![]() | 南の子供が夜いくところ恒川 光太郎角川書店(角川グループパブリッシング)このアイテムの詳細を見る |
映画化不可能(?)なこの世界観!
恒川、マジでヤバい!!
この作品は、「夜市」や「雷の季節の終わりに」などにおける、どんでん返し的なものはナイのですが、読んだ後に頭の中が真っ白になります。
怖いとか、そういう事で、ではなく。
短編的な話で構成されているので、読みやすい。
飴村行の「粘膜人間」みたいな、作者の夢をそのまま書いた、って感じ。
それが、とてもキレイな情景であり、不可解。
読んでみないと、この人の魅力は解らないね。