日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『これが、ジャパニーズSUSHI!!』

2012-03-31 | 食事一般
どうも! こんばん赤ワイン!!
今日も、高度な挨拶ギャグから始まりますね。

いつどこで読んでも、面白いブログにようこそ。

作者の僕は、始めて「回らない寿司」を食べたのが、人の金で、と言うとんでもなくダサイ男なのです。

いや、まず自己紹介よりなにより、ちょっと名前は伏せますけど、本当にご馳走様でした!!
(以下Pさん)

心の底から「ご馳走様」と言える時間を過ごさせていただきました。

まず、見てくださいよ!
このお寿司!!



これってもう、芸術品ですよね。
食べ物に対して色彩まで考えられている気がします。

普段、料理を作っている人にしてみたら、盛り付ける時に、色を気にするのは当たり前の事なのかも知れないけれど
僕は全く料理をしないので、それを実感させてもらった訳です。

このお寿司は、僕達が食べたものではないのですが、板前さんが「写真撮ります?」って聞いてくれたので、思わずパシャリ。

僕がね、はしゃいでたんですね。笑

まるでディズニーランドで、はしゃぐ子供と同じに見えたのかもしれません。

だって、ミッキーとは写真撮りたいじゃん?
僕はTDLには行った事ないけど、このお寿司こそエレクトリカルパレード!!!

光るマグロ、そして耳を澄ませば聞こえてくる、魚達の大合唱。



某SNSで仲良くさせてもらっていた方が、東京に帰ってくると言う機会にご一緒させていただきました。

僕は1980年生まれの31歳、今年の10月で32歳の臭いオジサンになる訳ですけど、その方は2コ上。

初めに、「一次会は何か食べようよ」と、提案をいただいていたので、僕の発想の中では、【安くてお腹いっぱいになる系】の物を想像していましたが、出会って二分で、その発想の幼稚さを感じました。

『魚、食べられる?』と、気を使っていただき、そのお店を前にすると、僕にとっての「人生の最終目標」みたいな感じのお店。

え???マジっすか???
ここって・・・、だって・・・、このお店のお寿司は回りそうもないですよ???と・・・





あー!!そういう事か!!
もう、既に僕の想像の域を越えていたのです。

お寿司から始まり、お刺身、お新香まで、言葉では言い表せない程、旨かった!!!!

僕は、Pさんに「本当に旨いものを食べると、コメント出来ない」と言いました。
テレビ的に、美味しいものを食べた瞬間に、何かコメントを言うのは仕事として当然ですが、そんな事を抜きにすると、旨いものを口にすると、言葉なんか出てきません。

これは、僕が好きなマジックも同じで、【人は、想像以上の感動をすると、言葉では表現出来ない】と言うことを実感しました。

お寿司で満腹になった僕は、場所を変えて旨いレバ刺しを食べさせてもらって・・・

その後に、弟のバーでも赤ワイン一本以上あけて、その後に、軽くイカをつまみに飲んで・・・



って、気付けば、夕方18:30から始まった宴は、朝の6:30。

本当に、半日飲み続けましたね。(笑)

その後、Pさんは、「すためし」買ってましたからね!
(西武新宿駅の近くの、すためし、あそこ色々な種類あって好きです。)

それもご馳走になって・・・、こんなに飲み食いした日は、本当に初めてと言っていい!!


舌だけでなく、色々と感じさせてもらえました。

Pさんは、タメ口でいこうよと、言ってくれたけど、圧倒的に器の大きさを感じさせてもらったんで、タメ口なんか使えない!!!!

金銭的なもので、器が大きくなる人もいるだろうけど、それ以前に『Pさんは、真に優しい人なんだな』と感じました。

優しいと言うと、語弊があるかも?!
単純に『男としての余裕がある人』と言えばわかりやすいかな?

地球に産み落とされた日数で言えば、800日以下の差しかないのに、この差は一体・・・・

僕は自分で、全然知らない奴さえも愛せる確信と自信があったのですが、Pさんは僕以上でした。

その、エピソードは、かなり印象的でした。
今回の記事で書くと、長くなりすぎて読んでる人の集中力も切れるだろうから、また違う時に書きます。

【30代のカッコよさって、こういう事なんだろうな】と、再確認させていただいた、貴重な一日でした。

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『僕はガム』

2012-03-26 | その他


誰もが使う駅、どこにでもある階段に、ひっそりとこびりつく僕は、ガム。

昔はグレープの匂いを纏いながら、銀紙に包まれて、仲間達と共に清潔感のあるコンビニエンスストアに並んでいた。

仲間達が次々と手に取られ、客と呼ばれる人達によって、レジまで運ばれる。

僕達にとって、レジは一つの門出。

レジを越えて、僕達は始めてガムとしての使命を感じられる。

僕達をコンビニエンスストアから連れ出したのはオジサンだった。

仲間の一人は、コンビニエンスストアを出てからすぐ、オジサンに噛まれ、その包装紙は路上に投げられ放置された。

それを見ていた僕は、近くにあるゴミ箱を眺めながら、『このオジサンは悪い奴だ』と思った。

仲間の数人が、オジサンに噛まれ、そして吐き出されるのを見ていた僕は、すでに恐怖心が芽生えていた。

次は僕の番に違いない。

空からは月が見張っているのに、そのオジサンは不満に満ちた表情のまま、満員電車の中で僕の事を音をたてて繰り返し噛み、そして改札に向かう階段の上で吐き捨てた。

僕は、自分の意思とは無関係に、階段の途中に無残に転がった。

オジサンの歯型がしっかりと刻み込まれた僕には、微かにグレープの香りが残っていたかもしれない。

でも、僕の事を噛んでくれる人はもういない。

一晩中、僕は一人だった。

そして、他の仲間の事を考えながら、幾日か経った。

この階段から僕のいる世界を見ると、僕達を噛む「ニンゲン」と言うやつが、いかに急いで生きているかが分かる。

ゆっくりと踵を引きずる様に歩くあいつや、傲慢な態度でヒールを階段で削るあの子も同じに感じる。

どの位、僕の上を歩くニンゲンの顔を見て、足音を聞いたかはもう覚えていない。

知らない間に僕はドス黒くなり、昔の面影はなくなった事を自覚していた。

もう、あの頃には戻れないんだな、と思う。

もし僕が生まれ変われるのなら、今度はキャラメルになりたい。

キャラメルになって、ちゃんと最期には消えてみたいと思う。

こんな階段にこびりついて、ニンゲンの急ぐ足音を聞くなんて・・・、もう僕はイヤなんだ。
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『これから、このブログはドンドンつまらなくなっていくぞ!宣言。』

2012-03-25 | はじめに
今月から、毎日ブログを書くぞ!!と気張っていましたが、結局のところ、いっすーかんも空いてしまいました。

実際の所、『質より量』なブログが多いと思うんですよ。

最後まで読む気にならないような記事、ホント多いです。
(コレ、イヤミで言ってる訳じゃなくて、実際そうじゃないですか?)

ブログを書き始めて6年近く経って、やっとこさ最近、色々な方から『面白いね!』と言われる様になりました。

本当にありがたい事です。

そんで、毎日書くぞ!と決めても、僕が一つの記事を書くのに、だいたいワンアワーからトゥアワーズ位かかりますから
毎日、それだけの時間を作って、自分が公式的に満足出来る記事を書くのは意外と大変。

ただ食べたものを写真に撮って、『なんとかの、なんとか定食を食べました!』的な事を書くのは簡単だけど、それが面白いか?って言われたら、絶対に面白くないでしょう?

しかし、この日本には『弘法、筆をチョイスしない』なんて言葉がある位ですから、天才は、どんな駄筆でも達筆な字を書くらしいです。

で・・・・、僕が言いたいことは、なんとなーく分かってくれたと思うんで、ハッキリと活字にすると嫌味っぽくなっちゃうんで、避けますけど。

これからは『ボンクー、ネタをチョイスしない』って感じで、書いて行こうと思います。
(なんか、前にも言った気がするけど・・・笑)


先に言っておくけど、【正直言って、質は落ちる】と思います。

量産というのは、受ける(読む)方としても耐性が出来ますし、比較対照が多くなると、その分バラつきが出ます。

これは、弘法大使が字を書いても同じ事で、沢山書けば書くほど、その振れ幅は大きくなっていくと言うことです。

常にTOPクラスに五感を刺激するのを目指しますけど、つまんない記事があっても、その次を読んで欲しいなと思います。

【量と質】をなるべく両立できる様にがんばります!!
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『インディーズショートフィルム』

2012-03-24 | 映画
どうもどうも、パイレーツ・オブ・武蔵村山のボンクーです。
いつもお世話になっております。

今回は、僕がチョイ役で出演させてもらったショートフィルムの告知で御座います。

新中野のワニズホールと言うところで4/11、4/18に上映されます。

イベントスケジュール

僕が出演させてもらったのは、廣瀬貴士監督作品の『BANDAGED』(15分)
公園にいるマジシャンの役です。

これがまた、エグいホラーなんだな。(笑)

でも、ただエグいだけでなく、ラブホラーです。

あ、『歪んだラブ』なホラーです、はい。

包丁の使い方なんかは必見ですね。

こんな風に人が優しく告知しても、どうせお前ら来ないだろうから、youtubeにUPされてる動画を貼ることにします。

『BANDAGED』


映画制作に参加するのは本当に楽しい!!!!

どん位楽しいかと言うと、とんがりコーンを人差し指に何個重ねて連結出来るか一人で挑戦する位楽しいです。

いや、そんな事より全然楽しい!
今のは、つまらない例えだったな、金輪際言わないようにしよう。

とにかく皆でやるから、楽しいんですよ!

廣瀬監督の作品の最新作はコチラ!

『YIELDS』


一般的には、この作品の方がウケるのかな?と思います。

しかし、先の『BANDAGED』は、サクラメントや、シドニーのホラーフィルム祭りに出展しているので、かなり凄いんですよ!

僕が出演させてもらってる映画を、ガイジンの人が見ている訳です。

廣瀬監督!本当に有難うございます!!!!

そんな監督は今、ゾンビ映画の企画を進行中。

絶対に観たいし、絶対に出たい!!と言うのが本音。

マジで、ゾンビになりたい・・・。

そして、僕はというと次に出演させてもらう映画の撮影日が来月の6日に迫っています。

今回の映画は、監督も勿論なのですが、共演者がヤバイ!!

マジシャンなら絶対に知っている人!!
イニシャルがAで始まるあの人なのです!!

これって、ホントにとんでもない!!
喫茶店で監督から共演者の名前が出たときには、『これ、ドッキリじゃないよね?』と思いました。

既に、出演映画が海外出展している訳ですから、僕も『スター』なんですよ、申し訳ないですけど
スター=ドッキリ、みたいな所ありますから。

しかし、ドッキリではありませんでした。
まだまだ、スターじゃないって事です。

そこにガッカリしている場合じゃなく、そこは喜ぶべき所。

本当は、去年に全部撮影し終わって、今頃は完成作品を貼りながら自慢している頃なのですが、色々あって今になってます。

あー、楽しみ!!あんまり僕を焦らさないでくれー!!

30才を過ぎて、一年経ちまして、けっこう焦る部分もあるのですが、頑張ったりするのが苦手なんで、自分が出来ることを第一に生きていこうと思っています。

あ、でも、自分が出来ることでも、それがやりたくない事だったら、絶対にやりましぇん。

僕がもし、自分のやりたくない事を頑張ってやっていたなら、もうそれは僕じゃない気がします。

僕の戯言は無視して、4/11、4/18は、新中野に集合ね!!
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『さいきん恋してます2012』

2012-03-23 | 最近の出来事
世の中の春の訪れと同時期に、僕にもスプリングがカミングしてます。

正直言って、正体はすっごく謎な女の子。

僕がマジックを趣味でしていて、いつか仕事に出来たらいいな、って思ってるって話しをしたら、僕自身に興味を持ってくれて、いい関係になれたと思う。
もしかしたら、いい関係になれたのは、手品云々じゃないかも知れないけど、僕にはそう感じたんです。

無駄に「なんか見せてー!」とか、言わないのも、僕を尊重というか、敬意をはらってくれている感じがして、もう最高なんです。

久しぶりに、「いい緊張感」を与えてくれる女の子。
一緒にいると、緊張してオデコに汗が滲みます。

もう、好きすぎて、夢にまで見ちゃう感じだから、好きっていう意思を伝えたんですね。

その時の彼女の顔は「うわ、面倒な事になったな・・・」って言う表情はしていなかったので、好きって言うことを伝えたことで嫌われてしまう最悪のケースは逃れたと思っていました。

もし嫌いだったら、キライ!無理!って、ハッキリ言う子だと思うので、セーフでしょう。

そんなこんなで色々と空想して、脳みそでは足りず、耳から彼女への想いが溢れてきそうな毎日を過ごしていると

なんと!彼女からメールが来たじゃないかぁ!!!

僕は、彼女だと分かるメールの着信音にしていたので、鳴った瞬間に、早押しクイズでもしているかの様な俊敏さでケータイを取り、「●●●ちゃん!!」と名前を呼びながらメールを確認したのです。

すると・・・、僕の生年月日を聞いてくれているじゃあ~りませんか!!(チャーリー浜風に。)

え?え?えー?!
生年月日ってさ、ホラ、相性とか、色々調べられちゃうじゃないですかー!!

いてもたっても居られず、貧乏揺すりで関東に大震災を起こしそうになる一歩手前で、もう一度彼女からのメールが鳴りました。

その内容は、僕の誕生日から、どこかのサイトなのか、占いで書かれている事を教えてくれたのです。
そんな事されたら、もっともっと好きになっちゅうじゃないですか!!!

「相手も、自分のことを好きだ、絶対!」とか思っちゃうじゃないですかー!!

彼女とは、ちょっとオカルトな話題でも盛り上がれるので、本当に話してて楽しい!
僕の事を理解してくれる気がしてならない!!

多分、ホラー映画は苦手だろうけど、僕を理解するために一緒にホラー映画を見ようとしてくれたら、結婚します。

こんな記事を彼女が読んだら、もしかしたら気分を害すかも知れないけど、今日、あの子がくれたメールがとてつもなく嬉しかったから

ここ最近、いや・・・、ここ数年と言って規模を大きくしても責任を持てる期間は過ぎていて・・・
ここ数年、気分が上がっていなかった僕に、やっと、楽しくなれる話題を作る機会をくれたんです。

あの子にとって、僕がどれくらい意味のある人間か、答えを聞くのは怖いけど、「また、女の子を好きになる愉しみを思い出させてくれてありがとう」と言いたい。
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『無題』

2012-03-15 | その他
最近、「誰にも会いたくない病」が再発してます。

なので、ブログの更新さえ控えてました。

書くと、ネガティブな内容になりそうなので。

とりあえず、全部どーでもいい感じです。

3/11も、一年経った今、コッソリと史上最大の大地震が首都を直撃する事を祈ってました。

全てが崩壊して、道路も消えて、物資の届かない崩れたビルで、人々が明日の光も見れない生活の中。

ただ、「人を愛せる事」が貴重な世の中になればいいなと思います。
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『映画用のブログと合併しよう。』

2012-03-04 | 映画
二年前位に、映画の記事だけを書くブログを開設したんだけど、結局のトコロ、疎かになってしまった・・・。

今後は、こちらの「日本人としてのアレ。」を有料版に登録して、まとめて色々な記事を書こうと思う。

最近は、思想的と言うか、僕の考えていることを書きすぎて、偏っちゃったかな?と反省。

もっと、くだらなくないといけないな、と思った。

僕が書く、真面目すぎるブログの存在価値などないのだ。

起きたら、gooに問い合わせしてみよ

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『寂しさが、いつか愛に変わる』

2012-03-02 | その他
僕が毎日の様に行くコンビニ、サンクス。

顔は、確実に覚えられているだろう。

無論、僕も店員の顔を覚えている。

そんなコンビニで、僕はジャンボフランクを買った。

袋に詰めてもらわず、そのまま。

自分の車の中が肉臭くなるのが厭なので、外で食べる。

食欲をそそる赤と黄色の色彩を、ジャンボフランクに乗せた。

そして、僕はジャンボフランクと一体化していく。

ジャンボフランクを食べて、もうワンランク高みの存在へと昇天していくのだ。

最後の一口を、頷く様に飲み込んだ。

一人残された串を眺める。

今まで、「肉」と言う、普遍的に愛される者に包まれていた、串。

その串が一人になると、僕は、ゴミ箱に捨ててあげないとな、と言う気分になった。

確か右足からだったと思う、ゴミ箱に向かったのは。

ゴミ箱に向かって、左足でしっかりと地面を掴んだ瞬間

思いがけない光景を目にした。

なんとゴミ箱の前に、別の串が一人寂しく、横たわっていたのだ。

どうやら、その串は僕が持っている串と同類で、全盛期は肉に包まれたジャンボフランクの一員だったのだと思う。

僕はここで、とんでもない事に気付いてしまった。

たとえ僕が、しっかりと僕の串を弔ってゴミ箱に見送ったとしても、店員からしたら、この一人寂しく横たわっている串こそが、僕のジャンボフランクの串だという疑いをかけるかも知れない。

それは僕には耐えられない。

かと言って、誰が食べたか分らない串を拾い上げる気にもなれない。

今にも、店内に戻って、ここに捨てられているのは僕のじゃありません、と言ってしまいそうだ。

しかし、それこそ妖しい。

迷った挙句、僕はとんでもない行動に出たのだ。

天まで登るほど右足を後ろに振り、地面を滑らせるようにして、その串にトーキックを浴びせたのだ。

その串は、僕に蹴られ、驚きながら、そのサンクスの敷地内から、弾き出された。

これで安心、僕は善良なお客様だ、と思っていたのも束の間。

自分の過ちにすぐ気付いた。

なんの解決にもなっていない事に。

僕は、自分が人から良く思われたいと言うエゴの為に、「串の被害」を拡大させた。

何の罪もない、道路に。

あの時、見覚えのない串が飛んできた道路は、どう思っただろう。

道路は何も思わなかったのだろうか?

そこに飛ばされた串は、何を思っていただろうか?

串は何も思わなかったのだろうか?

道路や、串、今パソコンの周りにある物や、あなたが眺めている携帯電話、世の中の森羅万象の「想い」を決めるのは自分。

知っているのに、知らないふりをした僕。

それなのに僕が蹴飛ばしたあの串は、誰からも愛されることなく、肉と一緒に過ごした時間を胸に抱いて、東京と言う街を許してくれた。
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