その昔、バイクに乗ってた頃は、結構コケてたので、ヘルメットはいくつも買いました。
だいたい、ショーエイ、アライと交代に購入し、全てジェットタイプ、バイザーつき、チンガードつきのエアロ(ベンチレ-ション)タイプがほとんどでした。
とあるソロツーリングのとき、行きは海沿いをハイペースで走り、帰りは、半島の山中をずっと林道中心に縦走して、知り合いの住まいの近くの低山の池のほとりで休息していました。まだ下生えも揃わない早春の時期で、エンジンを止めた後は、ごく静かで、池から流れ出るごく細いせせらぎを下って飲料水を確保しました(池や湖の水は飲めないのですが、そこから流れ出る流水は自然浄化作用で飲めるようになります)。
のどを潤すとおなかも空いてきて、お湯を沸かして、カップ麺を食べようとしました。
これが当時使ったスノーピークの0.9Lのケトルで、確か発売当初に買い、いまでもずーっと使っている、最近では家で使うことの方が多い、丈夫な製品です。アウトドアでは、食器洗い機(小川などのこと、釣り用のスリンガーをループに引っかけて、流水にさらしておく。本当はほめられたことではないのでしょうが、洗剤とともに流すよりマシ、と自分にイイワケしてます)にも流されにくく、雪沸かしから、蒸し物まで、鍋にも使える必携アイテムなのです。で、むきだしの地面に小さなアウトドアコンロをセットしてお湯を沸かして、カップ麺に注ぎました。使ってたアウトドアコンロは、以前ちらっと紹介した、MSRのウィスパーライトインターナショナルという製品で、コンパクトで火力が強く長時間使える、セパレートのガソリン仕様ですが、その分、火加減の調整が難しく、火を消す場合もバルブを閉めて数分かかるというものでした。
低山の林の中にぽつんと開けた人工池だったので、火を湧かしたところ以外は枯れた下草が多く残っており、その下草に、火が飛び、燃え出しました。踏み消そうとしましたが、からからに乾燥した下草にあっという間に燃え広がり、低い炎の輪が20平方メートルくらいまで広がりました。こりゃヤバイ。だっと駆け出し、池からヘルメットとケトルで水を汲んで、ぶっかけ、十数回繰り返して、やっと火の広がりを抑えることが出来、その後は落ち着いて、ふやけきったカップ麺を食べながら、燃えている下草を消して回りました。
ヘルメットはきちんとアライ、乾くまで、シート後部にスパイダーネットで縛り付けて走りました。山火事犯人になり損ねた経験です。
だいたい、ショーエイ、アライと交代に購入し、全てジェットタイプ、バイザーつき、チンガードつきのエアロ(ベンチレ-ション)タイプがほとんどでした。
とあるソロツーリングのとき、行きは海沿いをハイペースで走り、帰りは、半島の山中をずっと林道中心に縦走して、知り合いの住まいの近くの低山の池のほとりで休息していました。まだ下生えも揃わない早春の時期で、エンジンを止めた後は、ごく静かで、池から流れ出るごく細いせせらぎを下って飲料水を確保しました(池や湖の水は飲めないのですが、そこから流れ出る流水は自然浄化作用で飲めるようになります)。
のどを潤すとおなかも空いてきて、お湯を沸かして、カップ麺を食べようとしました。
これが当時使ったスノーピークの0.9Lのケトルで、確か発売当初に買い、いまでもずーっと使っている、最近では家で使うことの方が多い、丈夫な製品です。アウトドアでは、食器洗い機(小川などのこと、釣り用のスリンガーをループに引っかけて、流水にさらしておく。本当はほめられたことではないのでしょうが、洗剤とともに流すよりマシ、と自分にイイワケしてます)にも流されにくく、雪沸かしから、蒸し物まで、鍋にも使える必携アイテムなのです。で、むきだしの地面に小さなアウトドアコンロをセットしてお湯を沸かして、カップ麺に注ぎました。使ってたアウトドアコンロは、以前ちらっと紹介した、MSRのウィスパーライトインターナショナルという製品で、コンパクトで火力が強く長時間使える、セパレートのガソリン仕様ですが、その分、火加減の調整が難しく、火を消す場合もバルブを閉めて数分かかるというものでした。
低山の林の中にぽつんと開けた人工池だったので、火を湧かしたところ以外は枯れた下草が多く残っており、その下草に、火が飛び、燃え出しました。踏み消そうとしましたが、からからに乾燥した下草にあっという間に燃え広がり、低い炎の輪が20平方メートルくらいまで広がりました。こりゃヤバイ。だっと駆け出し、池からヘルメットとケトルで水を汲んで、ぶっかけ、十数回繰り返して、やっと火の広がりを抑えることが出来、その後は落ち着いて、ふやけきったカップ麺を食べながら、燃えている下草を消して回りました。
ヘルメットはきちんとアライ、乾くまで、シート後部にスパイダーネットで縛り付けて走りました。山火事犯人になり損ねた経験です。