3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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ボルネオ紀行 6 ―動物園と帰国編―

2017-01-21 18:08:21 | 
20161230

ボルネオ島の旅3日目。
この日は最終日。

夜には空港にこのなければならないが、フライトは23時30。
余裕をもっても9時半には居れば十分だろう。

ということでほぼ1日中いることができる。

最初はこの3日目は街歩きに充てようとしていたのだが、2日目に街歩きはしてしまったので急遽ツアーを入れた。

集合場所は、ハイアットホテル。
俺らが泊まっていたホテルは大通りに面していないため、迎えが来れないのだ。

昨日の時点で場所は確認していた。ホテルのチェックアウトをし、荷物は預ける。

そしてこの日に入れたツアーはロッカウイ・ワイルドライフパーク。
ボルネオ島の珍しい動物を見ることができる動物園だ。
海系のアクティビティにするかも迷ったが、今回は海系の準備をしてなかったのもあり、海系ならば他の地域でも楽しめる。
どうせならここでしかできないことということで、ワイルドライフパークにした。
時間も2時ごろまで適当である。

バスに揺られて1時間くらい。
途中でバスが石に乗り上げ身動きが取れなくなるトラブルもあったが、無事に到着。

数多くの動物たちを見たので、ダイジェストで。

1匹目…赤いオウム 動かない。おとなしい。
2匹目…パラワン・サイチョウ 東南アジアに生息する。姿はザ・東南アジアの鳥って感じ。
3匹目…クジャク ちょうど羽広げてこっち向いてくれた。
4匹目…ボルネオ・ピグミーエレファント 姿かたちはどうみてもゾウだが、小さい。子どもに見えるがあれで十分な大人だそう。こいつもボルネオ島固有種。
5匹目…マレートラ こいつもボルネオ島固有種。ずっとうろうろと落ち着きなく動いていた。
6匹目…オランウータン。実はオランウータンは1か月しか動物園にいない。1か月以上同じ動物園の中で飼育しているとストレスで動かなくなってしまうそう。なので、1か月で新しいやつと取り換えて、野生に返すらしい。
7匹目…テングザル 昨日、野生で見たテングザル。ここにいるやつらはやはり檻に入れられているためか元気がなかった。
8匹目…ヤマアラシ 激しく地面を掘っていた
9匹目…エミュー こちらに近づいてきた。目を狙ってきそうな緊張感が。

そしてショーへ。
このアニマルショーがこの動物園で一番おもしろかった。
黒い大きめの猫のような動物、あれはなんていう動物なんだろう…

オウムはやはり賢い。もしかして一番最初に見たおとなしいあいつだったのだろうか…

最後には3メートルもあるニシキヘビも触ることができた。全くぬるぬるしてないんだね。完全にドライ。めっちゃ筋肉質だった。

ショーを終えた後は近くのフードコートでランチ。
ナシゴレンとほうれんともやしとエビの炒め。これが最後のマレーシア料理だ。やっぱりうまい。ぺろりと平らげた。
そしてその時飲んだマンゴージュースが冷え冷えでめっちゃうまかった。

最後にお土産やにもよってくれて、俺らが求めているちゃらついたものも数多く置いてありよかった。
テングザルに魅了されてしまった俺はテングザルのぬいぐるみを買ってしまった。
もっと小さいものでよかったのだが、やはりボルネオ島ではテングザルは人気なのか、小さくて安いものがなかった。強気だ。

その後はハイアットホテルで一服。この時からたばこの本数が限界ぎりぎりでどこで吸うかタイミングを考えながら吸っていた。

時間はまだ4時… 5時間もある。

ハイアットホテルについてるカフェでポストカードを書く。ここで1時間。
ここで飲んだリンゴジュースがおいしかった。居心地良かったな。

その後は再度街歩き。
昨日行ったフィッシュマーケットが賑わっていた。何も食べなかったが、ずらりと並んでいるシーフード見ているだけで面白い。
アジア独特のガンガン声をかけてくる感じ。

その後はまた昨日行ったクラフトマーケットへ。
実はここまた来たいなと思っていた。ここでふと偶然、気になったお土産があって。まあ、すっごいチープなマグネットなんだけど。
場所も覚えていて、無事に売れていなく、購入することができた。

その後しばし町をぶらつき、1時間。

そしてその後はホテル近くのバーガーキングで再度ポストカードを書き続ける。実に35枚を書き上げた。
ホテルハイアットのフロントで出した。

最後の最後、ホテルの目の前にあるSea Monsterという店で夕飯。
パスタおいしかったな。ってかこれで時間はぴったり。意外と時間は余らなかった。やり残したこと全部やったらぎりぎりになった。

ホテルに荷物を取りに行く。空港までの送迎を予約していたので、9時半ぴったしに空港に着くことができた。

意気揚々とカウンターに行くと…


まただよ…


飛行機が2時間半遅れ。

もうこの程度では驚かない。どれだけ帰りの飛行機のトラブルに見舞われるのか。

時間はまだ10時だ。
わざとゆーーーーーっくりと空港内のお土産やを回る。家、職場、お世話になってる飲み屋のマスター…
じつにゆっくり回ったつもりなのだが、1時間か…

そして最後の煙草を吸いに行く… 
これから時間を潰さなければならないというのにたばこがこれで尽きることになる。

最後の一服をかみしめるように吸う。

灰皿の周りに行ってみる。すると… ん…?

なんか下が白いな…なんて上を見上げると…


マジで真っ黒なほどの鳥が。

よく耳を澄ませばぴたぴたと何かが落ちる音。

一瞬で逃げた。
屋根がない道路のはじで最後の一本が終わる。


保安検査を終え、まだ2時間以上ある…

ビールでも飲んで時間を潰そうとするが、なんと店が全然ない…

ビールを求めジプシーと化してしまった… 

奥さんがさっきビールを飲んでた人いた気がしたと。
見間違いかと心配していた。
保安検査に持ち込めるはずなんだから、このどっかにあるはずだ。
一番奥まで行ったのに結局ビールを売っている場所はなかった。

まじか…とうなだれている中、反対側の方にも行ってみるか…微かな望みを託して反対側の一番はじまで行ってみた。
人は誰もいない。




なんと



見つけた。

誰もいない店がひっそりと開いており、クーラーボックスの中にはビールが!
この時は光って見えた…

ビールがあれば2時間潰せる…ありがとう…

念のため、この店何時に閉まるんですかって聞いてみた。


はい、4時までですって笑って答えた。

ありがとう。


ビールを2本飲んで、お腹がすいてくる。

目の前にはカップラーメン…トムヤムクン味…


これマジで美味すぎた。辛かったけど、こんなにうまいカップ麺あるのかって思った。


あの神の店、本当にありがとう。

このコタキナバル⇒仁川までは機中泊。
飛行機の6時間は寝たんだか寝てないんだかよくわかんないけど飛んでしまえばこっちのもんだ。

2時間半遅れたせいで帰りの韓国でのトランジットの待ち時間が一切なかった。

トランジットで航空券がなかったので心配だったが、Korean Airではトランジットで入って中で発券できる。
そういうこともできるんだということを学んだ。

韓国では免税でたばこをカートン買いしてしまった。

一服したらもう搭乗時間。

あの2時間半の町はこっちの待ち時間を代わりに待ったようなものだ。


日本に付いたらいつも通り。
バスで池袋戻って地元に。
帰りの成田⇒池袋はマジですいてて、1時間で着いた。

そう言えばもう今年もあと8時間か。
31日なんだな。