俺は、運転することでお金を稼いでいる様なもので、運び屋さんに近いんだよね。
だから、この映画は必見でした。
暴走タクシーなんて無茶苦茶かっこいいじゃないですかぁ!!
ダニエル&エミリアンの名コンビは『TAXI・4』まで続きます。
でも、皆さんのレビューを見ていると、「やっぱ続いていくたびにつまらなくなる」と言う声があるのが残念。
なんて、つまらない人たちなんだろう?と感じてしまう。
それと言うのも、「4」では、ほとんどカーアクションがナイんです。
それがナイだけで、ただつまらない、とか期待ハズレと言う輩は、フランス映画を見ないほうがいい。
これは彼らの「成長」を、カーアクションを減らしたり、署長のバカさ加減を増す事によって描いているんだと思います。
「3」で、ダニエル&エミリアンに子供ができて、「4」では一緒にサッカーをやっています。
しかも「父親ダニエル」は、「4」の中でエミリアンに「たまには景色でも楽しもうよ」と以前には絶対言わなかった様な事を言います。
かと言って、爆走しない訳ではないんですけど。
それは余裕の持てる父親になった事を伝えたいんじゃないでしょうか??
「TAXI」と「TAXI・2」は、まだまだ『ヤンチャ』なダニエルが楽しめます。
ですから、「スピード感の溢れるカーアクションもの」を期待した人にドンピシャにハマる痛快映画なんです。
高評価なのにも、もちろん納得。
それが、「3」になると、映画全体の「おバカ加減」が急激にUP!!
警察署長のイイ味がふんだんに出て来ます。
エミリアンも相当バカな奴なので、これで署長が日本で言う「ギバちゃん」的な上司だったら説明がつかない。
バカな奴の上司は、もっとバカじゃないといけないんです。
そして「4」になると、タクシーの改造度もMAXですし、署長も危ない位バカです。
ラストは誤って覚醒剤を吸引してしまい、ロケットランチャーまで撃ちまくります!(笑)
『こんなつまらない映画笑わないぞ!!』と決めて観ても、笑ってしまうんじゃないでしょうか??
大好きです!!
『TAXI・4』が楽しめなかった人は『トランスポーター・3』に期待しましょう☆