東寺前の〈京都みなみ会館〉でドキュメンタリー映画「追憶」を見て来ました。
1944年、南太平洋に浮かぶパラオ諸島の小さな島ペリリュー島での70日間に及んだ日米の壮絶な戦いを映像で描き出したドキュメンタリーです。
アメリカの国立公文書館の資料映像に、元日本兵、アメリカの元海兵隊員、島民の証言を混じえながら、戦争の悲惨さを描いていました。
過酷な戦場を映し出したものなら、今までにもいろいろありました。
しかし、この壮絶な戦いの映像の最後に、ペリリュー島の慰霊碑で静かに深々と頭を下げられ 追悼されている天皇、皇后両陛下の後姿に胸にせまるものを感じました。
私たちはこれ程 無謀とも思える大きな犠牲を生んだ歴史をよく認識し、今後に生かしていかなければならないと思います。
京都みなみ会館入口(150席しかない小さな映画館)
ドアに書かれた映画監督のサイン
舞台挨拶や講演に来られた映画監督たちのたくさんのサイン
カンヌ国際映画祭授賞「淵に立つ」の深田晃司監督のサインもありました。