4月10日、いわき芸術文化交流館アリオスで武久源造氏のチェンバロリサイタルが行われました。
武久源造 チェンバロ・リサイタル
CD「from BACH to MOZART」発売記念
アリオスを訪れたのは、2月に行われたチェンバロ・コンサート以来、2ヶ月ぶりです。本来であれば最低2回、アリオスに足を運ぶことができたはずが、2/13の地震の影響でコンサートが中止・延期となってしまいました。
さて2ヶ月ぶりの演奏会、この御時世にコンサートを開催いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
プログラムは、新発売のCDと同じ曲目。
演奏の最中にチェンバロの「機構」を操作する人(山川節子氏が操作)が1秒にも満たない中で切替の補助を行うという、ハラハラドキドキの展開(失敗すると楽器が壊れるとのこと)。
前半はBachのみ(昼食を食べすぎて何度か意識が飛びました)、後半は息子Cristian BachとMozart。Mozartは山川氏と4手での演奏。
前半と後半では曲風がガラリと変化、大バッハは好きですが後半のほうが正直聴きやすかったです。
アンコールは武久氏の即興演奏、シンセサイザーのような響きに感じました。
曲間の武久氏のスピーチは外見とは裏腹にとてもユニークなスピーチでした。
コンサート後は、今回のチェンバロ、アリオス所蔵の16フィート弦付ジャーマン・チェンバロの説明会、美しい楽器を撮影しました。