観光バスの中から、見慣れた砂埃の建物や車を見ながらカイロ国際空港へ。
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道路からはモスクの建物をよく見かけました。
人口の9割がイスラム教であるエジプトは数多くの礼拝堂モスクがあるのです。
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一段と大きなモスクが視界の中へ。
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要塞の中に礼拝堂の丸い屋根が・・
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ひょっとして、訪れたかったかの有名な「ムハンマド・アリ・モスク」?
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礼拝堂の屋根がふたつ見える~~。
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このツアーには、モスクの見学は予定に入っていませんでしたが、機会があるかもと思い、
モスク内では靴を脱ぐそうなので一応靴下をいつもバッグに入れてました。
ツアー仲間の1人、”旅の友”さんが現地ガイドのハニーさんに度々興味深い質問をされていました。
彼女は寝ていると疑問が次々に湧いて来て、「あーでもない、こーでもない!」と考え、
寝られなくなるという歴女さん。
その中で、「イスラム教徒は毎日何回か礼拝をするけれど、礼拝をしない人は周囲の人々に
何か言われないの?」の質問に対して。
=「バスの運転手が、その度に車を止めお祈りしてたらどうなります?
お祈りは強制ではないのです。
お祈りは人間と人間との関係ではなく、”神と人間”との関係なので、
お祈りをしないと言って責める人はいません。」と。
『神と人間との関係』。 私は目から鱗が落ちたようで感動しました!
「イスラム教は一夫多妻制を認めてますが、実際はどうなの?」
=扶養面、愛情面等全てにおいて平等公平にしなくてはならないので、
なかなか難しく、実際は殆どいないそうです。
ハニーさんの周りには一人だけ、2人の妻のいる友人がいる。
最初の妻が病気がちで身体が弱く、お産も困難という理由があったそうです。
また、ナンバーワンの妻には拒否する権利もあるそうです。(安心しました。)
それに戦争などで男性の数も少なかったので、女性の社会救済策でもあったようです。
エジプトの女性もけっこう強くて、ハニーさんは妻も働いているので、家事を手伝っているとか(^_-)
また、道路での物売りの人達が盛んに「ワンダラー、ワンダラー(1ドル)」と呼び込みしてますが、
あれは一種の挨拶言葉。
実際に、エジプト綿の大判スカーフを「ワンダラー!」なんて言うものだから、
これは超安いなんて思い、買う気満々で見に行くと、やはり単なる「こんにちは」でした。