ビタミン屋

気が向いた時だけ書いてます。日常や旅行、趣味の記録。

神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル⑭

2017-06-02 20:14:00 | ヨルダン・イスラエル
こちらのホテルでも、サラダが充実しています。
イスラエルは有数の農耕国だそうで、野菜は100%国産なのだそうです。

ホテル ロイヤルウィング エルサレムのレストランでは、コシェルというユダヤ教の食事規定があります。
乳製品と肉類を一緒に食べない、とか、うろこのない海洋生物はNGとか。
うなぎはそういう理由で禁止だったのだそうですが、最近になって、実はうろこがあったことが判明したそうです。
それでうなぎはOKになるのか、という動きもあったようですが、ユダヤ教のトップの人たちの話し合いで、結局うなぎはNGになったそうです。
食べ合わせがNGな食品もあるので、日本から持参した醤油などの調味料は料理にかけないでください、と添乗員さんからお話がありました。

とてもおいしかったですよ!こちらは夕食の写真。お肉が出ているので、乳製品はありません。コーヒーもブラックで飲むことになります。

こちらは朝食。目玉焼きのトマト煮と、ポテトのグラタンもとってもおいしかった。
お肉がない代わりにチーズなどの乳製品が並んでいます。
ちなみに私は、朝食で不思議なものを食べました。

プリンらしいのですが、触感がヨーグルト。
味は確かにプリン…。ふしぎー。

では、旅行5日目の観光に出発です。
この日は1日エルサレム観光。3つの宗教の聖地をめぐります!

旧市街へ向かいます。

こちらの門は「糞門」と呼ばれています。
ちょっと汚い名前ですがase2
かつてこの門を通って人々の排泄物を運び出していたことに由来しているそうです。
糞門を通って、神殿の丘へ進みます。
神殿の丘に入るにはセキュリティチェックを受けなければいけません。
観光客で行列になっているので、少し待ち時間があります。


神殿の丘の入口にはこんなものが。

メズサというものです。
ユダヤ教の護符で、日本のお札と同じようなものらしい。
この中にはユダヤ教の言葉が書かれた羊皮紙が入っているそう。
いろんなお店で売っています。かなり高額なものもあるのだとか。
ちなみに、泊っているホテルの宿泊部屋の入口にもありました。


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神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル⑬

2017-06-01 22:02:00 | ヨルダン・イスラエル

ゲッセマネの園へと向かいます。

オリーブの木が8本残る庭園。
イエスの時代からのオリーブの木が現存しています。
このオリーブを破壊されるたびによみがえるエルサレムにたとえる人もいるのだそうです。
ここはイエスが頻繁に祈りをささげた場所として有名です。
最後はここで祈っているときに捕らえられたそうです。
大勢の観光客でたいへん、賑わっていました。
世界中からここに観光客が集まってきているのだろうなあ。
自分も聖書に書かれている場所を実際に歩いているなんて、信じられない気持ちです。

↑この木がイエスの時代からあるというオリーブの木です。
このゲッセマネの園の隣に万国民の教会があります。


もともとは4世紀に建てられた教会ですが、1919年にさまざまな国の献金により再建されたものだそうです。
教会の中では、4世紀当時のタイルも見ることができます。

ガラスケースの中が4世紀当時の床です。
天井や壁に美しい宗教画が描かれています。



最後の晩餐のあと、この後に起こる出来事を予感しながら、苦しみながら祈るイエス。

ゲッセマネの園でユダに裏切りのキスを受ける「ユダの接吻」

逮捕されるイエス。

祭壇の前には、イエスが祈ったという岩の一部がおかれています。
触りながら祈ると願いが叶うらしい。

もちろん、自分もお祈りしてきましたpeace

教会の外にも、最後の夜の祈りの様子をあらわしたレリーフがあります。


これにて、この日の観光は終了!
バスに乗ってホテルに向かいます。
この日(5月2日)はイスラエルの独立記念日ということで、街中がお祝いをしていたのだそうです。独立記念日には、バーベキューをするのが習慣だそうで、景色がすこし霞んでいたのは、みんながバーベキューをしているために発生した煙らしい。

ガイドさんの色々な話を聞いているうちに、今夜のお宿「ラマダ ロイヤルウィング エルサレム」に着きました。



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神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル⑫

2017-05-30 21:29:00 | ヨルダン・イスラエル
死海を出発。
国境越えがスムーズに進んだことで、時間に余裕ができたため、6日目に行く予定だったゲッセマネの園、万国民教会、主の涙の教会を観光することになりました。
バスはエルサレムへと入っていきます。

エルサレムのシンボル、岩のドームが見えます。バスを降り、この景色を見ながら、ガイドさんの説明を聞く。
残念ながら、風が強すぎて、イアホンガイドの音声がところどころ途切れて、すごく聞き取りにくい…(´・ω・`)
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教にとって重要な場所。
数々の歴史の舞台になった街なんだな、と。自分がそこにいることの不思議。

ゲッセマネの園に向かって、坂を下りていきます。


こちらはすべてユダヤ人のお墓です(ケデロンの谷)。
ダビデ王の時代から続く墓地で、最後の審判の日にここで死者がよみがえると信じられているそうです。
この向かいの丘にはムスリムの人たちのお墓があります。最後の審判の日によみがえって、ユダヤ人たちが神殿に入れないようにするためだそうです。
どちらも土葬だそうです。
お墓にも、イスラエルをとりまく複雑な事情があるんですね。
びっくりしました。

ゲッセマネの園の近くでは、このような古い時代の遺跡もありました。

亡くなった人の遺体を安置する場所だったようです。

竪穴式と横穴式があります。

そのすぐそばに「主の涙の教会」があります。

イエスがエルサレムを眺め、その滅亡を予言して泣いたというわれる場所に建つ教会。
教会のドームは涙の粒をかたどってあります。
いざ、中へ!

小さな教会です。

この窓からエルサレムの市街を一望することができます。
エルサレムを見て泣いたイエスと同じ目線になれるようになっているのです。
1955年に建てられたということで、けっこう新しい教会なんですね。
見学を終えて外に出ると、同じツアーの女性が修道士らしき人に注意を受けていました。
短パンにレギンス、という服装がNGだったみたいです(体の線が出るから?)
スカーフを腰に巻いて、OKをもらっていました。
UAEのモスクに行ったときも肌が見えるものは厳禁だったし、宗教施設は服装に関して厳しいですね。

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神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル⑪

2017-05-28 20:36:00 | ヨルダン・イスラエル
ホテルを朝7時に出発。ヨルダンとイスラエルの国境に向かいます。
国境越えには長時間かかることもあり、そのため早い出発となりました。

海抜0mの看板。

そこから国境のキング・フセイン橋(アレンビー橋)を目指してバスは走ります。

いざ、国境越えです。
ヨルダンでの観光バスを降り、ヨルダン人のガイドさんと運転手さんともお別れ。
ヨルダンの出国審査に進みます。
出国税は15$。

最初の窓口で荷物を預け、2つ目の窓口で、パスポートの裏表紙にシールを貼ってもらいます。
セキュリティチェックを受けて、出国審査。
パスポートと、出国税を支払ったレシートを見せる。
ちなみに、イスラエルの入国スタンプは押されません。
なのでパスポートに渡航履歴が残らないのです。
代わりに、自分のパスポートの顔写真が複写された小さなカードを渡されます。

夫は、お役人にパスポートを見て「イバラキってどこ?」と聞かれたらしい。
私は、「さっきの人、あなたのハズバンド?」ときかれ「Yes!」と答えると、「good!」と言われ、すんなり通されました。
緊張していたので、あっさり通してもらえてよかったー。
難しいこと聞かれなくてよかったー。

イスラエルに入国!
イスラエルのガイドさんと合流します。
こちらのガイドさんは、イスラエルに嫁いだ日本人女性の方。
イスラエルのバスに乗り、死海に向かいます。


死海に到着!

まず、レストランで昼食をとります。

リゾートですね。
北欧の国からは、死海に療養でくる人も多いのだそうです。
日照時間が少なく、皮膚病になりやすい北欧の人にとって、死海は絶好の療養地だそうです。
死海は紫外線が強くなく、日にあたるには最適なのだとか。
死海へ療養に来る費用を社会保険から負担する制度のある国があるそうです。

更衣室で水着に着替えて、いざ死海のビーチへ!

ガイドさんと添乗員さんから、「絶対に泳がないこと!」との話が事前にありました。
塩分濃度の強い死海では、体が自然に浮くので、静かに浮いているのがよい、とのこと。
泳ぐと目に入ったりして、やばいことになるのです。
以前、注意されていたにもかかわらず、クロールをしてしまった70代の方がいて、目が真っ赤になってしまったそうです。

死海のビーチはすっごく暑くて、足の裏がやけどしそうでした。
ゆっくり、水の中に入り、浮かぶのによさそうな場所まで移動。
途中、突然深くなって、泥に足をとられてしまうことも。

静かに体を傾けると、本当に浮きました!
が、手をつこうとすると、なんか深くなっていてパニックに。
ひっくり返って、思いっきり目と口に死海の水が入ってしまいました。
ひー。
目が痛すぎて、開けられない。
死海の水、しょっぱすぎて、めっちゃまずい。
同じツアーの人がタオルを貸してくれ、とりあえず、目をふきましたが、痛すぎる。
急いで、シャワー(ビーチにシャワーがあります。)で洗う。
少し落ち着きました。
再び、死海で浮き、記念写真!

美容効果の高い、死海の泥を体にぬりぬり。
日本のエステで「死海の泥エステ」をしたら、数万かかる。今やれば無料!
いっぱい堪能して!とガイドさんから言われました。
お肌がトゥルントゥルンに!

体がだんだんひりひりしてくるので、10分ほどで、死海から出ました。
浸透圧で、どんどん体の水分が抜けていくので、ペットボトル半分の水分を補給。(ガイドさんにそうするように教えてもらいました。)死海に浮かぶ私たちは漬物状態なのだそうです。

みんなが浮遊体験を楽しむエリアの奥に立ち入り禁止の網が貼ってあります。
地雷が埋まっているのです。
日本にはない光景です。

色々な体験ができた死海のビーチでした!
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神秘のペトラ遺跡、死海、イスラエル⑩

2017-05-28 20:04:00 | ヨルダン・イスラエル
40分ほど階段を上って、ひらけた場所に出ました。



目的地のエド・ディル(修道院)です。
エル・ハズネと並んぶペトラの見どころです。
高さ48.3m、幅47mの大きさでペトラ最大の建造物。
饗宴のための広間そしてもちいられたそうで、2世紀初頭の建物です。

私たちは、さらに先に進んで、展望台の上を目指します。

うわっ。ここを登っていくの(^-^;!?
なんか、すごい。


展望台から見下ろしたエド・ディル。
大変だったけど、やっぱり上ってよかった。

展望台を下り、エド・ディル前の売店で飲物を注文。
添乗員さんや、同じツアーの方たちと話をしながら、休憩。

再び、来た道を引き返します。

なんか、喉が痛いなあ。
トローチをなめる回数が増えていました。
風邪かな?いやだなあ。
結局、日本に帰国したあと、回復しました…(´・ω・`)

帰りにサンドボトル屋さんによると、ちゃんと自分たちの名前入りのサンドボトルができていました。


この道を歩いているとき、すごく遠くまで来たのだという思いが湧いてきました。

夕方のエル・ハズネ。

シークを出てから、出口までの道のりが長く感じられました。
疲れていたからでしょうか。丸1日歩き通しでしたし。暑かったです。
馬車に乗る気持ちもわからないでもないなー。

コーラを買って、休憩。
アイスもちょっと迷ったけど、やめておきました。

一息ついて、ビジターセンターを見学。
ペトラで出土したものや、歴史についての展示がありました。
説明がついているのですが、英語なので、ところどころしか意味がわからなかった。

バスでホテルに帰り、夕食となりました。

夜、希望者はワディ・ムーサ(ホテルのある地域)の町を散策できることになっていました。
私は風邪気味で、疲れていたのでやめておきました。
夫は行ったのですが、参加者は夫のみだったそうです。

明日は、イスラエルに入国します。
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