ロシアを歩く

ロシアを徒歩で、ヨーロッパから樺太まで
歩いた人っているのかな

わたしはまだ
自転車で東京へ行っただけの男だ

ゲンエンひかえめ

ゆびきりげんえん
うそついたら
しお1キロのます

過剰摂取

雨水にだって塩分はあるだろう
そとにでて
まちのなかの、あるいは森のなかの人々は
塩のかたまりだ
地球にとっての過剰摂取

なんてことを考えていた。

いえ

近所の画家氏が亡くなった。
そのうちに家が取り壊されるという
知り合いが、使いさしの画材があるから、よかったらもらってくださいと私を招待してくださった。

雨のなか
高級住宅地の一角

10月には工事に入るというので、近所の美大生や文化センターの人たちが、あらかためぼしい品々を運び出したという。

こうして、画家なきあと、持ち物はばらばらになっていくのだろう

でっかいイーゼルや、描いた絵はそのままになって
なんとなくほこりまみれの、空間だけであった。

家は
その人のあと
家を終える

日本沈没

今月の読書は「日本沈没」です
今年はいままで買った本を読み返すのが多かったけど
久しぶりに本を買いました

古本市場の文庫は汚いから、買い直したいと思いつつ、
いまだこのまま

きっと、日本沈没にあやかって売り出されたものの中にあって、
B級小説で一番成功したのは「日本以外全部沈没」だろうな。

あくせす？

目的の場所へゆくと
ちがうところにまずつく

目的地は、とてむむずかしいね
むずい

アクセスへのサクセス
アプローチとの関係
頭をつかう

アセンブリーな時間
アテンションプリーズタイム