前回までの「ボンクー24」
午後11時
偽の薬品を、一人で来た警官に渡した後にカウスと会う約束をしていた時間に電話をした。
俺の着信を待っていたのは当たり前だ、彼にとっては俺が間違いなく悪い。
着信音が鳴る間もなく出た。
「おい!待ってたぞ!今どういう状況だ!!なんだよ、あのアルタの事は!!」
「やっぱり見てましたよね、驚かせてスイマセン」
「あんな事をした後にワシに会って何をしようとした!!」
「あ、いや、あの・・・」
電話は切れた。
今日カウスに会いに行く事など予定になかった。
マンソンは話しが出来るものだと思っていた、それが過ちの発端だ。
マンソンを脱獄させて、彼の念力でカウスを薬物自殺に見せかけ暗殺し、紳助と暴力団とのつながりは彼の捏造だったとする意図があった。
が、初めから大失敗したのだ。
全ては紳助の仕組んだ事だったんだ、俺の元妻を人質にとって操り、タモリさんを殺させ、カウスを殺し「いいとも」をジャックして、マンソンをテレフォンショッキングに出演させ、彼の眼から出る電波念力で多くの人を操そうとしていたんだ。
その目をみたら怒りしかなくなる、正午過ぎから日本中に暴力の時間を作ろうとしていた。
それを阻止しようと、俺は動いていたのだ!
俺の計画内ではタモリさんを殺すつもりはなかったけど、マンソンの暴走があった。
今思うと紳助は、マンソンが暴走するのは予想の範疇だったのかも知れない、タモリさんさえ殺せば奴にとっては目的を果たせる。
その過程には、俺を始末する事も含まれるだろう、奴がどこまで予想していたか・・・、ファーック!予想以上に面倒くさい事になった・・・!
まず、ここスタジオ・アルタから逃亡して、紳助には『作戦は思い通りとは言えないが進行中』と言う事を示さないと計画自体が危ない。
奴に会えなければ・・・、根は奴だ!!!!
次の一歩をどう踏むかと頭を抱えると、銃口を向けられた気配がした。
「よう、ボンクー!」
「ディーン!!」
異次元に飛ばされたと思っていた彼らが目の前に現れた事は素直に喜んだけど、彼らは歓迎されたとは思ってないらしい。
サムが「撃つなよ」と言ってくれているものの、ディーンの銃口をじっと見ていると自分の額が少しむず痒くなる。
「ディーン!!説明させてくれ!!」
深夜12時
0時、俺の誕生日は終わったけど、まだ事は始まったばかりだ。
新宿アルタスタジオで、ウィンチェスター兄弟のディーンに銃口を向けられている。
両手を挙げならが説明した、全ては紳助を阻止する為だと
チャールズ・マンソンの殺害の他、マンソンを殺した後にサムに囮になって欲しかった事まで伝えた。
「そんな事させる訳ないだろ?!もういい、帰ろうぜ!サム」
「・・・」
「サム・・・」と、俺は縋る視線を送った。
「どうした!帰るぞ!」ディーンが出口に向いながら叫ぶ
「いや、ボンクーの言う通りに紳助とカウスが悪霊に憑かれているなら、俺たちの仕事だろう?それにボンクーには借りがある・・・」
俺は「そうだよディーン、マンソンに操られたとはいえ、タモリさんを殺したんだぞ?日本の大物司会者だ!?」と、言って後悔した、それをディーンが何事もなかった様に考えているわけがない。
そう思った時には遅く、いつの間にか胸ぐらを掴まれ、目の前でディーンに睨みつけられた
俺が唾を飲む音が、サムにも聞こえる静けさがスタジオを覆っていた
同時にそれも突き飛ばす様にボンクーを離し、ディーンが言った。
「サム、行くぞ!」
「え?アメリカに帰るの?・・・」
「違う・・・、大阪だ・・・」
よかった、サムの説得でディーンがカウスの耳取りに協力してくれる。
紳助と会った時に無ければ、その場で護衛に殺される。
ウィンチェスター兄弟にカウスの耳を狩ってきてもらう
俺は、そのままアルタからの脱出を試みた
場所は変わってロサンゼルスCTU
「ジャック!確かに観客たちの無事は確認出来ました!ボンクーによって殺されたと思われる女性も生きています、本人との連絡を日本の警察が取りました!」
「ボンクーの言ってる事は本当なのか!!」と、ジャック。
「パパ!ボンクーの持っていた薬品は偽物だわ、水に絵の具を混ぜてるだけ!」と、キム・バウアー
「ボンクーに電話を繋げ!」と、ジャックが叫んだ時に、クロエも叫ぶ!
「ワシントンとニューヨークで自爆テロが起きました!!バス数台が、同時刻にガス爆発です!!テロに間違いありません!!」
「一体、どういう事だ!!」
午後11時
偽の薬品を、一人で来た警官に渡した後にカウスと会う約束をしていた時間に電話をした。
俺の着信を待っていたのは当たり前だ、彼にとっては俺が間違いなく悪い。
着信音が鳴る間もなく出た。
「おい!待ってたぞ!今どういう状況だ!!なんだよ、あのアルタの事は!!」
「やっぱり見てましたよね、驚かせてスイマセン」
「あんな事をした後にワシに会って何をしようとした!!」
「あ、いや、あの・・・」
電話は切れた。
今日カウスに会いに行く事など予定になかった。
マンソンは話しが出来るものだと思っていた、それが過ちの発端だ。
マンソンを脱獄させて、彼の念力でカウスを薬物自殺に見せかけ暗殺し、紳助と暴力団とのつながりは彼の捏造だったとする意図があった。
が、初めから大失敗したのだ。
全ては紳助の仕組んだ事だったんだ、俺の元妻を人質にとって操り、タモリさんを殺させ、カウスを殺し「いいとも」をジャックして、マンソンをテレフォンショッキングに出演させ、彼の眼から出る電波念力で多くの人を操そうとしていたんだ。
その目をみたら怒りしかなくなる、正午過ぎから日本中に暴力の時間を作ろうとしていた。
それを阻止しようと、俺は動いていたのだ!
俺の計画内ではタモリさんを殺すつもりはなかったけど、マンソンの暴走があった。
今思うと紳助は、マンソンが暴走するのは予想の範疇だったのかも知れない、タモリさんさえ殺せば奴にとっては目的を果たせる。
その過程には、俺を始末する事も含まれるだろう、奴がどこまで予想していたか・・・、ファーック!予想以上に面倒くさい事になった・・・!
まず、ここスタジオ・アルタから逃亡して、紳助には『作戦は思い通りとは言えないが進行中』と言う事を示さないと計画自体が危ない。
奴に会えなければ・・・、根は奴だ!!!!
次の一歩をどう踏むかと頭を抱えると、銃口を向けられた気配がした。
「よう、ボンクー!」
「ディーン!!」
異次元に飛ばされたと思っていた彼らが目の前に現れた事は素直に喜んだけど、彼らは歓迎されたとは思ってないらしい。
サムが「撃つなよ」と言ってくれているものの、ディーンの銃口をじっと見ていると自分の額が少しむず痒くなる。
「ディーン!!説明させてくれ!!」
深夜12時
0時、俺の誕生日は終わったけど、まだ事は始まったばかりだ。
新宿アルタスタジオで、ウィンチェスター兄弟のディーンに銃口を向けられている。
両手を挙げならが説明した、全ては紳助を阻止する為だと
チャールズ・マンソンの殺害の他、マンソンを殺した後にサムに囮になって欲しかった事まで伝えた。
「そんな事させる訳ないだろ?!もういい、帰ろうぜ!サム」
「・・・」
「サム・・・」と、俺は縋る視線を送った。
「どうした!帰るぞ!」ディーンが出口に向いながら叫ぶ
「いや、ボンクーの言う通りに紳助とカウスが悪霊に憑かれているなら、俺たちの仕事だろう?それにボンクーには借りがある・・・」
俺は「そうだよディーン、マンソンに操られたとはいえ、タモリさんを殺したんだぞ?日本の大物司会者だ!?」と、言って後悔した、それをディーンが何事もなかった様に考えているわけがない。
そう思った時には遅く、いつの間にか胸ぐらを掴まれ、目の前でディーンに睨みつけられた
俺が唾を飲む音が、サムにも聞こえる静けさがスタジオを覆っていた
同時にそれも突き飛ばす様にボンクーを離し、ディーンが言った。
「サム、行くぞ!」
「え?アメリカに帰るの?・・・」
「違う・・・、大阪だ・・・」
よかった、サムの説得でディーンがカウスの耳取りに協力してくれる。
紳助と会った時に無ければ、その場で護衛に殺される。
ウィンチェスター兄弟にカウスの耳を狩ってきてもらう
俺は、そのままアルタからの脱出を試みた
場所は変わってロサンゼルスCTU
「ジャック!確かに観客たちの無事は確認出来ました!ボンクーによって殺されたと思われる女性も生きています、本人との連絡を日本の警察が取りました!」
「ボンクーの言ってる事は本当なのか!!」と、ジャック。
「パパ!ボンクーの持っていた薬品は偽物だわ、水に絵の具を混ぜてるだけ!」と、キム・バウアー
「ボンクーに電話を繋げ!」と、ジャックが叫んだ時に、クロエも叫ぶ!
「ワシントンとニューヨークで自爆テロが起きました!!バス数台が、同時刻にガス爆発です!!テロに間違いありません!!」
「一体、どういう事だ!!」