自称・へっぽこブログ!!

クラシック音楽やマンドリン音楽、オーディオやレコードなど。

レコードプレイヤー TN-300設置の顛末

2017年09月22日 23時52分39秒 | オーディオ
はっきり言いますが、レコードプレイヤーを購入しました。
TEAC TN-300、日本未発売品、赤色です。ebayの最安値$219で購入しました。


ONKYOやDENONなども調べたのですが日本へ持ち帰ることを考え、電圧を気にしないACアダプタを採用しているTEACを選びました。
これは梱包を開けた状態。内箱と外箱に分けられていました。


我が家のオーディオ外観。右スピーカー脇に置きました。プレイヤーのカバーはテレビにぶつかってしまうので聴く時は取り外してます。



さてさて、プレイヤー設置した当初、「ノイズ」に悩まされました。TNの内蔵イコライザーをオフにしてアンプの「PHONO」端子に接続すると「ジー」と言うノイズが聞こえるのです。普段使いのボリューム9時位置でも気になる大きさです。

TEAC JAPANへ問い合わせたところ「RC端子脇のねじとアンプ側のグランドを接続してください」と言われましたが、


さすがに返品の可能性のある製品のねじを緩めてしまうのはどうかと思い、最後の手段として取っておきました。

ところで、以前から気になっていたのがPHONO端子の上にあるCD端子。ここのケーブルをいじっていると雑音発生する事に気がつきました。試しにCDのケーブル(ピンクの)とレコードのケーブル(黒色)を交換したところ、あら不思議、PHONOで聞こえていた「ジー」が消えてしまいました。



その代わりにCD へ「ジー」が移ってしまいました。どうやら「RCケーブル」が悪さをしているようです。そこでTNに付属していた赤白ケーブルに付け替えたところ、なんてことでしょう、「ジー」が消えてしまいました。


どうやらこのRCAケーブルが悪さをしていたらしいです。購入当初、ケーブルの挿入力がきついので嵌合部を広げましたが、それが悪さをしていたのかもしれません。


そう言うわけで、試行錯誤の末、ようやく安心してレコードを聴く環境が整いました。



マニアの殿堂 Half Price Books, KY祭

2017年09月18日 02時22分08秒 |  レコード関連
先週末の話になりますが、9/8から10日の三日間、KY Exposition center(SDF空港の目の前の巨大展示会場)でHalf Price Books祭(筆者が勝手に命名)が行われました。たまたま行きつけのHPB(長いので短くしました)でチラシをもらって開催を知ったわけです。行かなかったら知らないままでした。

会場は夕方6時で終了。いつもの週末のお仕事を終えて3時頃に会場着。だだっ広い会場にぶっきらぼうに並んだ長机が我々を迎えました。写真は閉店前なので人が少ないです。


自称マニアはムスメとともにレコードコーナーを目指しました。途中、ムスメのためにテキトーな本をピックアップ、それで長時間の探索に耐えてもらうことにしました。

レコードコーナーはこんな感じ。あまりの量の多さにどこから手をつけて良いのか呆然としました。


気を取り直して手前の列から捜索活動を始めました。


3時間、黙々とレコードを出したりしまったりの繰り返し。最後の1時間はさすがに疲れを感じました。今回の収穫は、これ。レコードは合計29枚。全て、ナント、一枚$0.50(*⁰▿⁰*)。29枚買って$14.50。日本円で1500円ちょっとですよ。信じられなーいって感じです。ヴィヴァ、HPB!!



さて購入したレコードを紹介しましょう。
まずは「VOX」レコード。ブラームスの第一交響曲は後述しますがカラヤン先生のLONDONレーベルも手にしました。


次は、ナント、WestminsterとUrania レーベル。これもたったの$0.50、日本円で60円ですよ。でも、かなりの難有り。


ジャケットが恐ろしい事になっています。さすが消費大国アメリカ。HPBにあるのはこんなのフツウです。


気を取り直してコロンビア盤。
左上のベートーヴェンの「オリーブ山の主イエス・キリスト」は初めて知りました。


「マタイ受難曲」もたったの$0.50、メニューインの「ブランデンブルグ協奏曲全集」も同じく$0.50。


RCA盤。
左下のドヴォルザークの第九交響曲はストコフスキーの若い頃と晩年の2つの録音が一緒になって珍しい構成です。


Philips とEMI。
下段のブルックナーはアメリカで音源を購入したのは(CDを含めても)初めてかも?! 数年、ご無沙汰しています。
ジョージ・セルは前から気になっており状態が良かったので買いました。


ソニー盤。
全て状態が良いです。レコードでのマーラー3番は今回で2枚目。


これで最後。



まとめとして。
とにかく安い。でも状態は決して褒められたものではありません。物持ち良くないアメ人の気質がレコードにも現れています。たまに状態が良いのもありますが。

次回も参加できるなら、休みとって一人で朝から晩まで探しまくろうと思います。結局、2列のうち一列見切れなかったしCDコーナーも調べるなんてムリでした。

アメリカなので、指揮者ではストコフスキー・オーマンディ・セル、ピアニストはクライバーンの音源が多いです。