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『映画に必要なモノは「わかりやすさ」だろ?!』

2009-01-04 | 映画
よく映画の評論欄に「ヒネリが足りない」とか書いてあるんですけど、そんなにどんでん返されたい?

俺は、最後にこじつけみたいにひっくり返されると、今まで観てたものは何??ってなっちゃうんだけど・・・

確かに、どんでん返しがあってこそなんぼの映画もあると思うんですよ。

DVDで観てると、特典影像なんて言って監督の説明みたいのがあって、それで「あぁ、ここってこんな意味だったんだ」とか、謎解き系映画なら「これ、ヒントだったんだ」とかあるんですけど

それって、反則じゃありませんか?

例えば、凄く有名な料亭に行きました。
ご飯にそこそこ満足しました、そして食い終わった後に料理長登場!

そんで、「この料理は何を使ってました」「実はどこ産で、珍しくて・・・」みたいに説明されてさ

もう食ったじゃん。

食ったものに対してこれから説明?ってなる。

それで「おいしさ倍増!」って事にはならないだろ?!

「どこ産なんて気付かなかったよ」って感じでしょう?!

食ってるときにわかりやすい様にしてよ!

そんな事言われて、「じゃ、もう一回最初から食べてみよう!」ってならないでしょ。
一回食べたんだからさ。

CDでも、映画でも、セックスでも
やっぱ、『一番最初』なんだよ、最初が一番面白い。

最初に伝わらなかったモノが、二回目三回目で、伝わったってダメ!!
映画なんか特に、ある意味で自分個人にとっちゃ消耗品なんだからさ。

漫才みたいなお笑いでもそうでしょ?
「あそこの間が面白かったんですよ」とか「あのツッコミにはこんな意味もありましてん」なんて説明できない。

なんで映画は、そんな説明が出来るんでしょうか?
と言うか、なんでそんな説明しないといけないんでしょうか??

もっとストレートに『怖い!死んだ!でも愛があった!』ってもう、それだけで充分。(サスペンスが好きなので、こういう表現になります)

なんかわけわかんない、三年前の事件が発端で「お前って、あいつだったのかぁー!」とかイキナリ終盤でそんな事言われても・・・ ってなりません?

スマートにまとまってたらいいんですよ。

「CHAOS」なんて最後に思いっきりひっくり返されるけど、いいなぁって思ったもんね。

でも、解かりやすい事に越した事はないね。

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