きゅうりには雄花と雌花があることを育てることで知りました。
雄花 雌花
雌花は茎のような小さなきゅうり形の先に花を付けますが、受粉の必要はないようです。
きゅうりの収穫が楽しみです。
京都府の「緊急事態宣言」と同時に、「奈良市特別警戒警報」が出て図書館も閉館。
京都側は閉館のままですが、奈良市は5月18日からネット予約本のみ借りることが
出来るようになりました。
買ったものの読んでない本棚の本の中から、塩野七生著「勝者の混迷」を読み始めては
いたのですが。。。
小野寺優著「ラノベ古事記」と、多和田葉子著「溶ける街 透ける路」の2冊を閉館に
なる以前の4月に予約していたので借りて読みました。
「ラノベ古事記」はユニーク過ぎて、ついつい三日三晩、夜中過ぎまで猛読!(大袈裟)
子どもの頃、「因幡の白ウサギ」、「山彦海彦」、「天岩戸」や「ヤマタノオロチ退治」等
昔話しとして読んだ絵本が、「古事記」の一部であることを中学時代に知り、すごい親近感
を持ったものの、「日本で一番古い日本の歴史書」であるぐらいの知識しかありません。
作者の小野寺優さんは大人になって、「古事記は日本神話が書いてある」と友達から聞き、
古事記のやさしい入門書を買ったのが出会いでハマってしまったそうです。
天武天皇にスカウトされた阿礼ちゃん(口伝の達人)、古事記のプロジェクトの責任者
として指名された安万侶ーーー作者、優さんはこんな感じで話しを進めます。
イケメンでナヨイ男で元祖チャラ男「オオナムチ(大国主神)」とか、怪力キャラの
「タケミナカタ」、オネイの「カムムスビ」、ヤンキーキャラ等、神さまたちを強烈な
キャラ付けで語っていくのでとても印象強く、楽しくストーリーが理解できました。
また、ナマコの口が今でも裂けている理由、岩戸事件で大活躍した女神「ウズメ」の話題、
猿田彦神社の話、相撲の起源など語り切れない面白い神話の数々。
イザナギとイザナミが産んで、オオクニヌシが育てて、二二ギが降りていった、
トンボみたいに細長い緑色の島国は、アマテラスの目に
とても美しく愛おしく映った。
*ラノベ;和製英語「light novel」の略語 平易な文章で書かれた本等
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