コロナの様子を窺いながら、イタリア語教室再開の時期を3人で相談してきましたが、
やっと7月22日から始めることになりました。
今年に入ってから初めての授業です。
先生とsig,ra Kanakoに7ヶ月ぶりに会えることだけを楽しみに出掛けました。
一番先に着き、待っているとMana先生が「Buon giorno! Da quanto tempo!」と
白い爽やかな衣装と共に、いつもの和やかな笑顔で手を振りながら来られ、
いつものお決まりの会話で始まりました。先生から「Come stai?(お元気?)」,
「Non stavo bene.」とイタリア語で私が応えたのはここまで。
そこからは日本語でアルコールアレルギーになった話しや、ワクチン接種の話しを
していると、sig.ra Kanakoが少し元気なくやって来たのです。
彼女も原因不明のアレルギー湿疹が全身に出たことなどLINEで知っていたので、
その話になり、コロナ禍でいろいろ大変な状態のことも聞きました。
日本語での会話が落ち着いたところで、Sig.ra Kanakoから
「いろんな事情で自分の時間が取れなくなったので一旦中断します。」と残念そうに
言われた時に、私はいつかはと思ってはいましたが、もう彼女と一緒にお勉強出来ない
のかと思うと寂しく不安にもなりました。
sig.ra Kanakoとは月2回とは云え、7年間のお付き合いでした。
sua figliaが幼稚園児だったのが今では中学生。
彼女は優しくて穏やかな性格で授業ではよく助けられました。
彼女がお休みの時なんて、1人でパニックってその授業は先生にも「大丈夫ですか」
なんて言われたほど疲れ果てましたが、これからはひとりで落ち着いて乗り越える
しかありません。
Mana先生の「ソプラノコンサート」が開かれるようになったらご一緒する約束をして
その日は別れました。
8月からはLINE授業でお願いしましたが、どうなることでしょう。
もう頼る相手もいないので、今までさぼってきた勉強を頑張るしかありません。
Kanako, grazie. Arrivederci!