のisoイメージを置き,あとは
$ chmod +x ubuntu_ptexlive.bashとやればよいようである.このスクリプトは,ptexliveのインストールに必要なパッケージのインストールから,TeX Live 2009のisoイメージをマウントしてインストールし,さらにはptexliveをコンパイルするところまで一気にやってくれる.ただし,インストールに必要なファイル一式の入ったディレクトリptexlive/は/tmpに置いておく必要がある.
$ sudo ./ubuntu_ptexlive.bash
私は,ptexliveのコンパイル過程をroot権限でやるのが少し気持ち悪かったので,TeX Live 2009のインストールが終わったところでスクリプトubuntu_ptexlive.bashを止めて,あとは普通に
$ makeとして無事にインストールが完了した.
$ sudo make install
ちなみにptexliveのソースファイルはいつものところからptexlive-20110322.tar.gzをいただいてきた.
なお,makeの途中(8test.sh)で
[CVE-2007-0104] testなるエラーが出るのは相変わらずだったので,再び動作報告/99にてchocolatさんが書かれていたように,8test.shの225行目を
CVE-2007-0104 is not fixed.
make: *** [stage8] エラー 1
if ! $BIN/pdflatex xpdf.tex 2>&1 | grep "recursive calls" > /dev/null; thenから
if ! $BIN/pdflatex xpdf.tex 2>&1 | grep "Loop in Pages tree" > /dev/null; thenへと変更して対処した.