8月16日の前日に温泉に行こうということになって、
宿が取れた榊原温泉に1泊2日で行ってきました。
数十年前に泊まったホテルの隣、「清少納言」という名前はいいけどやや年月の経ったホテル。
部屋の外からは、すぐ下を流れる川のせせらぎが聞こえ、その向こうには早くも黄金色に染まり始めた田畑が広がり、遠くには神社の森が見え、川端康成が執筆していたと聞いても驚かないだろうほどの雰囲気ある環境でした。
帰りは、以前にも行ったことのある近鉄榊原温泉口近くの「ルーブル彫刻美術館」に立ち寄りました。
パリ・ルーブル美術館の姉妹館で、3500点の彫刻が展示されてます。
温泉以外は何もない所に立派な建物があり、彫刻美術館入り口前には、巨大な「ミロのビーナス」、
「サモトラケのニケ」そして少し離れて、ニューヨークの「自由の女神」が堂々と立っています。
本館を創設された竹川勇次郎氏がパリのルーブル美術館を訪れた時、多くの作品に感動し
是非、日本の人たちにも見て貰いたいと館長さん等にその思いを伝え、その努力が
実り、実現したそうです。受け付けをしていた職員の女性からその話を聞きました。
オープンセレモニーには本場「パリ・ルーブル美術館」から当時の会長ピエール・コニャム氏が
来館されたそうです。
『ルーブルの至宝』という冊子に、「ルーブル史上初めて、門外不出の展示彫刻作品の実物から直接型を取り、
ルーブルの技術陣がその総力を結集して実物と寸分たがわぬ姿で完成しました。」
と書かれてました。
実物から直接に型を取るなんて
考えられません
今から40年ほど前だから出来たなんてことないですよね。
ナポレオンのデスマスク
本当にハンサムだったのですね。
同じ敷地内にある黒川紀章設計監理の「大観音寺会館」もありました。
高さ33mの純金大観音が眩しいほど輝いてました。
超大きい~~! 本物の純金とは・・・ なんてコッタ!!