さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

静かに綴ってゆくこと

2010年07月20日 | 三角記事
つづりかたを ぼくは知らないのだが
雨はもうやんだし、あの人はもういなくなったし

ぼくは川の多いこの町を歩くのだが
ぼくは川の多いこの町がすきだ
夕方の風景はなぜこんなに、心の奥 深くにまで入ってきてしまったのだろう

そのわけはぼくにしか説明できないだろう

しばらく座りこんでながめていたら、さっそく蚊にくわれ
まあしかたないと思っていたら、もどかしくて腹立たしくてね

結局いつでも、この景色を前にして、立ち止まれなかったのだろう。
貴重な時間をへだてて、あれこれ見つけて、確認して、確信するころに、夏は終わるのだろう。