goo blog サービス終了のお知らせ 

3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

蝦夷周遊記 6 ―定山渓と道の駅編―

2017-01-28 21:14:23 | 
20160814

最高の音楽と朝日とともに北海道の旅4日目が始まった。
まあ、この日は朝までブラフマンで踊り狂っていたんだけど。

終わった後は極度の眠気と虚無感。さようならライジングサン。きっとまた来るよ。

まず真っ先に向かったのは、もちろん温泉だ。
また海鮮丼を食べ、定山渓という場所へ。

ここはかのライジング氏は最初にライジングに来たときに温泉に入りに訪れた場所。
彼にとってはまた思い出の土地なのだ。

車で1時間ほど。

定山渓ホテルについている温泉へ。

この温泉がめちゃくちゃ広い!
そしてなぜか客が俺ら3人しかいない。貸切状態であった。
温泉は最高に気持ちいい。露天風呂からはすぐ近くを流れる川のせせらぎが。うーん、フェス後の温泉は至福のひと時だ。

このホテルには休憩スペースもあって、一眠りするかということになったんだけど、俺はなぜか元気になってしまい、面白そうだからと定山渓を散策することにした。

ホテルからすぐ橋があり、その下に先ほど見た川が見える。
その景色を見ていたら、俄然川まで降りたくなってしまった。
定山渓周辺の地図をもらって、下に降りれる場所を探すと、案外それは容易に見つかった。

川まで降りる。

風呂に入ったばかりなので、どぼんしないように気を付けながら石を渡って川の中に入っていく。

川から見る定山渓はまさに絶景であった。こんなきれいなとこだったんだ。
青春ショットを撮りまくった。
まあ、仲間の一人は躊躇なく川に飛び込んでいたけど。
その姿はまさにその川に住み着く猿人か何かのようであった。もう一回風呂入っていた。
あとなんか河童の神様が祭られていたのを覚えている。

定山渓の散策を終え、いよいよ出発。

次は夜ご飯を求めて恵庭というところまで。

ここにはサッポロビールの工場があり、ここで北海道の名物料理を食べることができる。
富良野カレー、海鮮丼に続く北海道飯は…


ジンギスカン



ここで仲間のうちの夫婦が帰らなければならなかったので、今日は打ち上げも兼ねて。

ジンギスカン。美味し。
3年前も食べたが、やはり美味い。

思ってたよりも種類が豊富で、ラム肩ロース、生ラム、味噌ラム、塩ラム、醤油ラム、豚、鶏と様々な味を楽しむことができた。
ラージライスを注文。
夫婦はビールを、俺は運転があるのでジュースで乾杯。
こんな贅沢していいのだろうか。破産する…

ジンギスカンを食べて一服してお次は苫小牧。

苫小牧にはフェリー乗り場がある。
そう、このフェリーで仲間と別れるのだ。

フェリー乗り場にて仲間を見送る。

これで3人になった。

本日の宿は道の駅で車中泊。
こういう時こそ、キャンピングカーの素晴らしさを感じる。
道の駅さえあればいくらでも生活できる。

しかもここ苫小牧で見つけた道の駅が神がかっていた。
道の駅 むかわ四季の館という場所。

ここ本当にすごいと思った。
マーケットがついてて食べるものに困らないし、トイレも超綺麗だったし、深夜用に24時間入れるように別通路があるし、そして極めつけは銭湯がついてるし。喫煙所も近いし。
まさにキャンパーの人たちの場所というか。
ってかあんなにもキャンピングカーで回っている人たちが大勢いるんだな。
広い駐車場にはキャンピングカーがずらりと並んでいた。
うん、本当にここは快適だった。

そして車の中でディナー。
ディナーって言っても先ほどジンギスカン食べたから、鮭とばとニンニク揚げと酒。
車内があっという間に居酒屋になった。素晴らしい。
余談だが、やたらムーディーになる照明がついており、笑えた。
音楽を控えめに流しながら酒を飲む。

いよいよ寝るときになって寝る用の形態にするのがめちゃくちゃ難しかった。
なんかいろいろ飛び出して来たり、パーツが1個余ったり…
なんとか試行錯誤しながら作り上げることができた。これで3人なら楽勝で寝られる。

楽しい夜のひと時だった。

蝦夷周遊記 5 -Rising Sun Rock Festival 2016 2日目ー

2017-01-28 20:43:19 | 
20160813

ライジングサン2日目。

テントの中で寝袋睡眠だったが、この日は比較的よく寝れた気がする。


起きて仲間たちと朝ごはんへ。

北海道といえばやはり海鮮丼は外せないでしょう。
車で札幌のヤン衆料理北の漁場という店へ。
ここは3年前にも来た気がする。

北海道で食にけちってどうする。折角北海道にいるのだ。極上の海鮮を頂くことにしよう。

ということで一杯4000円もする海鮮丼を朝ごはんに。
どんだけ贅沢なんだよ。
メインは三色丼。カニ、いくら、サーモン。
さらに追加でウニ、そしてホタテのバターしょうゆ焼き、さらに極めつけはカニ汁まで。
ここまで仕事頑張って来たんだ。これくらい贅沢しても神様はきっと許してくれる。
マジでうますぎる。これを食べに北海道に来たのではないかと思う。

ぺろりと平らげ、お次は風呂。
ライジングは2日目の始まりも比較的ゆっくりで午後から。時間は余裕がある。

しかし、これもフェスあるある。

近くの銭湯が異常な位込んでて並ぶ。

フジロックのときもそうだったな。

やっと駐車場見つけて入っても中でも並ぶ。
そしてフェスあるあるの壮絶な光景。
洗い場を求め、全裸の男たちの長蛇の列。この光景はいつ見ても滑稽ながら壮観だw

ずいぶん時間はかかったが、きれいさっぱりして会場に戻る。
まあ、俺が鍵をなくして仲間たちに迷惑をかけたっていうのもこれを書いていて思い出した。


2日目のファーストアクトは

①水曜日のカンパネラ at Red Star Feild

やっぱりくねくねしてた。
ライブは難しそうな曲だよな。なんかめっちゃ運ばれて柱の上で歌っていた。

それにしても暑い…
早速ビールで乾杯。

俺はそのまま

②大黒摩季 at Red Star Feild

懐かしすぎて。
俺が中学生とか小学生とかその位に聞いてたんだから。月日は流れたな。

なんか本人も北海道出身らしく、感慨深いものがあるようだ。
地元の中学生がステージに上がっていた。
俺は端っこにいたんだけど、何か征制服の中学生らしき子達がライブを見ていておかしいなと思っていた。
さすがに野外フェスに制服では来ないだろ。

お次は
③筋肉少女帯 at defgarage

ここまで何をやっていたのか一切記憶が無い。
テントで寝てたのかも…

筋少は大人気で、あの小さいステージでは収まりきらなく、あふれかえっていた。

大槻ケンヂを初めて生で見た。
この人は曲が大好きっていうよりも、この人の本が大好き。
一時期この人の本を読み漁っていた時期があった。

④人間椅子 at defgarage

そのままステージに残って人間椅子。筋少と同期なんだね。
なんかナゴムファンみたいになってしまった。

テントに戻る道すがら、夕日を目にする。
石狩平原に沈んでいく夕日。
北海道はここに限らずなんだけど、ほかに遮るような建物が一切ないから空がとてつもなく広い。
その広い空と、広い石狩の平野に沈みゆく朱色の太陽が本当にきれいだった。

こっからは覚えていない。

覚えているのは喫煙所で花火を見たこと。
真っ暗な中、奥さんを待ち合わせて夕飯を食べたこと。
何を食べたんだっけな。二人で草むらに座り込んでなんか食べたのを覚えているんだけど。

その後はテントで仮眠。

04 limited sazabydを見ようとしていたのに、寝てしまい見れなかったということは、この辺りはテントで寝ていたのだろう。


そして深夜に起き、奥さんと二人で見に行ったのが…


⑤Caravan at Bohemian Garden

始まりは深夜の1時20分から。

行ったことある人は知っているだろうが、ボヘミアンガーデンはとてつもなく遠い。僻地にある。
そして時間も時間だ。そんなに人は多くなく、まばら。

しかし、俺が今回のライジングサンで一番印象に残っているのはこのCaravanとなった。

最初凍えそうなほど寒くて、遠くで座り込みながら見てたんだけど、なんだろうずっと遠くで聞いていたらなんだか泣きそうになってきた。
彼の音楽がそうさせたのか。

深夜の3時まで彼の歌を聴き続けていた。ちょっとうるうるしながら。
気づいたら一番前まで行って、彼の顔を見ながら聞いていた。

そこに集まっている人たちもどこか居場所がない感じがして。
彼も言っていたけど、この時間にこのボヘミアンガーデンに集まっている人たち。
行く場所がないような人たちが集まっているようだった。

彼は今CDをレコード会社に卸すのではなく、演歌スタイル、つまりはライブを聞きに来てくれた人たちに音源を買ってもらうというスタイルでやってりるそう。何かあったのだろう。深くは語っていなかったが、何となくわかる。

そして、このネットでyoutubeとかでもいとも簡単に音楽が聴けるこの時代に、わざわざライブに来て音楽を聞こうなんて人たちは本当に音楽が好きな人たちなんだなって思う、と。
俺もそう思った。

そのセリフを聞いて、俺が音楽な好きな人なんだと再確認できてなんかすごくうれしかった。

結局最後までずっと聞いていた。まだ聞いていたかった。


Caravanを聞き終えたら、いよいよ最後だ。
このライジングサンロックフェスティバルのオオトリ。
Sun Stageに移動した。


⑥Brahman at Sun Stage 3:40~

ブラフマンは実は2回目。
前見たのはもう8年前になる。広島のセットストックというフェスでトリだった。
その時はMCを一切せず、激しい曲を連発し、俺は脱水症状に陥ったほど。

まだ位中、ライブは始まった。
トシロウ年取ったね。

先ほどのCaravanのアクトは最高だったが、やはりBrahmanもとてつもなくかっこよかった。
特にMCがやばい。かっこよすぎる。
なんかしゃべりに惹きつけるものがある。セリフがかっこいいとしか形容できない。
トシロウかっこよすぎるだろ、マジで。
彼らのMCにも、そして静と動の激しすぎる曲にも泣かされた。

そして、

Brahmanのライブ中に朝日が昇った。


綺麗だ。なんか本当に涙腺が緩い。元気になったというよりも、ただ、呆然とその綺麗な景色に見とれていた。

これこそこのフェスの名前にもなっている、まさにRising Sun。


仲間たちを合流し、Brahmanの余韻に浸りながら語って、朝日とともに写真を撮った。


これにて俺のRising Sun Rock Festival 2016は終了した。

ただ、俺にはまだここに書き残したことがある。

これを書かないとこの日の日記を締めくくることができない。

大好きな音楽にまみれて最高の時間を過ごした。楽しかった。
何も思い残すことはないはずだ。

しかし、俺はこれだけはここに書いておかなければならない。


それは…


























おはようございます




Rising Sun Rock Festival 2016

2017-01-28 18:22:09 | 音楽
今年の夏に北海道を10日間も回ってきて、その途中にRising Sun Rock Festival 2016にいってきた。

ブログの中では「旅」のカテゴリで詳しく書いているので、
一応こうして「音楽」のカテゴリにもリンクを貼っておいた。

ただの自分のこだわりですね。

http://blog.goo.ne.jp/3104tyoume_march/e/00ef16d511678e2d95d2b80e1b7b04b5

よろしかったらどうぞ。

蝦夷周遊記 4 -Rising Sun Rock Festival 2016 1日目ー

2017-01-28 17:30:07 | 
ここからは写真とタイムテーブルを頼りに俺の記憶との勝負だ。

仲間との乾杯を終え、いざファーストアクト。

まずは

①SHE'S at def garafe 15:00

若いバンド。奥さんが一番楽しみにしていて、絶対に見たいといっていて俺も一緒に見た。
まるで大学生のようだ。爽やか。
しかしdef garageのため、たった30分で終わってしまった。
奥さんはこの30分ですでに一番の目的を失ってしまったと嘆いていた。

②Mrs. Green Apple

なんか若いバンドばかり見てるな。
遠くてなんとなく見ていた。初めて聞いたってのもあって。

そして奥さんと別れ、俺はチャージに入る。
お次は今回のライジングで最も楽しみにしていたバンドを見るためだ。
ここで声高に言うのも結構恥ずかしいけど。

それは…


Babymetal


書いてて恥ずかしい。
いや、あの人たちめっちゃかっこいいから!
普通に音源聞いてても面白いよ。
ってすべて必死の弁解に聞こえてしまう。
まあ、いい。

早めに行き、最前列を確保する。
俺は必ずフェスに行くとひとつはこうやって最前列で踊り狂う。
それがなんと今回はBabymetalだったってこと。

あの始まるまでの時間が非常に待ち遠しい。

そしてまずは神バンドたちのサウンドチェック。
たかがサウンドチェックだけでも彼らがとんでもないバリテクなのがわかる。

そして

③Babymetal at Sunstage

サンステージのため、1時間だ。
俺はこんだけ楽しみにしていたと言っているのに、なんと1stアルバムしか聞いていなかった。
そして目の前で演奏されているRoad Of Resistanceに一発でやられた。
あの曲かっこよすぎるでしょ。
そしてKARATEのOh~Oh~Oh~の音が夕暮れ時の北海道の広い空に広がる。
家に帰って即効i-tunesで購入したのは言うまでもない。

ってかあの人たちってMCほとんど一切ないんだね。メインのボーカルの子はひたすら睨み付けてるだけでMCは無かった。
たまに煽って声を発することあったけど、すべて英語であった。さすが海外で人気のバンド。

終わってから物販に行く。俺の目の前にいた人が狐のお面をしており、あれ売っているのかどうかほしくなってしまったのである。
完璧なオタクだ。
まあ、売ってなかったので未遂に終わった。今思えばよかったと思う。

その後はこれまた俺が崇拝してる彼女だ。


それまでの時間に物販に並び、いつものTシャツを購入。
いつも思うのだが、あの目のまでどんどん売り切れの札が貼られていくあのハラハラ感をどうにかしてほしい。
フェスあるあるに登録したらどうか。
無事にあの出演アーティストのリストが背中に入った定番のものを購入できた。

本日お楽しみはまだまだ続く。

俺がもう崇拝の域に達している、Coccoさまだ。

④Cocco at Earthtent

Coocoさまをアーステントに入れるなんて失礼だ。
込んでて入るのに大変だったじゃないか。まあぐいぐい前のほうに行ったけど。
またお会いできましたね、Coccoさま。貴女に溺れます…

Coccoのライブを見るのはもう4回目だ。

一番最初に見たときは幕張のカウントダウンだったが、そのときの衝撃は今でも覚えている。

今回のセットリストは最高で、一曲目が“焼け野が原”だった。
もう最初の“ねぇー”だけでううぉーーーーってなる感じね。
泣きそうになった。

Cocco様の音と感情に埋もれ、ちょっと休憩。

仲間たちはHey Smithを見に行ったが、俺は別のところに。

⑤電気グルーヴ st Sunstage

野外のテクノの爆音はいいね。
クラブみたいな小さい箱でもいいんだろうけど、あの馬鹿でかい広い中でバスの4分打ちが腹にズンズン来る感じがいい。
遠くで奥さんとビール飲みながら体揺らしながら見ていた。

うーん、この辺で何か食べたんだろうけど思い出せない…

そして休憩一切なしで一気にアーステントに移動。
このサンステージからアーステントまでの距離が長い…


⑥サンボマスター at Earthtent

この人たちも俺にとっては思い出のバンド。
こちらもカウントダウンで初めてライブを見て衝撃を受けたバンドだ。
ライブの煽りが熱すぎる。気づいたら踊り狂っていた。
あの人たちのおかげでなんか色んないやなことを一切忘れられた。そんな力を持ってるようようなライブだったんだよね。

しかし、今回はアーステントだったため、入場規制がかかり、もうすとてつもない人が会場からあふれていた。
それでももれ聞こえてくるあの独特の声。暑苦しすぎるMC。遠くに米粒くらいの山口が見える。
元気が出る力を持ってるよあの人たちのライブは。

その後は12:30までテントで休憩。

ここでもなんか食べた気がするけど思い出せない…
快眠を取り、本日最後のお楽しみ…


⑦Special Others at Raibow Shangrila

やはりこの人たちで締めないと。
本当に大好き。

カウントダウンライブでも、フジロックでも毎回必ず見ている。何回見たのは覚えていない。
フジロックのときなんてドラムの人と握手して写真を撮ってもらった。

体が踊り狂う。音に溺れる。
あのアドリブ感いいよな。合図出し合って本人たちが一番楽しんでる感じが。
MCはマジでふざけてたけど。
いつも気になるんだが、キーボの人の後ろでクルクル回ってるあれは何なんでしょう。

最高の夜になった。


1日目はここまで。