日本人としてのアレ。

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『マジックについても少し』

2013-06-15 | 手品の話
ここ一か月、数人のマジシャンと一緒に活動?して思ったんですけど・・・。


なんだか皆、『観客にウケるか?』って気にし過ぎじゃないかな?

僕から見ると、「そんなに観客が怖いの?」と思いました。


誰でもやる様なマジックして、誰でも言うようなセリフ言ってさ。

そんなモノはyoutubeで充分でしょう???


いや、ウケなきゃウケないで、そりゃー、こっちだって少しは落ち込みますけど・・・。


そんな事よりも「自分がそのマジックが好きか?」って事だと思うんですよ。

僕は、誰かと「ネタが被る」のを極端に嫌います。


ですから、自分の技術や話術がついて来なくて、スベる時もありますけど(笑)

ここ最近で一番楽しかったのは、『相棒の湯地リボン』と、『あっけらかん(コンビ)のナベちゃん』とやったライブ。


正直、一番僕がスベってました(笑)

でも、僕は演じていて、それに演じた後も、すごく楽しかった。

その後の反省会も含めて面白かった。


自分の好きな事を、好きな雰囲気で、演じられたから。

(湯地リボンと、ナベちゃんが、確実に笑いを取ってくれたから、僕は安心して好き勝手やれた、と言うのが正しい感じ。笑)



僕はね、ハッキリ言って先駆者になりたいんです。

昔からある確実に受けるネタ、って言うのは、誰がやってもウケる。(と、言っても過言ではないので)

僕は、そこにマジックの楽しさを見い出せない。


生意気目線で言わせてもらうと、「それは、僕の役目ではない!」


でもね、「定番の確実にウケるネタをする役目」がいるのも解る。

それを僕は、ダメとか【マジシャンとしてつまらない】とかは、言わないよ。


面白いもん。

ウケるんだから。

それを【マジシャンとしてつまらない】とか言うのは、【人として、つまらない】ね。


人のマジックスタイルに、イチャモンつけるのは、ゴールデンタイムのTV番組で優勝してからにした方がいいよ。

自分がお世話になった人とか、その周りの人の陰口言うのも、本当に卑劣。


僕は、その人のマジックを、つまらないとは言わないよ。

心の中では思っているけど(笑)

口に出したらダーメー!!

その時点で『男として負け!!』


『マジシャンとして』っつーか、『男として』、周りの人に、【感謝と尊敬】をした方がいいんじゃないかな?と思う。
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