ベランダのゆりが咲いていい香りが物干し場まで届いてくる。
梅雨が明けたと梅が干されて梅の匂いにかき消されている。
今年の梅なので色合いもしわもまだ少ない。
越後線の線路脇で見つけた。
夏休みを利用して孫たちがドイツから帰ってきた。
五代目の跡取りが「僕は鳥ではありません。人間です。」に座布団1枚。
突然賑やかになった我が家です。
介護施設に入所していた時に書いた遺品があった。
だんだん衰えてきた力を振り絞って2時間もかけて書いた力作だと聞いた。
口数の少ない父であったがいったい何を伝えたかったのかと今になっては思う。
「心」と「夢」
いったい何を託したかったのだろう
三男だったこともはじめてわかった。
遺品として大切に残しておこうと思う。
週末には母を送って山の家へ行ってきた。
父の後処理があって役場にも立ち寄った。
あの書類、この書類と筆不精者にとっては難題が待ち受けていた。
晴れ間を見て軒端の草刈もしてきた。
時々花壇の花に蝶が遊んでいた。
池の鯉も餌を欲しがって寄ってくる。
紫陽花もこれからが見ごろ。
雛菊と
ゼラニウム
なかなか終わらない後始末。
通勤で見かけた道端の紫陽花。
ようやく咲き始めた。
種類もいろいろ。その日によって彩りが少しずつ違う感じ。
日陰に咲く紫陽花。初夏の風に揺れていた。
一週間の喪中明け、職場復帰初日は何とか勤めあげた。
闘病中の父が旅立っていった。倒れてから約2年間入退院の末の出来事でした。
脳腫瘍のためか苦痛を訴えるわけでもなく静かに息を引き取りました。
最後は近くの介護施設でご近所さんのスタッフに囲まれて幸せ者の父でした。
元気になって家に帰りたいと願っていた父でしたが無念の帰宅となりました。
看護師さんのご配慮で元住んでいた家やお宮さんを見せて回っていただいてたいそう喜んだそうです。
突然の出来事でしたが葬儀・収骨・初七日を色々とありましたが(失敗談)何とか終わらせていただきました。
もっと親戚のルーツとか田んぼのこと聞いておかなければいけないことが沢山ありました。
「負の遺産」だなんて罰当たりなことを言わないで気が利いていて間抜け(陰口)な三代目の船出となりました。
少し仕事を空けた途端に「今日でおわーかれね♪」なんて淋しい出来事。
百合の花が咲くまで待って・・・。