Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

COVID19  どこまで・・・

2020年03月30日 | 日記

お笑いタレントの志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎のため、3月29日逝去。今年1月に胃の手術をし、体力も落ちていたところでの感染があったようです。 「大丈夫だあ~! アイ~ン!冗談だよ。」とまたテレビに出てきそうで。。。 ご冥福をお祈りいたします。

東京の知人からの情報で、4月2日の夜に「緊急事態宣言」発令が。。。他国の首相は、はっきりと強い口調でシンプルに「外出自粛」を緊張感を持って訴えているのを聞くと、他国の事ながら聞いてる私にもしっかりと伝わってきます。日本は訴える側がだらだらと緊張感が感じられなく、COVID19のことでさえ、自分の言葉でなく、暗記した通りに喋っているようにしか私には聞えないので、残念! 自粛も緩んできているように感じるので、もっと強い宣言が必要かも。

身近では、進学先の中学校の入学式の縮小や5月の宿泊研修の中止、大学入学式の中止、講座等の休校、会社の時差出勤や在宅勤務の延長等まだまだ続いています。

最近、イオンの出入り口に消毒液が置いてな~い! 

スーパーのお買い物カートが汚染されているかもと思っているので、たっぷり消毒液を付けて握っています(笑)。  マスクはリードキッチンペーパーをマスクの間に挟んで使用。こうするとお化粧がマスク自体につかないので。これは、みなさんに好評でした。また、お友だちはスーパーでの食品の選び方にも気をつけているそうです。以前は手に取って選んでいたけど、最近はジーと見つめて目だけで選んでいると笑わせてくれました。マスクは未だに手に入らないので、帰宅後、手を洗う時に一緒に洗って干して使っているとか。先日は、使い捨てゴム手袋をはめてスーパーでのお買い物をしている人を発見し、そう言う手があったかと感心しました。いろいろ考えて、COVID19を少しでも連れて帰らないようにみんな考えて過ごしているのです。

WHOが新型コロナウイルスに付けた名前「COVID19」をネット検索してみると、「CORONAVIRUS(コロナウイルス)」から「COVI」、「DISEASE(疾病)」から「D」、そして発生年である2019年の「19」を付けた。なるほどね。明解でぴったり! 「コヴィド19」なんてちょっとかわいい響きに聞える。。。

今日はお買い物のついでに、雨の中を歩いて近くのしだれ桜を楽しみました。 今が満開でいつもと変わらず咲き誇っていた桜がほっとした安らぎを与えてくれました。

         

早く心配なく外出できるようになりたい!!

「クラーラ マンドリーノ」で過去合奏した大好きな曲のひとつ。心癒やされるメロディーです。

青山 忠 マンドリンアンサンブル / 今宵・SAKURA


出口が見えない (T_T)

2020年03月29日 | 日記

昨年、中国武漢で新型コロナウイルスが発生し、ニュース報道されてから、4ヶ月近くが過ぎようとしています。

5月下旬に出発予定の旅行予約を2月に入って直ぐにキャンセルしたとき、旅行会社が「その頃は大丈夫ですよ」と。 私も1月初め頃は、ぎりぎりまで様子見をしようと思ってました。でも、毎日のテレビニュース、新聞やネットニュースを見ているとこれはおかしいと不安を持ちました。 日本が収束してもこの先、海外はどうだろう? また、アジアで始まったコロナ感染、気持ち良く受け入れて貰えるかとも。

その後、感染が地球規模であっという間に広がり、今では恐怖すら感じます。

学校も休校となり卒業式までもが縮小され、異常事態です。講座やジム等も当然お休み。3月までの予定が4月まで延長の連絡もありました。 イタリア語教室も先生を含めて3人で個人的に勉強していたのですが、3月は自粛してお休みにしました。先生は他の多くの教室も休校となり、暇になった時間を大掃除と断捨離にあてるとの事でした。3月ももう終わりです。感染者が増える一方で出口が見つかりません。。。。こんな状態になるなんて、当初は思いもしませんでした。

グローバルリスク、コロナショック、エアロゾル感染、パンデミック、クラスター、ロックダウン。 何なの?というくらいに横文字が飛び交い、専門家、政府が喋っています。

子どものころ読んだグリム童話「ハーメルンの笛吹き男」をふっと想い出しました。鼠退治の報酬が約束通りに貰えなかった笛吹き男が、その後町の子どもたち全員を笛で誘って連れ去って行ったーーというお話です。のちに知ったのですが、大量のネズミは疫病のチフスのことで、いなくなった子どもたちはその疫病で亡くなった子供たちのことであることを。今、COVID19はリスクを抱えた人たちが特に要注意で、死に至る確率も高いとのこと。リスクの一つである年齢に該当する私は不安で、外出は必要最小限にして自粛を心掛けています。

イタリアでは特に異常事態ということで、フィレンツェでお世話になったLauraのことが心配になり、連絡を取ると「今できるすべての対策を取る!!すべてがOKとなり終わるまで!」と力強い決意が返ってきました。

イタリアでは3月8日は「ミモザの日」で国際女性デーでもあるそうです。日頃の感謝の意を込めて、男性から女性に綺麗な黄色のミモザの花が贈られるそうです。この時期には、街々でミモザが売られ黄色一色に!

散歩コースで見かける枝いっぱいに黄色の花を付けたミモザ(3月21日撮影)

        

日本では「コロナ疲れ」とか言われてますが、「コロナ慣れ」ではと思う程人出が多いところもあるようです。 何となく自分は大丈夫と思っているのでは。。。

都市圏では不要不急の移動、外出の自粛を強く求められているようです。

みんなで、無事に切り抜けましょう!

1日も早く治療薬やワクチンが出来るように強く願っています。