前回一度見逃した映画「手紙は憶えている」を観て来ました。
老人介護施設で暮らすナチへの復讐に燃えるふたりの老人の話です。
妻の死も忘れてしまう認知症のゼブ(クリストファー プラマー)と車椅子生活で身体の不自由なマックス(マーティン ランドー)。
マックスがゼブに1通の手紙を渡す。それには、70年前アウシュビッツで殺された家族の復讐のための細かい旅程や段取が書かれている。
その仇はアウシュビッツで亡くなったユダヤ人に成りすまし、アメリカで暮らしている。その同姓同名の4人から、容疑者ひとりを見付け出して復讐をする旅である。
寝ると記憶を失うゼブは、自分の腕に「手紙を読む」と書き込む。私は〈シャワーを浴びると消えちゃうんではないの?〉なんて心配しました。
ゼブは目覚める度に先ず一番に奥さんの名前を呼び、探す。その繰り返しである。90歳の認知症ゼブの旅を見ている私はハラハラ、ドキドキで気を抜くことが出来ません。当然、容疑者もまたゼブと同じぐらいの高齢である。
ある日、ごった返す街の中で愛する奥さんと見間違い、交通事故にあう。運ばれた病院の病室でテレビマンガを見て、声を出し 笑って 心底リラックスしている一場面が 唯一ホッと息つける瞬間であった。
不思議なことに、この映画には回想シーンが全くない。
静かで、美しい森の中で暮らす4人目が 捜し求めた仇であったが・・・。
この映画の原題「Remember」は、和訳すると「思い出せ」。
最後にゼブは「 I remember.」と言って・・・。
ずーっと、息の付けないサスペンスでした。
結末を語りたーい‼︎
是非 何処かの映画館で見かけたら見て下さい。
老人介護施設で暮らすナチへの復讐に燃えるふたりの老人の話です。
妻の死も忘れてしまう認知症のゼブ(クリストファー プラマー)と車椅子生活で身体の不自由なマックス(マーティン ランドー)。
マックスがゼブに1通の手紙を渡す。それには、70年前アウシュビッツで殺された家族の復讐のための細かい旅程や段取が書かれている。
その仇はアウシュビッツで亡くなったユダヤ人に成りすまし、アメリカで暮らしている。その同姓同名の4人から、容疑者ひとりを見付け出して復讐をする旅である。
寝ると記憶を失うゼブは、自分の腕に「手紙を読む」と書き込む。私は〈シャワーを浴びると消えちゃうんではないの?〉なんて心配しました。
ゼブは目覚める度に先ず一番に奥さんの名前を呼び、探す。その繰り返しである。90歳の認知症ゼブの旅を見ている私はハラハラ、ドキドキで気を抜くことが出来ません。当然、容疑者もまたゼブと同じぐらいの高齢である。
ある日、ごった返す街の中で愛する奥さんと見間違い、交通事故にあう。運ばれた病院の病室でテレビマンガを見て、声を出し 笑って 心底リラックスしている一場面が 唯一ホッと息つける瞬間であった。
不思議なことに、この映画には回想シーンが全くない。
静かで、美しい森の中で暮らす4人目が 捜し求めた仇であったが・・・。
この映画の原題「Remember」は、和訳すると「思い出せ」。
最後にゼブは「 I remember.」と言って・・・。
ずーっと、息の付けないサスペンスでした。
結末を語りたーい‼︎
是非 何処かの映画館で見かけたら見て下さい。