日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『ダイナー 平山夢明』

2010-02-04 | 
ダイナー
平山夢明
ポプラ社

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大好きなハンバーガーが表紙になっていたので、内容なんか関係なく買おう!と思いました。

あらすじ!

殺し屋専門のDINERで、働く羽目になったオオバカナコって女の話し。
雇い主のボンベロって奴に、いつ殺されるか・・・、ってビクビクしながら働きます。
食事に来る奴も、殺し屋ばかり、そいつらにも殺される可能性もあるらしいのです。
さぁ、困った・・・。

ハンバーガーも美味しそうなのがあります。
サイドメニューも充実している、美味しい定食屋。

殺し屋が来なければいいんですけど・・・。

ドラマみたいに、一話一話みたいになってる印象を受けまして、とっても読み易い!
450ページちょいあるんで、一気読みは出来なかったけど、スラスラ読めた。

これの前に読んだ、平山夢明先生の「ミサイルマン」は、結構コアで、なんか凄い世界観です。
でも「ダイナー」は、まだポップと言うか、普通に皆が読めるレベルにしてるって感じ。

最後、どうなるかと思っていたら、解説にもあるとおり「美女と野獣の物語的」なのですね!
中盤、ボンベロがカナコを殺すような事はないんだろうな、とホンワカした感じにしといて・・・。
最後にアッサリと殺されて終わったりするんだと思ってたんで、ちゃんと解って読んでいたかったなぁって感じ。

変な期待しちゃってました。

でも、冷徹非道なはずのボンベロが、殺したくないと思うほどのエピソードがあったかと思うと、そこが薄い様な気がします。
(犬を助けるのは、かなりの高得点ですが)
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