20170809
タイ5日目
この日は昨日行けなかったアユタヤへ行く日だ。
朝早く行きたかったが、せっかくホテルで朝食をつけているのだから、それはぜひとも食べたい。
ホテルの朝食は6時から。
ということで5時半に起きて、準備をして朝食をべたらすぐに出発するということにした。
やはりホテルの朝食はうまい。
たらふく食った。いつものようにこれで2時くらいまでは持つだろう。
アユタヤはスコータイと違い、列車での旅。
といっても1時間半くらい乗る。
そして乗る列車は、あの空港から乗ったローカル色溢れるあの列車だ。
いつものようにクルンテープ駅へ。ここでアユタヤ行きのチケットを購入。
二等のチケットがほしかったが、当日購入は三等しかないとのこと。うん、まさにあの来たときに乗ったやつだ。
出発がだいぶ遅れていて、逆にちょうどいい列車に乗ることができた。券売所で列車のチケットを購入。
てか待つどころか、ぎりぎり過ぎて走った。プラットフォーム10番線に。
三等の列車に乗り込む。ここから一時間半の列車の旅。
やはりこの列車はローカル色が非常に強い。服装を見れば地元の人かどうかは明らかにわかる。
その中に交じってちらほらとバックパックを背負った観光者の姿が・
列車は当然、駅のアナウンスもない。
加えて俺はタイ語は一切分からないので、駅についても何駅なのか分からない。
ここでも大活躍したのが、グーグルマップ。
これを見ていれば、次の駅が何駅なのかとか、近づいてるなとか、最終的には次がアユタヤ駅だなとか完璧にわかる。
文明の知、恐るべし。
けどアユタヤはタイが誇る一大観光地なので、車掌さんが“次はアユタヤですよ”みたいなことを英語で言ってくれていた。
列車の中ではひたすら、やらなくてはいけない仕事をしていた。
多少の緊張もあったし、列車の揺れも相まって作業はあまり進まなかったな。
というわけで無事にアユタヤ駅に到着。
多くのツアーが催行されているアユタヤであるが、個人で行くには結構大変だということを知る。
せっかくなので駅で記念撮影。
アユタヤ駅に着いたのは9時くらい。
これからタイが誇る文化遺産の二つ目、アユタヤの遺跡群をじっくりと回るとしよう。
一服を済まし、出発。
駅からまっすぐ伸びている道を50メートルも進むと、川が見えてくる。これを渡らないと、有名な遺跡群に、向かうことができない。
50バーツを払って渡し船に乗る。出発時間もなく、適当に人が集まってきたら出発って感じ。
レトロなエンジン音がけたたましい小さいボートだ。
対岸に渡るとすぐにレンタサイクルを借りた。
スコータイの時にもうすでに病みつきになっていた。自転車の機動性を知ってしまったからね。
スコータイよりもアユタヤの方が自転車はいいものであった。これなら尾てい骨が痛くなることもなさそうである。
自転車をかっ飛ばし、今度はアユタヤの町をひた走る。
まず向かったのは一番有名な寺院、ワット・マハタート。
アユタヤに来たらまずはここって言っても過言ではない位に有名である。
勿論、一番見たかったのは、あれね。
入場してすぐそれを見つけることができた。
微笑んでいる。あんなにも優しい顔をしていたのか。
あの有名な仏頭には何ともロマンチックなストーリーがある。
アユタヤは外交も盛んで国際都市として非常に繁栄した都市であった。
しかし、ビルマ軍の侵攻によって徹底的に建造物は破壊された。
その中にある仏像も徹底的に破壊され、すべての仏像の首は刎ねられた。
今でも首のない仏像が数多く残るのはそのためである。
しかし、そのはねられ、悪露狩り落ちた仏像の首を菩提樹の木が優しく包み込み拾い上げるかのようにあの形になった。
ますで菩提樹の木があの微笑みの顔を守っているかのように。
この話を最初聞いたとき、鳥肌が立った。
そしてぜひこの目で見てみたいと強く思った。
ここは立って記念撮影をすることができない。おそらくあの仏塔よりも高い位置にこちらの頭を置いてはならぬのであろう。
注意する管理の人の注意からも、並々ならぬあの仏頭に対する信仰心を感じた。
園内をぐるっと一周。中の仏像は本当にひとつ残らず首を刎ねられていた。
仏教の象徴ともいえる仏像。その首を刎ねるという行為はその主教を信仰しているものにとって最も精神的にダメージを与えるものであっただろうと思う。
ワット・マハタートの売店でポカリスエットを発見。キンキンに冷えている。
これが最高にうまい。ずっとお茶だったので、こんなうまいのかと思った。
次に向かったのもアユタヤの目玉、ワット・プラ・シー・サンペット。
ここも絶対に来たかった。なぜならもう8年くらい前にイッテQという番組で、松嶋尚美が深夜特急というコーナーでここを訪れており、それを見た俺は、ここいってみてえと思ったのである。
バンコクでいうワット・プラケオにあたる王室守護寺院。
ここはなんといっても今でもきれいに残っている三対になっている仏塔である。
この中にはかつての王のお骨が収められているそう。
この仏塔には階段がついており、登ることができた。
で、この階段がめっちゃ急なんだな。
そして登り切ったところからの眺めは綺麗。
たかいビルのような建物がないアユタヤ。遠くまで見渡すことができた。
ぐるっと一周して写真を撮りまくった。
何処を切り取っても絵になる。
お次はどこに行こうか。
インパクト抜群のところを見つけた。ここはまさに俺ら世代の男ならテンション上がるであろう場所を見つけてしまった。
その名もワット・ローカヤースッター。
大きな寝大仏が強烈なインパクトがある。ここはまさにストリートファイターⅡのサガットのステージである。
ワット・ローカヤースッターは今いるワット・スラ・シー・サンペットからは少し離れている。
自転車で10分ほど。途中で道には象の駅というべき象舎のような場所があった。
オレンジ色の袈裟を来た象がのっしのっしと道を歩く光景はまさにアユタヤらしい光景である。
道の途中で止まってGoProの動画をチェックしてたらすぐ後ろに象が迫っていた時にはビビった。
その道はスコータイを髣髴とする地元道。
地元民しか行かないようなローカル色強い飯屋のわき道を行こうとしたら、ここのオッチャンから、“寝大仏見に行くのか?だったここの道じゃなくて一本奥の道だ”と教えて貰った。タイの人たちは本当に優しい。
細い裏道と曲がりくねった林道を自転車で進むと、どーんと見えた。後姿だけど。
オレンジ色の袈裟をきて巨大な寝大仏がそこにはあった。こいつはでかい。
周りには何も遮るものがなく、壮大な感じ。インパクトは申し分ない。
30メートルほどの大きさらしい。
そしてこの年代の男としては思い出すのはストⅡのサガットのステージである。
今更タイガーショットくらい出せそうな気がする。しゃがまれたら当たらないけど。
ここでもGoProは大活躍してくれた。広角で撮れるのがこういう場所では本当に大活躍だ。
この寝大仏の前にはちょっとしたお土産やがあり、ここで一服しながら冷えたスプライトを飲む。生き返る。
ワット・ローカヤースッタ―を後にして、帰路へ。
ワット・ヤイ・チャイ・モンコンも行きたかったがバンコクでやるべきこともあるので、アユタヤはこの三つまでにした。
来た道ではない道を通り少し迷ったが、無事レンタサイクルを返却し、渡し船に乗り、アユタヤ駅に到着して一服。
時間は1時くらい。
最後に駅で記念撮影等を済ませ、例の列車に飛び乗る。結構混んでて地元の人と密着して座ることとなり、結構緊張した。
三時前くらいにはクルンテープ駅に到着。結構遅れたな。
一度ホテルに戻りまたコンビニで買ったポテトチップスで昼飯。やはり昼飯は犠牲になる。
その後は奥さんの念願だったタイの雑貨屋巡りの旅。スコータイ、バンコクのカオサン通り、アユタヤと俺の趣味全開で来ていたので、ここから先は自由に時間を使ってほしいということで。昨日の続き。
昨日と同じようにスクンビットからプロンポン駅へ。昨日より時間は早い。
まず向かったのはチムリムという店。
そして奥さんが一番行きたかったというクーンという店に向かう。裏道で見つけるのに一苦労した。
しかし、水曜日が定休日… 地球の歩き方にも書いてあった… 残念…
そして次に向かったのはプラネッタ・オーガニカ・スクンビット・ショールームという、雑貨というよりは服屋。
しかしここもすでに閉店しているという… 残念過ぎる。
ということで、昨日行ったニア・イコールへもう一度足を運ぶ。昨日は時間も遅かったが、今日は時間も早いためゆっくりと見て回ることができる。
雑貨では結構な散財をした。タイとは全く関係のない鳥のぬいぐるみとか。
プロンポンからスクンビット駅へ。ポストカードを購入するため、ターミナル21というアソック駅と直結している大型のショッピングセンターへ。ここの地下に本屋があり、ここで無事に購入できた。
一回ではアクセサリーが販売していた。
ここにいる人たちも、身なりもよく、あの20バーツで電車に乗る人たちと同じ環境で生きているとは到底思えない。
どこも格差はあると思うが、ここまで顕著ってのもすごいと思う。
アクセサリー売り場を冷やかしつつ、デパートの外に出てみると…
何かが違う。
異様な雰囲気を瞬時で肌が感じ取った。
黄砂が舞い上がっているように、空の色が先ほどとは全く違い、黄土色になっている。
本当に一瞬。
ついさっきまで外を歩いていたのだ。俺らが買い物をしているほんの数分の間に。
何が起こっているのか理解するのに数秒かかった。
そしてようやく理解する。
あぁ、これが噂に聞くスコールか。
とんでもない雨量だった。天変地異かと思うほど。
空がオレンジ色になってるからなんか世界が終わりそうな雰囲気だったよ、マジで。
東南アジアのスコールは半端ではないとは聞いていたが、ここまでとはね。
てかこれまで一回も当たらなかったのは相当に運がよかろうと思う。今のタイは雨期だからね。
こんな雨量が散策中に降ってきたら目も当てられなかっただろう。傘とかが通用するレベルの雨じゃない。
とか思っているあっという間に道路が灌水してきた。
このタイミングで見れてよかった。経験値としてね。
スタバに逃げ込み、雨が止むのを待つ。スコールは意外と速く過ぎて行った。
そして最後のコンドームス。
どれだけ言ってるんだ…
流石に昨日と連続してだったので、店員に顔を覚えられた。
この日は最終日だったので、レストランについているショップでお買い物をした。
売ってるものも流石にハイセンス。俺はキーホルダーを買ったが、これは公共の場で付けられないよ。
この日はとうとう、タイに来て食べてみたいもの完全制覇した。
1、トムヤムクン
2、ヤムウンセン(まぁ、これは来て、食べて決まったのだが)
そして3つめは…
グリーンカレー!
やはりタイに来たらこれはぜひとも食べておきたい一品である。
想像していたカレーとは似ても似つかない味。とても不思議だ。
ココナッツの味なのか?甘いようで辛いという何とも矛盾した不思議な味。
けど中に入っている野菜と食べるとやたら美味かった。
そしてコンドームスで食べるのは実は初めてのトムヤムクン!
安定のうまさ。
そしてそして最後はやっぱり俺がタイ料理でドはまりしてしまったヤムウンセン。
これで食べ納めと思うと悲しくなるほど。
ここのレストランは食べるとお土産が貰える。何が貰えるのかは分かるでしょ。
二人で行ったから6個もたまった。
最後に記念撮影してホテルへ。
ホテルではお仕事。結局寝たのは1時過ぎ。
ふらふらになりながら深夜のホテルでポストカードを書き上げる。
明日は朝市で空港、帰る日である。
タイ5日目
この日は昨日行けなかったアユタヤへ行く日だ。
朝早く行きたかったが、せっかくホテルで朝食をつけているのだから、それはぜひとも食べたい。
ホテルの朝食は6時から。
ということで5時半に起きて、準備をして朝食をべたらすぐに出発するということにした。
やはりホテルの朝食はうまい。
たらふく食った。いつものようにこれで2時くらいまでは持つだろう。
アユタヤはスコータイと違い、列車での旅。
といっても1時間半くらい乗る。
そして乗る列車は、あの空港から乗ったローカル色溢れるあの列車だ。
いつものようにクルンテープ駅へ。ここでアユタヤ行きのチケットを購入。
二等のチケットがほしかったが、当日購入は三等しかないとのこと。うん、まさにあの来たときに乗ったやつだ。
出発がだいぶ遅れていて、逆にちょうどいい列車に乗ることができた。券売所で列車のチケットを購入。
てか待つどころか、ぎりぎり過ぎて走った。プラットフォーム10番線に。
三等の列車に乗り込む。ここから一時間半の列車の旅。
やはりこの列車はローカル色が非常に強い。服装を見れば地元の人かどうかは明らかにわかる。
その中に交じってちらほらとバックパックを背負った観光者の姿が・
列車は当然、駅のアナウンスもない。
加えて俺はタイ語は一切分からないので、駅についても何駅なのか分からない。
ここでも大活躍したのが、グーグルマップ。
これを見ていれば、次の駅が何駅なのかとか、近づいてるなとか、最終的には次がアユタヤ駅だなとか完璧にわかる。
文明の知、恐るべし。
けどアユタヤはタイが誇る一大観光地なので、車掌さんが“次はアユタヤですよ”みたいなことを英語で言ってくれていた。
列車の中ではひたすら、やらなくてはいけない仕事をしていた。
多少の緊張もあったし、列車の揺れも相まって作業はあまり進まなかったな。
というわけで無事にアユタヤ駅に到着。
多くのツアーが催行されているアユタヤであるが、個人で行くには結構大変だということを知る。
せっかくなので駅で記念撮影。
アユタヤ駅に着いたのは9時くらい。
これからタイが誇る文化遺産の二つ目、アユタヤの遺跡群をじっくりと回るとしよう。
一服を済まし、出発。
駅からまっすぐ伸びている道を50メートルも進むと、川が見えてくる。これを渡らないと、有名な遺跡群に、向かうことができない。
50バーツを払って渡し船に乗る。出発時間もなく、適当に人が集まってきたら出発って感じ。
レトロなエンジン音がけたたましい小さいボートだ。
対岸に渡るとすぐにレンタサイクルを借りた。
スコータイの時にもうすでに病みつきになっていた。自転車の機動性を知ってしまったからね。
スコータイよりもアユタヤの方が自転車はいいものであった。これなら尾てい骨が痛くなることもなさそうである。
自転車をかっ飛ばし、今度はアユタヤの町をひた走る。
まず向かったのは一番有名な寺院、ワット・マハタート。
アユタヤに来たらまずはここって言っても過言ではない位に有名である。
勿論、一番見たかったのは、あれね。
入場してすぐそれを見つけることができた。
微笑んでいる。あんなにも優しい顔をしていたのか。
あの有名な仏頭には何ともロマンチックなストーリーがある。
アユタヤは外交も盛んで国際都市として非常に繁栄した都市であった。
しかし、ビルマ軍の侵攻によって徹底的に建造物は破壊された。
その中にある仏像も徹底的に破壊され、すべての仏像の首は刎ねられた。
今でも首のない仏像が数多く残るのはそのためである。
しかし、そのはねられ、悪露狩り落ちた仏像の首を菩提樹の木が優しく包み込み拾い上げるかのようにあの形になった。
ますで菩提樹の木があの微笑みの顔を守っているかのように。
この話を最初聞いたとき、鳥肌が立った。
そしてぜひこの目で見てみたいと強く思った。
ここは立って記念撮影をすることができない。おそらくあの仏塔よりも高い位置にこちらの頭を置いてはならぬのであろう。
注意する管理の人の注意からも、並々ならぬあの仏頭に対する信仰心を感じた。
園内をぐるっと一周。中の仏像は本当にひとつ残らず首を刎ねられていた。
仏教の象徴ともいえる仏像。その首を刎ねるという行為はその主教を信仰しているものにとって最も精神的にダメージを与えるものであっただろうと思う。
ワット・マハタートの売店でポカリスエットを発見。キンキンに冷えている。
これが最高にうまい。ずっとお茶だったので、こんなうまいのかと思った。
次に向かったのもアユタヤの目玉、ワット・プラ・シー・サンペット。
ここも絶対に来たかった。なぜならもう8年くらい前にイッテQという番組で、松嶋尚美が深夜特急というコーナーでここを訪れており、それを見た俺は、ここいってみてえと思ったのである。
バンコクでいうワット・プラケオにあたる王室守護寺院。
ここはなんといっても今でもきれいに残っている三対になっている仏塔である。
この中にはかつての王のお骨が収められているそう。
この仏塔には階段がついており、登ることができた。
で、この階段がめっちゃ急なんだな。
そして登り切ったところからの眺めは綺麗。
たかいビルのような建物がないアユタヤ。遠くまで見渡すことができた。
ぐるっと一周して写真を撮りまくった。
何処を切り取っても絵になる。
お次はどこに行こうか。
インパクト抜群のところを見つけた。ここはまさに俺ら世代の男ならテンション上がるであろう場所を見つけてしまった。
その名もワット・ローカヤースッター。
大きな寝大仏が強烈なインパクトがある。ここはまさにストリートファイターⅡのサガットのステージである。
ワット・ローカヤースッターは今いるワット・スラ・シー・サンペットからは少し離れている。
自転車で10分ほど。途中で道には象の駅というべき象舎のような場所があった。
オレンジ色の袈裟を来た象がのっしのっしと道を歩く光景はまさにアユタヤらしい光景である。
道の途中で止まってGoProの動画をチェックしてたらすぐ後ろに象が迫っていた時にはビビった。
その道はスコータイを髣髴とする地元道。
地元民しか行かないようなローカル色強い飯屋のわき道を行こうとしたら、ここのオッチャンから、“寝大仏見に行くのか?だったここの道じゃなくて一本奥の道だ”と教えて貰った。タイの人たちは本当に優しい。
細い裏道と曲がりくねった林道を自転車で進むと、どーんと見えた。後姿だけど。
オレンジ色の袈裟をきて巨大な寝大仏がそこにはあった。こいつはでかい。
周りには何も遮るものがなく、壮大な感じ。インパクトは申し分ない。
30メートルほどの大きさらしい。
そしてこの年代の男としては思い出すのはストⅡのサガットのステージである。
今更タイガーショットくらい出せそうな気がする。しゃがまれたら当たらないけど。
ここでもGoProは大活躍してくれた。広角で撮れるのがこういう場所では本当に大活躍だ。
この寝大仏の前にはちょっとしたお土産やがあり、ここで一服しながら冷えたスプライトを飲む。生き返る。
ワット・ローカヤースッタ―を後にして、帰路へ。
ワット・ヤイ・チャイ・モンコンも行きたかったがバンコクでやるべきこともあるので、アユタヤはこの三つまでにした。
来た道ではない道を通り少し迷ったが、無事レンタサイクルを返却し、渡し船に乗り、アユタヤ駅に到着して一服。
時間は1時くらい。
最後に駅で記念撮影等を済ませ、例の列車に飛び乗る。結構混んでて地元の人と密着して座ることとなり、結構緊張した。
三時前くらいにはクルンテープ駅に到着。結構遅れたな。
一度ホテルに戻りまたコンビニで買ったポテトチップスで昼飯。やはり昼飯は犠牲になる。
その後は奥さんの念願だったタイの雑貨屋巡りの旅。スコータイ、バンコクのカオサン通り、アユタヤと俺の趣味全開で来ていたので、ここから先は自由に時間を使ってほしいということで。昨日の続き。
昨日と同じようにスクンビットからプロンポン駅へ。昨日より時間は早い。
まず向かったのはチムリムという店。
そして奥さんが一番行きたかったというクーンという店に向かう。裏道で見つけるのに一苦労した。
しかし、水曜日が定休日… 地球の歩き方にも書いてあった… 残念…
そして次に向かったのはプラネッタ・オーガニカ・スクンビット・ショールームという、雑貨というよりは服屋。
しかしここもすでに閉店しているという… 残念過ぎる。
ということで、昨日行ったニア・イコールへもう一度足を運ぶ。昨日は時間も遅かったが、今日は時間も早いためゆっくりと見て回ることができる。
雑貨では結構な散財をした。タイとは全く関係のない鳥のぬいぐるみとか。
プロンポンからスクンビット駅へ。ポストカードを購入するため、ターミナル21というアソック駅と直結している大型のショッピングセンターへ。ここの地下に本屋があり、ここで無事に購入できた。
一回ではアクセサリーが販売していた。
ここにいる人たちも、身なりもよく、あの20バーツで電車に乗る人たちと同じ環境で生きているとは到底思えない。
どこも格差はあると思うが、ここまで顕著ってのもすごいと思う。
アクセサリー売り場を冷やかしつつ、デパートの外に出てみると…
何かが違う。
異様な雰囲気を瞬時で肌が感じ取った。
黄砂が舞い上がっているように、空の色が先ほどとは全く違い、黄土色になっている。
本当に一瞬。
ついさっきまで外を歩いていたのだ。俺らが買い物をしているほんの数分の間に。
何が起こっているのか理解するのに数秒かかった。
そしてようやく理解する。
あぁ、これが噂に聞くスコールか。
とんでもない雨量だった。天変地異かと思うほど。
空がオレンジ色になってるからなんか世界が終わりそうな雰囲気だったよ、マジで。
東南アジアのスコールは半端ではないとは聞いていたが、ここまでとはね。
てかこれまで一回も当たらなかったのは相当に運がよかろうと思う。今のタイは雨期だからね。
こんな雨量が散策中に降ってきたら目も当てられなかっただろう。傘とかが通用するレベルの雨じゃない。
とか思っているあっという間に道路が灌水してきた。
このタイミングで見れてよかった。経験値としてね。
スタバに逃げ込み、雨が止むのを待つ。スコールは意外と速く過ぎて行った。
そして最後のコンドームス。
どれだけ言ってるんだ…
流石に昨日と連続してだったので、店員に顔を覚えられた。
この日は最終日だったので、レストランについているショップでお買い物をした。
売ってるものも流石にハイセンス。俺はキーホルダーを買ったが、これは公共の場で付けられないよ。
この日はとうとう、タイに来て食べてみたいもの完全制覇した。
1、トムヤムクン
2、ヤムウンセン(まぁ、これは来て、食べて決まったのだが)
そして3つめは…
グリーンカレー!
やはりタイに来たらこれはぜひとも食べておきたい一品である。
想像していたカレーとは似ても似つかない味。とても不思議だ。
ココナッツの味なのか?甘いようで辛いという何とも矛盾した不思議な味。
けど中に入っている野菜と食べるとやたら美味かった。
そしてコンドームスで食べるのは実は初めてのトムヤムクン!
安定のうまさ。
そしてそして最後はやっぱり俺がタイ料理でドはまりしてしまったヤムウンセン。
これで食べ納めと思うと悲しくなるほど。
ここのレストランは食べるとお土産が貰える。何が貰えるのかは分かるでしょ。
二人で行ったから6個もたまった。
最後に記念撮影してホテルへ。
ホテルではお仕事。結局寝たのは1時過ぎ。
ふらふらになりながら深夜のホテルでポストカードを書き上げる。
明日は朝市で空港、帰る日である。