3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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秩父からの大移動ひとり旅 2

2019-07-13 21:40:45 | 
20190504

こんなに長く電車に乗る旅は初めてかもってくらい長いひとり旅の始まり。

奥さんとは東飯能駅で別れを告げて俺はJR八高線に乗り換え。
八高線は乗ったことあるけど、東飯能から乗るのは初めて。ホームで待ってる時間が凄く新鮮であった。

八王子駅までは30分くらいであったと思う。
そこ迄の景色が雷雨。
車窓からは稲妻がはっきりと見える。
俺が何としても見たいものは、晴れてないといけない。まぁ、上諏訪に着くまでには天候も変わるだろう。

八王子駅に到着。

ここで朗報が。
みどりの窓口で一番早い行き方を相談すると、特急なんとかっていう特急だと2時間弱で上諏訪駅に到着することがわかった。
確か4000円くらいかかったが、背に腹はかえられぬと速攻取ってもらった。確か16時半の発車だった気がする。

30分ほど時間ができたので、近くの喫煙所でゆっくり一服し、みどりの窓口横にあったカフェでアメリカンをブラックで飲む。この時あたりからワクワク感がたまらなくなってきていた。

最後にカフェの喫煙所で吸い納めして出発。
この自分の座席確認して乗り込む感じいいね。

いざ上諏訪へ。てか上諏訪って特急停まるんだな。

電車を乗り継いで行くのではなく、一本で行けるこの楽さ。アイフォンのケーブルも充電して充電切れへの対策もバッチリだ。

予定外にまとまった時間が取れ、しかも指定席だった為、1時間ほど寝ようかと思ったのだが、ひとり旅中の自分の状況にワクワクしてしまい、全く寝れなかった。

GoProをすぐ使えるようにセット。
AmazonでKindle版の漫画を買って読む。
秩父で貰った御朱印帳を眺める。

こんな事しながら、1番のメインは、上諏訪の天気予報と立石公園のサイトで日没時間や今日の夕日情報を後半ずっと調べていた。

そのサイトによると、今日の日没の時間は18時35分。

で、この電車が上諏訪駅に着くのが、18時15分。

で、どうしても間に合わせたい目的地の立石公園までの所要時間を調べると、車で10分、徒歩で40分。
この日に見れないと明日は別の場所から帰るので時間的に無理がある。てかそもそも今日が天気的に最高だ。

何度シュミレーションしてもギリギリである。
このギリギリな感じがまたドキドキして寝てる場合じゃないんだよ。

上諏訪駅に着く5分前くらいにバックパックを整理して、GoProはすぐ出せる位置にセット。
出口付近にスタンバイ。

ドアが開くと同時に駆け出す。
勿論タクシーの場所も調べてある。
速攻で改札を出てタクシーに飛び乗る。
運転手に立石公園までと伝える。
ここまでめっちゃスムーズ。てかタクシー待機してるのあってよかった。




そして…






間に合った…


映画「君の名は」の糸守湖のモデルになったと噂されている諏訪湖サンセットバージョン。

どうしてもこれが見たくて&写真撮りたくて。
何とかギリギリ夕景に間に合った。
てか最高の時間に着いた。18時25分に着いて、立石公園まであと少しってところでめっちゃ車が渋滞してた時はビビったが、運転手がいい人で、ここで降りて、歩いて行きなっていってくれたので、渋滞している車を横に徒歩で到着。

沈みゆく夕日とオレンジ色に染まる諏訪湖をしばし眺める。

ここ立石公園は、諏訪湖を一望できるビューポイント。
ここから諏訪湖を見た眺望が映画「君の名は」の糸守湖に似てることから聖地になったらしい。

それ以前にここは関東の夕景スポット100選に選ばれててここから見る夕景はヤバかった。





GoProも大活躍した。皆んなに見られるけど気にしない。

そして、日が沈んで行く。

で、夜景バージョンもどうしても見たくなってしまって。

特に何も無い立石公園で40分間暗くなるのをひたすらに待つ。

勿論愛用のiPodを取り出し、スパークルを一人で聞く。マジで染みる。自分が見ている景色と最初のイントロの音がリンクして行く気分。

ここ立石公園は絶好の夕景スポットであり更に鉄板のデートスポットらしく、カップルばかりになっていった。
周りが2人の世界になっていく中でもいい年した男は1人でGoPro振り回しました。
失う物、怖いものなんて何一つないと思えるねひとり旅は。

寒くなってきて、少し丘を降りて悪さんに電話して自慢したりして。



諏訪湖夜景バージョン。


これで思い残すことはない。聖地諏訪湖を思う存分堪能できた。

こっからはかなり危険な道のり。
皆んな車で帰り出す中、俺はタクシーで来たため、歩いて降りることになる。

完全なる山道。街灯など全くない道。
車が通るたびにライトでここに人がいますよアピール。

スマホのライトだけで降りた。
しかも道はGoogleマップで見ながら。

スマホの電池ももう底を尽きそう。

少し迷いながらも漸く上諏訪駅周辺に戻ってくることができた。

時間は8時過ぎ。
ホテルから電話がかかってくる。
食事が9時までですよ、との事。少し急がねば。

歩き回って気がついたら高島城にいた。
ここまで来たらもう大丈夫。
実は仕事でここには一度来たことがあるので、ここ高島城から諏訪湖までの道は完璧に覚えている。

途中以前も一服したファミマで再度一服。

今夜泊まる諏訪湖レイクサイドホテルは本当に諏訪湖の湖畔にある。

以前通った道を懐かしがりながら、諏訪湖レイクサイドホテルなは到着。

するとなんか怪しげな大きなバスが。
中国の団体客。

直ぐにチェックイン。まう夕飯が近いので部屋に入らずそのまま夕飯でもいいか尋ねるとすんなりOK。
しかもホテルの人がこれから団体がくるので、バイキングの好きなもの取っておいた方が良いですよとアドバイスをくれた。めっちゃいいじゃん。俺みたいな1人の客も大事にしてくれてる感じが。

ビールを注文してご飯は日本昔話並みの大盛り。鉄板焼き美味かったな。


1人でのご飯。悪くない。
ひとり旅やっぱいいわ。

その後は1人で大浴場。

ビールを買って1人部屋で飲む。
ひとり旅で部屋に入り込んで荷物出したり整理したり、明日の予定を立てたりする時間てこんなに楽しかったんだな。なんかこのホテルで1人で過ごす時間が異様に印象に残っている。

明日の予定を考えながら早めにベッドに入ったが、ひとり旅のワクワクが強すぎて全然ねれなかった。