通称「ゆうざん」さんの演奏会が新潟であった。
我が郷土・能生が生んだ津軽三味線の達人である。
故高橋竹山さんの技を継承する演奏家なのだ。
双子の娘さんがいてめでたく高校を卒業したばかりであった。
父親ゆずりの小がらな体型なのだが力強い演奏を聞かせてくれる。
演奏会は二部構成になっていて、一部の最後に聞かせてくれた三重奏は素敵なハーモニーであった。
リズミカルなばちさばきは聞いている人にも力が入ってきて聴きごたえがある。
妻の栄子さんは越後ごぜ唄の継承者でもある。
昔は自分も演奏していたのだが今は唄だけ担当している。
「ゆうざん」さんのマネージャーでもある。
ごぜ唄特有のはっきりしない語り調の歌を聞かせてくれる。
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