日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『テレビで観てるみたい!!』

2015-08-06 | 手品の話
「テレビで観てるみたい!!」って、よく言われる。

マジックやってる時にね。

これは自慢でも、なんでもなく、現場でマジックやってる人間なら、必ず言われる事なんだな。


別に、僕が凄い訳でもなんでもない。


本当に凄いマジシャンって、結構ゴロゴロいて、もしかしたら家の近くに住んでたりすんだよね。




僕も、ハッキリ言ってその一人で、


まぁ、『ボンクー マジシャン』とか『日本人としてのアレ。』ってキーワードで検索して、今、この記事を読んでるなら、大感謝。



僕のマジックを面白いと思ってくれているのでしょう。

でも、本当に検索して読んでくれているなら、僕のマジックとかは別として、僕自身に興味を持っているはず。



年齢はいくつなんだろう?


マジック歴は、どの位なんだろう?


師匠はいるのかな?


とか・・・




そんな、ジメジメした疑問は捨てて、僕のマジックから目を離すな!!!



僕は、マジックや手品とかを真剣に考えている中の一人で、

まだ始まったばかりの経験則で言うなら、客観的に見て『魔法は人生に一度しか起こらない』と言う事。






よく、お客様から言われるカードマジックの一つとして、「指をパチンと鳴らすと、一番上に上がってくる」って現象がありまして、


すごくポピュラーなマジックなんですよ。


で、リクエストされた後に、「え?出来るの?!見たい!!!!」なんて言って頂けるお客様には、本気で自分なりのソレをやる訳なんですけど。

そういう、マジで初めてマジックを見るお客様の前では、なんでもやってもいいと、僕は思う。




一番、解りやすいテレビで観たはずのモノをそのまま提供するのも、いい。





でも、それでは、お客様に「手品」を見せただけで、『魔法』と言う、絶対に人間では起こせない事は見せられてないんですよね。

【あー!テレビで観たことあるやつだ、目の前で観られて感動!】って事。



それで終わるマジシャンに魅力を感じては、ダメ!!


本当にすごいマジシャンは、テレビ以上のモノを目の前で見せてくれます。




そして、自分なりの「魔法」を持ち合わせています。




いろんな現象があります。


『自分がサインしたカードがペットボトルの中に入ってたんだよね!!そのタネ、知ってる?!』とか、聞いてこられる方もいるんですけど、


それを僕が解説した所で、誰も得をしないし。

そんで、『じゃ、僕もやりますよ』なんて張り合って、同じ事したって、意味がないし、ウケないはず。





そして、一番よくない事は



そのお客様がまるで魔法と感じているものを、『人生に二回見ると』、それが「手品だった・・・」と思ってしまう。








勿論、普通の大人なら『手品』だと思うはずなんだけど、



その記憶は鮮明に残しつつ、違ったネタで、【一度きりの魔法】を見せるのが、悪魔的マジシャンでしょう。


所謂、大衆マジシャンは、また違う。



この話しは、いつか、必ず、しっかりと時間をかけて、したい。



手品師を全員、納得させる自信がある。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『外は、ちょと苦手・・・』 | トップ | 『真夏のBBQ』 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

手品の話」カテゴリの最新記事