Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

エジプト考古学博物館

2018年12月31日 | 旅行
エジプト航空のロゴマークは古代エジプトの天空と太陽の神「ホルス」を
表す「鷹」をモチーフとし、安全な飛行の願いが込められているそうです。
            

「ホルス神」に守られて、空路1時間10分、無事にカイロへ到着。

空港にレプリカの黄金の椅子らしき物を見つけましたが、
すぐ移動する為に側まで行けませんでした。


エジプト考古学博物館


        


                     



周囲の景色
     

館内
  

ツタンカーメンの部屋は”写真撮影いっさい禁止”だったので、
絵はがき付録のDVDの写真から。

「黄金のマスク」 

ブルーの色調がとても神秘的。 
幸運を招く石、ラピスラズ風の青ガラスや黒曜石が使われているとか。



マスクの裏側にはヒエログリフが刻んであり、
「このマスクは王を守護するものである。」という意味のことが書かれ、
ファラオ復活のために集められた神々が刻まれているようです。

           
         


ツタンカーメンの臓器が入れられた「カノープスの壺」
     大理石で作られているようで、とても美しい顔でした。
   

壺は「カノープスの厨子」に収められ、さらに4つの厨子で覆われていたそうで、
その厨子も木製に金箔張りで、それぞれ宝石等で飾られ大変豪華な物でした。



「ツタンカーメンの黄金の玉座」


ツタンカーメン王に王妃アンケセナーメンが香油を塗っているところのようで、
なんの香油なんでしょう? 
  既に、私はシミに効くと言われた「クイーン・クレオパトラ」と
  リラックス効果のある「ベルガモット」を香油店で購入していましたが。


   
スカラベがモチーフの宝飾品
         



神殿のレリーフでたくさん描かれた花ですが、なんの植物でしょう?
残念ですが、質問し損ねました。パピルスの花?? アマルナと書かれてますが・・・。


「ラーヘテプとネフェルトの座像」
            

ホルス神に守られる「カフラー王」


「神官カーアペル」の像
4300年前のエジプト最古の木像。
村長でもあり、同時に神官の役割もしていたそうです。
ごく普通の何処にでもいそうなおじさんです。(^^)
                

古代エジプト時代の頭脳明晰でエリートであった書記。


映画「ET」に似ている?
         

古代エジプト文明の遺品や美術品の数え切れない秘宝を、
満足するまでじっくりと味わう時間はありませんでしたが、
4000年以上も前の至宝を実際に鑑賞出来たことは感無量でした。

「ツタンカーメンの黄金のマスク」は、3大ピラミッド近くに完成間近の世界最大級と言われる
「大エジプト博物館」に移される予定のようです。


昼食はレストランで「ケバブ料理」でした。
串にお肉を刺してローストしたものでしたが、硬くて美味しくなかったので
残してしまいました。


               

レストランの入り口で、「このコーナーのもの全てワンダラー」の表示でお土産を販売。


昼食後は空港へ。

船上でのお楽しみ

2018年12月30日 | 旅行
船内イベントのベリーダンスショーの華やかさとテンポよいリズムに
魅了され、民族楽器の打楽器で参加したい気持ちになりました。
          

ベリーダンサーの条件として、お腹のふくよかさも必要なんて
全く想像もしませんでした。 1つ知識が増えました。
ネットで調べたところ、「ベリーダンス」はお腹が主体となるので、
ふっくらとした丸みが官能的とされているそうです。
また、成熟した女性の存在力を表現するためのダンスと言われています。



続いて男性が踊るエジプト民族舞踏「タンヌーラ・ダンス」を鑑賞。
ぐるぐる旋回し続けることで神に近づくとされるイスラムの踊り
「スーフィーダンス」を観光用にステージ化されたものだそうです。
      

軽快な打楽器の伴奏に乗って、赤、青、緑、黄色等、原色の
スカートのような豪華な衣装を纏い、クルクル回りながら踊る
ダイナミックで華麗なダンスに感動

踊りの途中でサロンが暗くなったと同時に、民族衣装が光り始めました。


スカートは三層式になっていて、1つ目は頭上で回し、2つ目と3つ目は
分かれてハイ☆スピードで回り始めました。
踊り手も最初から最後までかなりの時間回り続けて踊り、
よく目が回らないものだと拍手喝采。
異国情緒満点 Bravissimo

エジプトの「ベリーダンス」、「タンヌーラ・ダンス」を目の前で
鑑賞出来たことは貴重な体験でした。

ディナーの最中にレストランのスタッフが打楽器のリズムで踊り出したので、
何事?と思ったら、


こちらのグループの女性のお一人がこの日、お誕生日でした。
       

呼び出されてダンスタイムが始まり、みんなでお誕生日の歌を合唱
赤いワンピースの女性がお誕生日でした。(*^_^*)♪



翌日は下船し、ルクソールから国内線で1時間10分、カイロへ。
いよいよ、「ツタンカーメンの黄金のマスク」とご対面です。

モーニングコール; 4:00 、出発; 5:00

居心地の良い、楽しいクルージングでの宿泊でした

            ***************

「エスナの水門」に入るのが、ディナー中の20時頃で、その上暗くて残念ながら
見られなかったのですが、絵はがきのおまけ?のDVDで写真を見つけました。



船の上にみんな集まってます!  いいな~(^^)
                    

ルクソール東岸観光

2018年12月28日 | 旅行

カルナック神殿とルクソール神殿


世界最大級のカルナック神殿

「古代エジプトの象形文字で名前を刺繍したエジプト綿100%」の
Tシャツを着こなすハニーさんの後ろ姿(^_^)vの向こうに神殿。


毎回、色やデザインの違うTシャツを着用。どれもよく似合ってました



頭は羊、胴体はライオンのスフィンクス像が並んで、お出迎え。


スフィンクス像の顎の下にはファラオのミイラ像?
        

この横道は何処に続いているのでしょう?




ツタンカーメンのスフィンクス像
        


              

開花パピルス様式をかたどった大列柱や閉花パピルスの大列柱が続いてます。







何が何やら。  石柱の森のようです。
             

ハトシェプスト女王が建てたオベリスク(左)、トトメス1世のオペリスク(右)






神殿の聖なる池のほとりに横たわっているもう一対のオベリスク。
  古代エジプトのものとは思えない程に綺麗でした。
      

スカラベの像


「スカラベ」は古代エジプトでは太陽神の象徴として崇拝されたそうです。
また、幸せを呼ぶそうで、エジプト旅行の記念品として、
ペンダントトップとパピルスの絵を買いました。

スカラベの像の廻りを3回廻ると幸せに、7回廻るとお金持ちになると
言われたので7回廻りました!
86才のご婦人は、7回どころでなくグルグルと廻られてましたが、
何を願掛けされたのでしょう。

スカラベからの景色
      

美しいレリーフや古代文字

    













ルクソール神殿
  1対のラムセス2世の座像、手前には高さ25mのオベリスクが1本立っていました。
  オペリスクは左右で2本あったそうで、もう1本はフランスのコンコルド広場に。
  





上方に見える「入り口」の下まで砂に埋まっていたそうです。

    

なんと、虹が。。。


礼拝堂の下に神殿が存在してたなんて!


クレオパトラとMr.?の像
  クレオパトラの像はここにしか存在しないそうです。

                      

数え切れないほどの円柱が並んでました。


                





壁画の赤色が少し残っていたけど色の原料は何だったのだろう? 
ルビーの石それとも赤い土? 知りたい!


                       







FEST DI FINE ANNO

2018年12月22日 | 日記

nonna4人でお喋り忘年会を開催(^^)

 デパートの「美濃吉」でランチ忘年会
  予約席で埋まり、窓側の日の差し込む席かカウンター席しか
  空いていませんでした。
  ここで、おばさまたちがどうしようかとひと悶着。
  日差しを避けた所に机を寄せて頂いて、どうにか着席!


「冬の会席弁当」

 冬の彩り盛り合わせ・聖護院大根の柚子餡かけ・海老と野菜の天ぷら
 生麩の煮物・筍と里芋の味噌かけ・カニの蒸し寿司・名物白味噌仕立ての椀物

本日のお造り盛り合わせ


お弁当の蓋の熨し絵「南座顔見世」   
      
  

引き出しお重の京弁当


美味しい京料理と楽しいお喋りでお腹いっぱいになりました。

食後のデザートを求めて、シェラトンホテルへ乙女気分で移動。
   ホテルのツリーは次々と鮮やかに色変わり  


             

           

よく見ると、逆さツリー   ツリーの下にはプレゼントがいっぱい



チーズムース、苺ショート

            

マカロンと苺ソースのショートケーキ  キュート

フルーツいっぱいデコ
                

甘いケーキといっしょに1年分のストレス解消の「大トークショー」が延々と。
でも愚痴などでなく、いろいろな話題や旅行の話で、おばさん得意のお喋り専念。

みんな楽しく過ごし、新年会を約束して、デパートでお惣菜を買い(^^)、
暗くなった中をそれぞれ帰路につきました。

Merry Christmas Buon Natale

   

ネフェルタリの墓

2018年12月18日 | 旅行
「イシス神殿観光とファルーカ船体験」のオプションに続いて、
「ネフェルタリの墓」オプションツァーに小型バスで移動。

「王妃の谷」、「ネフェルタリの墓」のチケット
     

ネフェルタリの墓に続く道
   





途中にも王妃たちのお墓の入り口があり、そのひとつにアラビア語のみの標識もありました。
帰国後、「Google 翻訳アプリ」のカメラを使って翻訳してみました。
「受諾は無料パスまたは無料訪問の対象となります」???
  ← 「許可を貰えば、無料で入れますよ」と言うことかな?
 私にとって、アラビア語は楽譜のような美しい流れが感じられる興味深い文字です。
  
              



カメラは持ち込み禁止の為、ガイドのハリーさんに預けました。
スマホは鞄の中でOK.   中の滞在時間は10分。

入り口 「TEN MINUTES ONLY INSIDE THE TOMB」とちゃんと書かれてました。


「ネフェルタリの墓」の部屋の構造図
         

最後のグループだったので、中での滞在規定時間より少し長く居ても良いことになり、
壁画の説明も少し聞くことが出来ました(^_^)v



またね。バイバイ
                

写真撮影は禁止でしたが、なんと、なんと
アブシンベル神殿観光で、ハニーさんに予約して買った絵はがきの付属DVDの
中に「ネフェルタリの墓」の写真がありました
                
          
その中から拝借



古代エジプトの女神「マート」
         





葬祭を司る女神 「ネフィティス」
         



王冠をかぶり、身体を包帯で巻かれミイラとして王座に座る「オシリス」
               

ハゲタカの姿をした女神「ネクベト」
上エジプトの守護女神として歴代のファラオに篤く尊崇された。(ネット調べ)


これを見たかったのです
         

「セネト」
紀元前3500年ころ、王朝誕生前のエジプトから古代エジプトに存在した最古のボードゲーム。
今でいう「2人対戦のすごろくゲーム」。ネフェルタリがゲームをしてます

人が訪れる事で遺跡内の湿度が上がり、壁画を傷めてしまうために長年非公開だったようです。
その為、見学できる人数、見学時間も5~10分と決められています。

ハニーさんの話では今年2018年いっぱいで、また非公開になると言われてました。
3200年前の保存状態の良い色鮮やかな素晴らしい壁画を身近で見ることが出来、
高額(16000円)ではありましたが、3200年前の壁画をこの目で実際に見られたなんて
奇跡のようだし、大満足でした。

また、絵はがきの付属DVDにも感謝です
記憶の中の壁画をより鮮明に掘り起こしてくれ、
    これからの薄れゆく記憶をも呼び戻してもくれるでしょう。

この後は船に戻り、昼食を済ませ、午後から「世界遺産 ルクソール東海岸観光」へ。