日本語LaTeX環境(ptexlive)をFedora 15 (64 bit)にインストールした.ptexliveのバージョンは20110322である.
まず,ptexliveならびにそのベースとなるTeX Live 2009のインストールに先立ち,開発環境
まずはTeX Live 2009のインストールから始める.これは,パッケージマネージャーを用いる方法ではなく,ソースファイルなども含んだISOイメージが必要であるが,2011年現在はどこから手に入れたらいいのかは不明である.ともあれ,これはDVDに焼いてもよいし,もちろん
こうしてマウントしたTeX Live 2009のディレクトリ(上記の例では/media/TeXLive2009)に入り,
次は,ptexliveのインストールに必要な情報やファイルを得るため,いつもの土村展之先生のサイトを訪れた.
FrontPage - ptexlive Wiki
手順はこのサイト内のREADMEに詳しく書かれているので参照されたい.
あとはここからptexlive-20110322.tar.gzを取ってきてインストールした.具体的には,/tmp/あたりに/tmp/ptexlive/ディレクトリを作り,ダウンロードしたtar.gzファイルをその中に入れ,そこで
(注)
8test.shをそのままにしておくとmakeの過程で
まず,ptexliveならびにそのベースとなるTeX Live 2009のインストールに先立ち,開発環境
development-toolsをインストールした.
wget
development-libs
patch
libXaw-devel
fontconfig-devel
まずはTeX Live 2009のインストールから始める.これは,パッケージマネージャーを用いる方法ではなく,ソースファイルなども含んだISOイメージが必要であるが,2011年現在はどこから手に入れたらいいのかは不明である.ともあれ,これはDVDに焼いてもよいし,もちろん
# mount -t iso9660 -o loop texlive2009.iso /media/TeXLive2009などとしてもよい.
こうしてマウントしたTeX Live 2009のディレクトリ(上記の例では/media/TeXLive2009)に入り,
# ./install-tlと打ち込んでTeX Live 2009のインストールを行った.install-tlの中では"I"と打ち込んで,ありったけのファイルをHDDにインストールした.
次は,ptexliveのインストールに必要な情報やファイルを得るため,いつもの土村展之先生のサイトを訪れた.
FrontPage - ptexlive Wiki
手順はこのサイト内のREADMEに詳しく書かれているので参照されたい.
あとはここからptexlive-20110322.tar.gzを取ってきてインストールした.具体的には,/tmp/あたりに/tmp/ptexlive/ディレクトリを作り,ダウンロードしたtar.gzファイルをその中に入れ,そこで
$ tar xvf ptexlive-20110322.tar.gz
$ cd ptexlive-20110322
$ cp ptexlive.sample ../ptexlive.cfg
$ emacs ../ptexlive.cfg
何か必要であれば編集する
$ emacs 8test.sh
225行目: "Loop in Pages tree" ← "recursive calls" (注)
$ make
# make install
# exit
$ emacs .bashrc
ptexliveのインストールされたディレクトリにPATHを通す.
"export PATH=/usr/local/texlive/p2009/bin/x86_64-unknown-linux-gnu/:$PATH"
(注)
8test.shをそのままにしておくとmakeの過程で
[CVE-2007-0104] testなるエラーが出る.これは動作報告/99にて議論されており,その中でchocolatさまから,8test.shの225行目を
CVE-2007-0104 is not fixed.
make: *** [stage8] エラー 1
if ! $BIN/pdflatex xpdf.tex 2>&1 | grep > /dev/null; thenから
if ! $BIN/pdflatex xpdf.tex 2>&1 | grep > /dev/null; thenへと変更するという処方箋が出されている.