Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

マヤ人の一般家庭訪問

2018年01月17日 | 旅行
サンタエレナ村のマヤ人のお家を訪問




77歳のマヤ人の末裔の女性がマヤ語でご挨拶。
マヤ人の平均身長は男性が155cm,女性145cmだそうで、彼女も小柄でした。
でも、シワがあまりなくきれいなお肌でした。食べものがいいのかしら?


彼女が着ている白いワンピース「イピル」はマヤ族の衣装です。
街で白い服を着ていればマヤ人だと分かるそうです。
スペインが征服したときに上半身裸状態だった女性に白い布を与えたそうです。
そのうちに自分で各々丹精込めて刺繍を施し、華やかなワンピースに変わっていったようです。

この地方の気候は蒸し暑いので(夏は最高42℃、湿度100%)夜寝るときはハンモックで
眠るそうです。えっ~~!日本の蒸し暑さどころではないのですね。(^_^;)


ハンモックも手作りで、拡げるるといくらでも拡がりたいへん綺麗な赤色で編み上げてありました。
虫除けにハンモックに包まって眠ることもできるそうです。
このハンモックの使い方を彼女が実演してくれました。
現地ガイドさんもハンモックで寝ているそうです。それでも蒸し暑くて寝られないとか・・・。

広い敷地に何個かの小屋があり、木と椰子の葉とモルタルで作られていました。
マヤ族は2,3世代で暮らしているので、それぞれの住居と台所などの目的別の小屋が建てられている。






トルティーヤを料理してくれました。


側に火をおこし、トウモロコシの実の粉を練って丸く引き伸ばして焼く。
フライ返しなんて使いません。手掴みでひっくり返していました。(^_^)v
毎日、何十枚も作っているそうです。
便利な日本で暮らしている私なんて絶対無理!
焼き立ては、おいしかった

小麦粉で作られている匂いもきつくない<フラワートルティーヤ>もあるそうです。

この日は彼女の夫は外出中でしたが、壁に写真が貼ってありました。




エネケンという細長い葉っぱをこすり、繊維を取って乾かし、ハンモックや縄などを作って利用。
お孫さんが実演してくれました。
擦りだしたその繊維の1本は髪の毛くらい細いのですが、すごくしっかりとして強度があり、
それを寄って編んだハンモックが丈夫なのもナットク


彼の側で説明している現地ガイドさんは色黒の肌と体型がメキシコ人と似ている為か、
日本人だと言っても近所の人に未だに信じて貰えないそうです。(^^)

そう言えば、メキシコに着いてからずっと、外国に来た感じがしないのはそうなんですかぁ
言い換えれば、メキシコ人が日本人に似てるって事ですよね。

黒い小豚さんが飼われていました。


日本での神棚のようなもので、毎日お供え物をするそうです。


手作りブランコで遊ぶ可愛い曾孫さんたち。
左の子は5歳でたいへん人懐こい可愛いい女の子でした。
彼女に歳をイタリア語で尋ねたら通じました。スペイン語はイタリア語と似ているので・・・。
スペインでイタリア語を使って話すと大変訛ったスペイン語に聞こえるとか。



マヤ族も今ではマヤ語を話す人も少なくなって来ているようです。
この地域ではマヤ語も学校で教えているそうです。












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