日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『古着タウン、高円寺』

2014-12-31 | ファッション全般
最近、全然、洋服の話しを書いてなかった。

文化服装学院を中退した、伝説のファッションリーダー『よこやまゆうすけデヴィル』の面影は、今の僕には、ナイ!!!!・・・・・・。



別に、なんの自慢にもならないけど、当時、まだ『読者モデル』と言う言葉がなかった時に、今でいう読者モデルが、僕に『ゆうすけ君、この恰好、どう???』とか相談されていたのだ。


雑誌で言うなら『フルーツ』に載るのが最高の、読者モデル!!!みたいな時代、かな???



その学校では、

名前を出したら問題になりそうなので、本当に名前は出さないけど、今では、ファッションプロデューサー?みたいに活躍している女の子も、一緒に昼飯食べながら、洋服の話しとかしていたんです。

今の僕を知っている人から見たら、確実に虚言と感じるかも知れません。


実際、中退したクラスでも、一番、奇抜なファッションをしていたのは僕。

その頃は、奇抜な恰好さえすれば、[なんとなく新しい]と言われた豊かな時代。

だいたい、15年?位前かな???

まだ、『ギリギリ隙間産業ファッションショー』が出来た時代。



今でいう『きゃりーぱみゅぱみゅchan』みたいなのは、僕の周りに沢山いたし。

【顔が可愛い】とかそういうの抜きにしてセンスの話しね。


奇抜な格好する女の子って、だいたいブスだから。

それか、あの頃のシノラーみたいな。

近年になって、やっと『きゃりーぱみゅぱみゅ』みたいのが【許される時代】になったんです。

超、昔に、デブでブサイク、ニキビだらけの、チークもしないで、頬っぺた真っ赤にしてた田舎の娘が、今のファッション業界の『レールを敷きだした』のは、理解して欲しい。



最初に、キチガイ的な事をやるのは、いつもブサイクなんです。









僕が勝手に考える【ミクスチャーファッション】が主流となってきた時代です。

なんでも[併せちゃえよ!!!]みたいなね。



タイトなズボンを穿きながら、ボブマーリーのTシャツ着て、『俺は、タイトな感じでレゲエで行くよ』とか。

結構カラフルな感じで『俺は、ラッパーで行くよ!』みたいな感じとか。

僕が勝手にカッコいいと思ってたのは、『ロッカーは、なんでも蛇だな!!!(笑)』みたいな・・・

蛇って、金運が良くなるらしいから、『こいつら、ロックやってるくせして、金運、気にしてるのかよ!!(笑)』とか、20歳過ぎの俺は思ってたね。


奇抜な洋服と言えば、一つ例にすると『卓也エンジェル』とか着てた時代ね。

+[和]みたいの、始まりなのかな???




本当に恥ずかしい話だけど。

僕はそれに乗り込んで、ミクスチャーファッションの大海原に旅立った、海賊だったんです。



僕にとって、あの頃は『友達に金を借りてでも、洋服を買っていた』と言う、変な時代。

先に、この記事の結末を言いますけど、僕、痩せてたんですよ。


175cmで50kg位しかなかったから、とにかく、【なんでも着れた】って感じです。






洋服の学校に行く訳ですから、入学式なんて、超カッコつけたスーツ買いましたよね。

トルネードマートの皮のスーツ、上下で95000円位しましたよ。

それがフェイクレザーなのか?どうかも僕には関係なかったし、多分、周りの奴も、入学式にレザーらしきスーツで来るやつなんか、もう、恰好良過ぎて、ちゃんと見られない状態なんだと思います。

入学式の為だけに買ったんですよ。

勿論、前日、お世話になってる美容院に行きました。

しかも、男のクセして、別のネイルの店でマネキュアをガッチリ黒くして、『あ、これ・・・、あんまりテカテカしない感じにしてもらえませんか?』なんて注文したんです。


もう一回言いますけど、だいたい15年前位前っすよ???









とにかく、僕、カッコよかったんです!!!!

顔がカッコいいとかじゃなくて、『雰囲気』ですね。


そんなに、顔もカッコよくないのに、なんとなく雰囲気がカッコいいって言う、皆の憧れのポジションだったんです。


当時の新しい『着こなし』も開発しましたよ!!


当時に左右非対称の服とか、余裕で着こなしてましたからね。

堂本剛君より、先です。



まぁ、最先端のファション学生が周りにいましたから、『それを着る』のは普通です。

皆、『新しさに夢中』だった。

だけど、それを『自分のものにする』のは至難の技!だった訳です。










いやいや・・・・・、そんな過去の栄光を人が飽きているのにも関わらず、ずっと話すオジサンだと自覚してない訳じゃない。


もう、長々と『昔、カッコよかった自慢』はこれくらいにして、これからは、『今はオシャレしてないのにカッコいい自慢』を聞いてもらいます!!!


あ・・・でも、それをガチガチでやると最後まで読めないと思うから、一言で済ますと。

今は、テキトーな恰好しててもオシャレだな、って事です。


クソダセー指輪してても、その指輪が消えたり、いきなり出現したり、瞬間移動したり。

今の僕は、『マジック』をオシャレのアイテムとして持ち歩いていて、一般的な、オシャレ感覚とは違うから、なるべくシンプルな服装になる。



ここ数年anvilのVネックTシャツが僕の基本だし。

洋服も、いつでもマジックしやすい服装とか、ポケットの位置とか、洋服選びに見ちゃうな。


僕は【ステージ衣装】と言う、マジシャンとして『一番怪しい恰好』はしたくない。




どんなマジシャンでも必ず間違っている衣装。

お客様は、どんな状況でさえ、そんなマジックでさえ、衣装を疑う・・・。


袖なんか使わないのに、疑うし・・・。

なので僕は、なるべく【超私服】でやってる、それが良いのか悪いのか?は、その人の人柄による訳だけど。




それを、本気で考えてみると、僕は、確実に私服の方がいい。

スーツなんか絶対に着ない。

ボロボロのジーパンに、破けたシャツで充分。

それが、僕のマジックの演出だったりするから。




なんとなく、今年は『マジシャンぽく』してみたけど、やっぱり、自分が楽しくなかった・・・(笑)

まぁ、マジックをするにあたって『いつものシルエット』は助かるんだけど・・・

自分が楽しくない・・・、って感じかなぁ。


なんか【世間のマジシャンイメージに寄せた、って言う虚しさ】の様な・・・

それが愉しい現場もあるんだけど・・・



でも、基本はCHICAGOで買った古着臭いAdidasのジャージとか着てたい。








でもでも、この前、久しぶりに高円寺行って『あ、これ、カッコいいな買ってもいいかな』と思う服に袖を通そうとすると、袖を通した時点で



あ!!!

これ、着れない!!!

って思うのね・・・・・・・(T_T)



悲しい・・・(T_T)



基本的に、服はダボダボした感じで着たいけど、パリリンと着ないとダメな服もあって。

それをパツンパツンで着ちゃうと、変な笑いが起きたりして・・・。

笑いが分散するし・・・・・・・・



(ちなみに、高円寺でガチガチの古着の町って感じじゃなくなったね・・・、いつ頃からだろう???笑)



30半ばで、やっと自分なりの好きな生き方も見つけたし、また原点回帰で。


好きな洋服に囲まれる生活にでも、ちょっとだけ戻ろうかなぁ。



今、スキンヘッドだし。

これで、もっと太ってマジックやってたら、ただの『変な妖怪』だよな。


たまに、水木先生の妖怪の本とか見ると、太ってる感じの妖怪の[腹]が、俺と同じだもんな。


・・・・・・・・・・・・。



でも、月に一回は必ず行く性感マッサージのルルちゃん(中国国籍)は、僕のお腹を『オジサンのオナカ、ムチムチスベスベでキモチイイne』と言ってくれる。


だから、悩むなぁ~。


このままの体型を維持するか?

頑張って、痩せてみるか???



でも、痩せたって、どうせ、俺みたいな『詐欺師オジサン』に若い女の子がなびく訳でもないだろうし・・・。

それなら、嘘でもいいから、ルルちゃんにお腹揉まれてる方が幸せだったり・・・。


最近、ルルちゃんの予約が取れないから、イライラして過食症気味なのが、一番の悩みですかね。
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『宇宙の鍼の話し』

2014-12-26 | その他
最近、本当に異常なまでに腰が痛くて・・・。

年末年始、生意気にも忙しくさせてもらっている時期に腰が痛いのは『マジックの演技に影響する』と思って、本気で治したいと思いました。



初めは、近所の整骨院に通い、体のどの部分が「オカシイ」のか調べてもらうべく、お世話になっている場所に行きました。

僕が信頼している、接骨院の若先生は、僕が一番痛いと思っている「腰」に原因がある訳ではなく、内腿の部分に問題があるんじゃないか?と指摘してくれました。


その原因の心当たりがナイ訳ではないので、納得しました。

(無理に筋トレしてたからね)

(ここで、『ボンちゃ~ん、セックスやり過ぎじゃない?(笑)』なんてつまならい事は言わないで欲しい・・・、聞き飽きてますので・・・)





de、腰痛初心者の僕は、一気に治療レベルを上げるべく「鍼」を刺しに他の治療院に向かいました。


どちらが優れている、とかいう話しではないのですが・・・


どちらも、素晴らしい。


まるで、ホットリーディングされているかの様に、僕の"体の状況"を言い当てました。

もう、これは【僕が知っているマジシャンの手口】、もしくは【宗教家の手口】と言っても過言ではないでしょう。


だって、痛い所を僕より知っているんだもの・・・。


そして、鍼をチクチクと刺されると・・・・・・・・・・・


人生で味わった事のない「マゾヒスト的な快感」を得られることに気付きました。


勿論、相手は僕よりオジサンな人なんですけど。


その前日、池袋の性感マッサージで新しいお気に入りのユイちゃんに思い切り160分もガッチリ施術してもらった僕にとって、『鍼』の快感は、奇妙な体験であったと思います。



これは、所謂「東洋医学?」なのでしょうか???

僕にはハッキリとは分かりません。




ですが「ツボ」にダイレクトに突き刺さるチクチクズシン!!!と言う痛みの快感は、『ちゃんと苦労している大人の快感』の様な気がしました。


この痛みに伴う快感を知るようになるなら、来年は、またそこそこ、儲けてもバチが当たらないんじゃないかなぁ?とか・・・。

邪に思う訳です。



無意味さと矛盾に反発出来ないような生き方を日本人はしているのかも知れないです。


働いて、ツラくなって、その中での快感を覚えると言う、不条理な360度、一周した感じ。


180度の所で止まらないで、『一回、全部周ってみよう』と言う日本人の探求心や、『周って見なきゃわからないと言う美徳?』



これが、やっぱり日本人だと、なんとなく再確認。



面倒な事をやったり、知らない人に尽くしたり、時には、自分の時間も犠牲にして。


そんな事は、本当なら、現世的には意味が全くない・・・。

そんな事はしない方がいいんだろうけど・・・。




何故?日本人が、そんな"生きている間に無意味な事をしてしまう"のか?と言う疑問には、僕は、ハッキリと答える自信がある。





日本人は、どんな奴でも、「無意識に死んだ後の事を知っているから」なんだと思う。


【どうやって、生きてきたか?】を評価されるのが死んだ後に評価される。



宗教的にも、なんとなく「フラットな状況」に置かれているのも、神の企画の一部、

日本人は、よく出来ている。

(神仏的な物を一切信じない!とか言ってる奴でも、なんとなく墓参りに行っちゃうような、【良い人間】って感じの部分ne)



余談だが。


日本人は『俺達は日本人だぞ!!!』とか、歪んだ物を、同じ日本人に、押し付けない。(押し付けてはならない)


確かに自分が日本人だと思うのは、誇りに思うべきだ。


けれども、『俺たち日本人が!日本を変える!世界を変える!!』なんて言い出したら・・・。



結局、テロリスト。


集団的自衛権を拒否しながらも、『自己的自衛権』を撒き散らす、カルト野郎。


ちゃんと、考えて欲しい。


僕は本気で思う。


【集団的自衛権を拒みながら、『"自己的自衛権の大切さ"』を、押し込んでくるカルトな人の事】を。




あんたの信念は『一本の針』の様に鋭く尖って、目的の方角に向いている。

それが、正しいのか?どうか??は、僕も、お前も、判らない。





頼むから、一回ちゃんと考えてから、発言して欲しい。


【ミスト】








映画「ミスト」を見た後に。

自分の信じていた「真理」なんてものは、盲信でしかない。


自分が信じまくっているばかりに、家族も、自分も、救えない。

それが、人間の「正式な姿」だったりする。



腰痛のツボに刺された鍼は、儚くも、宇宙の中の、たった一つの流れ星でしかない。


だけど、僕の腰痛を一発で治してくれるなら・・・



あんたの「政治的な意見も聞く」よ!\(^o^)/
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『MOONLIGHT DANCEHALL』

2014-12-07 | 音楽
懐かしい人には懐かしいナンバー。



この前、仕事でレゲエバーに行った時に、MOOMIN知らない女の子がいて、なんか時代を感じた。


多分、「レゲエ」と「ダンスホールレゲエ?」の違いとかが理解できない世代なんだと思った。

僕も偉そうに語れる訳じゃないから、語りはしなかったけど・・・。


スんゲー、エロい恰好してたし、お尻触っても、文句言われなかったから、僕も文句言うつもりはない。

barでレザーの横が紐みたいになってるホットパンツは、触っても合法。


















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『女あるある』

2014-12-07 | 怪女
一昔前は、e-mailの新着受信の更新をしたけれど、今は既読のチェックの為に黄緑色の平らのボタン。




水色のボタンであの人の私生活を、少しだけ覗き見る。

知らない女と、ロウソクを吹き消している。



私の誕生日の時にも優しくしてくれたけれど

特別じゃなかったデート

何年経っても関係は並行、いつの間にか、私だけ迷走?しているの?



そんな彼からのテキトーな返答が正常。


だんだんと私も結構、面倒。


今年はそんな日々を変えたいと編んで見たよマフラーを毛糸。





寒くなってきたけど、彼のポケットの中の暖かさは、もう忘れちゃった。


いつしか、彼が携帯電話を扱う前に、ロックを解除するのが目に入ったり。

電話が鳴れば、私のキッチンに出て行ったり。



私の右隣は、たまに空く。


テーブルの上のリモコンは、私の物じゃなくていい。

あなたの見たいものが私は見たいの。







あなたが私の部屋に入って来てから、『ワタシ』の中に入って来る時間がだんたんと短くなってきているのを知っている。

だけど、私は言わないわ。


それだけで幸せ。

週に一回だけになっても、あなたが私に触れてくれるなら。




月に一度、無言で連れて行ってくれるドライブで救われるの。


220円くらいのソフトクリームが溶けるまで、一緒にいてね。
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『ガソリンスタンドで働く日曜日のオバサン』

2014-12-07 | 最近の出来事
今日は日曜日、ゆっくりとしようと思った。

12月は、僕みたいな外道マジシャンでも流石に忙しい。


そんな中で、お天道様が照らす一日の中で、嵐に備える事も必要だ。

マジシャンにとっては休日も仕事の日だったりする。

それは、僕が別にマジシャンと言う職業に誇りを持っている証にもならないし、他にも、休日に仕事をしている企業戦士サラリーマンがいるのを僕は知っている。




今の近現代の日本人に本当の休日なんてない。


毎日、誰かが疲れている。

そんな時にはエネルギーの補給が必要だ。






今日は、玉川上水駅の南口のエネオスが『セルフ化した話し』をしたい。

玉川上水駅を知らない人も知っている人も、勝手に聞けばいい。

ふと車の運転中、通りかかったいつものガソリンスタンドの雰囲気が違う。



つまらない毎日の中で起きる、ほんのつまらない日常。

ブログに書いたって、面白くもなんともない。

そんな、面白くもない事を、最初に面白くないよ?と保険をかけながら、面白く書こうと思う。






僕は今日、完全に休みにしようと思って、久しぶりにGEOに向かった。

お笑いのDVDを借りようと思って。


そして、途中で白と黒のチェッカーフラッグを一心不乱に振るエネオスの店員(若い男性)が目に飛び込んできた。

これは、数日前にも実は見たのだ。


このガソスタがセルフスタンドに変わったのは、僕も知っていた。

数日前に来た時に、また違うオジサンが『今、キャンペーンをやっています』と言い寄ってきたが、申し訳ないけど「あ、いいです・・・」と邪険にした。


いつも、邪険にされている僕の姿を、僕は自ら無視したのだ。

それと同時に、邪険にする人の気持ちも分かる。





キャンペーン内容なんか、僕に関係ない。

例え【100兆円当たります!!!!】と言われても、それは僕の日常には関係ないと思ってしまう。

【100円のお食事券が当たります】と言う話しも聞けない程、僕には余裕がない。

寂しいけれど、僕は、そうなんだ。




明日の事はワカラナイ。


明日の事はワカラナイ、なんて事は分かっているんだけれど、そんな自分は解っているし、知っている。


なんとなく、明日の自分は100兆円なんて持っていないし。

100円のお食事券で買える小さなチョコレートの甘さも知ってしまっている。

そんな、自分の世界で生きている小さな男なのだ。





そんな小さな男に、大きな母性が火を着ける。

そんな事をガソリンスタンドでやったら、爆発するぞ!!と絶叫する程の優しさだった。




そのガソリンスタンドに入る前に

「あーーーー・・・・・、あのキャンペーン、まだやっているんだ・・・・」と、ただ単純に安くガソリンを入れたい僕は、思春期の中学三年生の様なケダルイ態度で自分の車のドアを開けた。


するとそこには、まるで、そんなカッコつけているセンパイを崇めるように好きになっている、後輩の中学二年生の女子の様な姿。


彼女の部活動は勿論、僕とは違う。



僕はサッカー部の影のエース、地域では知らない人間のいない、「あの伝説のゴールキーパー」なのだ。

僕は彼女の事を知らない。


彼女は、同じ中学のバスケットボール部のマネージャー、自分は本当は演劇部にでも入りたい。

しかし彼女は入らなかった。

自分が演劇部になんか入って、その演劇部がオモシロオカシクされるのを恐れていたから。




彼女は、バスケットボール部のマネージャーでよかった。

頑張っている同級生の姿を見て、家に帰ってから、自分の想う「あの伝説のラブストーリー」を描いていたのだから。



そんな乙女の様に立ちすくむ人は、少しポッチャリしたオバサンだった。


部活で汗をかいた青春性欲少年(34歳のオジサン)に渡したものは、【ティッシュ三箱】


僕は、不可思議に思った。

先日、訪れた時には、こんな事はなかった、その時のオジサンは僕にティッシュを渡しはしなかったのだ。

しかし、あの時のオジサンは僕の鼓膜の片隅で、こんなキャンペーンをやっていますと言っていたし、僕は片目でオジサンの持っているチラシを見て【なんとかかんとかティッシュ三箱贈呈!】みたいに書いてあるのを思い出した。




今、目の前にいる、この中学二年生の後輩の僕より年上のオバサンは、僕を小さな愛で包み込む。

いきなり菩薩の様な笑顔で「キャンペーン中です!!」と言いながら、ティシューを三箱も渡してくれたのだ。

そのティシューを要らないと言う気持ちなんか、宇宙の中に微塵もない。


この広大に広がる宇宙の中に、微塵もない。

ティシューを受け取らない理由が、宇宙のどこにもないのだ。

そんな風に思わせる様なオバサンの笑顔。


ユーアー、マイ、サンシャイン。

眩しく、暖かい。



するとオバサン太陽は僕に問いかけた。

"お客様の住んでいる町名を教えてもらえませんか?"と、僕はふっとキャンペーンを思い出す。

そうだ、これはキャンペーンだ。


今の世の中、こんなに簡単にティシューを三箱も貰えない。

自分の住んでいる所の町名位、伝えたって構わない、その為に失うものなどないのだから。


自分の潜伏先を告げると、オバサンは自らチラシにサササと何かメモを残した。



その後には、【今後、安くなるクレジットカードのご案内】だったけれど・・・、それは申し訳ない。

僕は、クレジットカードの審判さえもらえないような人間なのだ。

自分が一番知っている。



そこは、オモシロオカシク返そうと思って・・・、渾身の力で


【イヤー、僕、恥ずかしいんですけれど、カードは無理ですね、今まで、お金と女の人との付き合い方が分からないまま生きてきたので・・・】

と、名言+笑いを狙って言い返すと。



そのオバサンはクスリともせず言った。

【人生、色々ね】と・・・・・・



それはマニュアルの中にはない、暖かさだった。

僕は、オバサンの目も見ずにそんなスベル言葉を言ったのだが、そのオバサンの言葉を聞かされて、ハッと、オバサンの顔を見てしまった。



勿論、そのオバサンを初めてみる。


知らないオバサンだ。




しかし、そのオバサンの唇には僕の好きな色の口紅がほんのりと。

それは結果論かも知れない。


そのオバサンに、続けて僕はこう言った。

「僕は、乞食みたいな生活していますから、あ、そんな事を言ったら乞食の人の失礼かもしれませんね・・・テヘヘ(笑)」と



オバサンはクスリともしない。

オバサンはこう言った、ガソリンスタンドの中で。


【人間、色々ありますよね、もしかしたらお兄さんは、大昔に、高貴なお坊さんだったのかもね】と

そして、僕がオバサンの目を見ると、ニッコリと笑った。

袈裟をバッサリと斬られた様に呆然としながらもなお、レギュラーガソリンのトリガーをひき、現代社会に銃声を響かせようとする僕に。



【優しい人なのね】と言って、そのオバサンは去っていった。


僕は


「あ!!ちょっと!ちょっと!待ってください!!僕もカードを!!」と言おうとしたけど・・・・

僕には無理な話し。



誰もが着ているそのユニフォームが、なにかの優しさの様に見えて。

そんな時に、僕のレギュラーガソリンはマンタンになって・・・。




車に戻ってキーを回した。




あのオバサンの優しさ、

僕は忘れない。


いつも通りのいつものガソリンスタンドで、非日常的な優しさを感じた。



人は、いつか優しくなれる。

いつでも優しなれると思った。














そんな僕は、オバサンから受け取ったティシューに思い切り射精しようと、GEOで熟女モノのエロDVDを借りる決意をした。


もうひとつ、なんとなく借りた素人モノの若い女優が、そのオバサンの娘だった・・・、なんて事は知らないでおきたい。











そんな男の寂しい夜にはネットリとした歌声、この曲。


古内東子で「OK・OK」







つまらない人間も生きてて大丈夫。


明日の天気は、自分で決められる。
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『危険ドラッグで逮捕された男のスマホの待ち受け画面』

2014-12-04 | ニュースな奴に
僕が大好きな番組の一つに【密着警察24時】があるんだけど、今回の番組は、冒頭から危険ドラッグで錯乱している男、を取り上げていた。



危険ドラッグに関しては、正直、興味がある。

なんでそこまで錯乱するんだろう???と言う興味。

車に乗車しながら[あぁーーーーーー!!!]とか[URYYYYYYYY!!!!!]とか叫んでいるし・・・。


そんな風に錯乱している状態で見ている【世界】とは、どんな世界なんだろうか?と単純に思う。


普通なら、こんな事言わない方がいい。

けれども、いつも見られない世界、見てはいけない世界を見ている状況は、ほんの少しだけ羨ましい。



僕は、マジシャンなので、『非現実的な世界』を魅せるのが仕事なので、そんな事が、簡単に、お客様にそれを吸わせる事で出来るなら、そうしたい(笑)

こんな事言ったら、ダメ。

僕のイベントに来てくれる人が一切いなくなると思うから(笑)

だけど、最終的にはそれでもいい。



【もしかしたら、ボンクーのショーは、事前に危険ドラッグでも飲まされているんじゃないか?】と疑惑をかけられる位のショーをしたい。



(これ、笑う所!!ってやつね)



で、


今日、その番組で取り上げられていた危険ドラッグを使用したと思われる男性のスマホの待ち受け画面には、『幼い子供・二人』が映されていたらしい。

これには、恥ずかしくも同感してしてしまった。




彼は、この子供に会えているのか、会えないのか?は、分からないけれど、幸せな関係を保てていないんだろうな、と思う。





その、孤独感などは、一世を風靡したローラースケートでお茶の間を幸せにしたアイドルでさえ逃げたくなる様な恐怖心なのだと思うし、理解している。

僕も知っているから。



だけど、それは、自分のセイだと戒めないと、結局、形は違えど、『警察のお世話になる』と思う。







世の中には色々な【ダサイ男】がいる。

以前は僕もそうだった。

今の僕をダサくない、とは言わないけれど、最低限【女性に迷惑をかけてはいない】



男の一番簡単な条件として、【女に迷惑をかけない】って言うのは、男からしたらどうかと思うけど、女性からしたら賛同を得られると思う。





まず、【自分の女を働かせている様な男は一切、女に意見を言うべきじゃない】と俺は思う。



仕事もさせ、子育て、家事もさせ、なおかつ【自分の理想】の家庭を押し付ける"夢を追いかける男"

これは、極上の最低な男なのだ。




夢を追いかけている男に、ロクな奴はいない。

夢を追いかけると言う事は、ハッキリと『今日の自分』を客観的に見られる奴なのだと思う。



別にダサくてもいい。

ダサくて、一緒に家事や子育てを頑張れる男なら、構わない。

なんだけど、ほんの少しだけ【お前は、俺がいないとダメになるから!!!!!!】と説き伏せ、一種の催眠状態にまで持っていこうとする奴がいる。


そんな人は、危険。

そんな人に依存するのは、まるでドラッグ。



危険ドラッグと言うのは、人間だったりもする。

そんな世の中を生きるのは、自分一人で生きるパワーが必要。


僕は、シングルマザーより強いメンタルはないと思っている。

自分の子供を守る力と言うのは、【男には、絶対に理解できない】

本当に、カッコいい男なら、そんな事を理解しなくても、知らぬ間に【守っている】と思う。(勿論、努力はあるけどね)



そんな、シングルマザーに切られた男は、危ない薬物に染まる。

寂しさを埋めたいなら、女々しく生きるな。

自分が相手を理解できなかった事を『相手のセイ』にするな。




そんな事、20代で終わりにしようぜ。


30代のオッサンが、20代にして頑張っている母親に【言う権利はない】
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『愛とか』

2014-12-02 | その他
たまーに、僕に対して、『愛がない』とか『器が小さい』とか、間接的に【文字で】言ってくる人がいるんだけど・・・。


僕は、誰にも愛されようともしてないし、愛するつもりもないし。

ましてや、器を大きく見せるつもりもないし・・・。




でも、そんなコメントが来る度に思う。


僕が言いたい事が、ちゃんと伝わっているな、と。
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『中華料理屋で大喧嘩・・・』

2014-12-02 | 怪女
今日は、某チーム3人で映像制作。

映像制作と言えばカッコいいけれど、そんなにたいした事ではない。

と言いたい所だけど、それが大したことが沢山あった。


マジックの部分の話しは抜きにして、良い映像が出来たので、帰りには中華料理屋で皆でご飯。

安くて美味しいお店。

麻婆豆腐が絶品。



そんな中華料理屋の背後で、女性の金切り声、まるで「悪い映画のワンシーン」

ふと見てみると、大人の女性。

大人と言うより、もう60手前?位のマダムだ、相手の男性と言えは70を超えていると判断していい。



60を超えて、「あなたは日本語が分からないんですかぁー?!」なんて言いながら、怒っていた。

僕は、よくそんな風に怒れるなぁ・・・と感心する。

たぶん、恋愛関係にあるのだと判断していい。

60と70で恋愛して、怒りあえるなんて素敵だなぁ・・・とも思えなくもないけれど・・・。





そんな、無駄な怒り方はしたくない。

最近は、【めっきり一人が好き】なので、そんなケンカは2014年しなかったと思う。

一回、恋愛したけど、僕は僕なりに冷静に別れた。

その女性は、素敵な人だったと思う。


昔の僕なら、「やっぱり別れたくないよぉー!別れるなら自殺するからなぁ!!うぇーん!!」と泣き脅す所もあったかも知れないけれど、もうそんなパワーはない。



パワーがないと言うより、そんな所に使いたくない。


パワーは自分の為に使えばいいし、日頃の疲れは回春マッサージのルルちゃんorしなのちゃんに癒してもらえば僕は構わない。

脚のキレイな中国人、サービス満点。


あぁ・・・、今、中華料理で満腹の僕の体を、ルルちゃんが性感マッサージしてくれたら、どんなに幸せだろうか?


僕の、幸せは一人でいる事。

たまに、チームを組むこと。

なるべく一人でいたい。


僕は、離婚経験があるし、その後にも何度か恋愛したけれど、全く上手くいかなかったので、本当に【女性との接し方がうまくない】みたい。

女の人に求めるのは、本当にセックスだけでいいかな?と思う。


大抵の男性がそうだろう、いや、そうであって欲しい。

本気で「あいつがいないと生きていけない」なんて言ってるオジサンは、どうかしてる。


いなきゃいないで、生きていけないなんて事はまずナイ。

そんな風に、暗い自己暗示をしているだけ、盲信に近い。





盲信と言えば、今日も不思議な出来事があった。

世間的には、普通の事なのかもしれないけれど、簡単に言うと【僕から、恐怖の押し売りは止めろ!と言った人がfacebookの友達を切る】と言う事。



とても興味深い行動だ。


その人は、ふとした時に「放射能怖い系シェア」をしていた。

見なければいいだけの話しなんだけど、もう、僕は我慢できずにそれを【シェア】してあげたのだ。

まぁ、彼との詳しいやり取りはfacebookを参照に。





反原発ジャンキーを一つに纏めるのは難しい。

本気で山本太郎みたいになる人は、僕は応援したい。

その人の本気さが、マジで伝わってくるから。



けれども、ただ【クリック一つで】危険な事を伝えるなんて、最早、小学生でも出来るし。

そんな[フンワリとした外はサクサク中はトロトロ]みたいな情報は、誰でも知れる。

誰でも知れるからこそ、知ろうとしない人には、facebookでしたって伝わらない。





でも、山本太郎クラスに反原発ジャンキーになると違う。


なんと、中毒症状が出て、街頭で演説を始めるのだ!!

勿論、その演説を聞いて、東北行くの怖いな、野菜怖いな、と思うのは構わない。

それが心に響いたからだ。





僕が大嫌いなのは【シェア】

facebookのシェアと言う物は、物凄く無責任。


自分のコメント付きでシェアするならまだしも、ただ「はい、こんな記事ありました」って言うのは、"こっちが勝手にやれる範囲の警戒方法"だからである!!


なんとなく恐い。

【なんか放射能がキツイ所が赤くなってる日本地図】とか見たら、なんとなく恐い。

それを自分で調べたならいい。

自分のリスクを冒してまでやるならいいんだけど、なんか安全な場所から、「あー、怖いな、国民の意識を変えないとな、よし、ここで必殺ハイパーシェア!ダブルエックスゥーーーー!!!」と言われても、こちらには全然響かない。



こういう【変なシェア】をする人に多いのがアーチスト。

アーチストなら、自分の作品でやればいいじゃない。

それがfacebookって・・・、ちゃんちゃらオカシイ。


だってさ、【マジで見ないでしょ?】、そんなシェア。





本人の主張は、国は本当の事言えとか、国民一人一人が変わらないと、とか。

どこかの誰かが言っていた事。


で、最終的には、俺に【じゃ、放射能が濃い場所に連れて行くから野菜を食べてみてよ、見ててあげるから】と言われた。



それ、誰が得するんだろう???

何が楽しんだろう???


東北の人まで巻き込む衝突事故です。





僕は、中華料理屋で金切り声を発して出て行ったマダムの背中を見ながら、柔らかい角煮を箸で切っていた時に

そんな彼の事を思い出した。

彼の熱意と言うのは、角煮程熱くはなく、角煮より簡単に崩れ落ちる。



自分が毒だと信じ込んでいる物を、人に食わせてまで、自分の【恐怖を正当化】しようとするのだ!!!!

俺が、放射能入り野菜を喰って死んだら、幸せなんだろうか???

【な、言っただろ???】と、それで満足なんだろうか???




【人にススメてくる】

これは、反原発ジャンキーの末期症状、マジで危険ドラッグで環七爆走。

事故っちゃってしょうがない。

道端で<スター>も吸引しちゃったもんだから、体がピカピカ光って無敵状態、なんだって跳ね返すぞ!!

追撃してくる赤い甲羅もチャラヘッッーーチャラ!!!

危ない危ない、近寄るのは止めておこう、と思ったら、やっぱり、友達を切ってくれていた。



なんか、その人は繊細で優しい人なのかな、周りの友達にも、【あまりキツイ事を言われない友達関係】しかなかったんだと俺は思う。

周りの友達も少し、ちゃんと色々と教えてあげた方がいいし、[慰めてばかり、優しくするのは止めた方がいい]と思う。


最後に彼が"知り合いの横山君にそんな事言われてショックだよ"みたいな。

いや、友達だから、言うんだろうと思った。

その時点で【知り合い】と言う関係にランキングダウンさせて僕と話していたので、「あー、こう言うの言われた事なかったんだろうな」と思ったのねん。


facebookで友達を切る基準は、人それぞれだから、なんとも言えないけど、【自分と考え方が違う】だけで切る人が、国民の意識が低いとか言うのは、なんか変じゃないだろうか???

比較対象が違うかも知れないけど・・・。

(僕も、何度か友達を切る事はあったけど、それは、また後日として・・・)




多分、そういう人に限って、自分が福島の農家だったら、『なんで野菜を買ってくれないんですかぁ!!!』

とか、矛先は世論に乗せられて変わり、中国人出て行け!!とかなったりする。

なんか自分が【正義の味方】だとでも勘違いしているのだ、無意識に。

マイブームが正義の味方、世論の流れには乗る!!

【だって、俺は日本人だからぁ!!!!】とか。



僕は、麻婆豆腐が大好きなので、中国人に出て行って欲しくないし、もし、ルルちゃん&しなのちゃんがいなくなったら、【もう生きていけない!!】

死んでやるーーーーー!!!!
コメント
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