「ガリレオの愛と哀しみ
愛する人を守ることは罪なのか。シリーズ最大の秘密が明かされる。
房総沖で男性の遺体が見つかった。失踪した恋人の行方をたどると、関係者として
天才物理学者の名が。草薙は、横須賀の両親のもとに滞在する湯川学を訪ねる。」
(帯より)
秋田県のある小さい村から、高校を卒業した女性が千葉の紡績工場へ就職し
「矢野弘司」と偶然出会うことから始まった.
裕福ではなかったが幸せだった中、出産間近で弘司が脳出血で死亡。
彼女は働いていた紡績工場の近くの児童養護施設の門に、手作り人形とともに置いた。
小説の中にはその女性の名前は書かれていない。
ただ、「彼女」とだけ書かれてストーリーは始まった。
時は経ち、そこからミステリーが始まる。
登場人物の誰が「彼女」なのか?
真実は、また本当の血の繋がりは必要か?
寂しい不幸な女性たちが生きるためには、過去はいらない。
今を生きていることが一番大事で、生きているそのものが真実ではないでしょうか。
でも、最後まで真実を読み取る事が出来ず、過去は大事ではないと
言いながらも、、、あ~~~! 真実が、関係性が~、知りたい!!!
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