自称・へっぽこブログ!!

クラシック音楽やマンドリン音楽、オーディオやレコードなど。

マーラー交響曲選集のトラップ

2017年05月25日 22時54分22秒 |  レコード関連
新品で買ったマーラーの交響曲選集。


クレンペラー指揮のマーラー第2交響曲をかけたのになぜか第三交響曲冒頭のホルンの強奏。「あれ、なぜに3番?!」とジャケットを見ると確かに2番のジャケット。

まさか、3番のCD、2枚になってないよね、と祈りながら3番のジャケットからCDを恐る恐る取ると、

「なんてこったぁ」
やっぱり3番のCDが入ってました。


この通り、CD2が二枚です。



望み少なかれど、まさかどっちかに2番が入っていないか両方聞いてみましたが、どちらのCDからもホルンの強奏が聞こえて来ました

やられました。
このマーラーの交響曲選集には気をつけて下さい。$7.99払って買ったのに。音悪いし、正直、聞く気を起こさなくなった。
アメリカのレコード会社だったら文句言ったけど敵はヨーロッパなのでムリだな、これは。



気をとり直して、小澤さんのマーラー2番にしました。この演奏は当時、実際に会場で体験した思い出ある演奏です。
こちらは買う前に開けてきちんと二枚別々なCD入っているのを確認してから買ったので大丈夫です。


DAYTON Audio DTA-120購入、タンデムスピーカーのバイアンプ接続に挑戦

2017年05月09日 23時58分35秒 | オーディオ
タンデムスピーカーキットKT-812をユニット毎に端子をセパレート化したことは自称大人気ブログで報告済です。
この改造で分かったことは、背面ユニットの音が前面ユニットと比べてとっても小さく、効果を成しているのか?という事でした。
その時の様子はこちら。

FBのオーディオクラブで相談したところ「バイアンプ接続」を勧められました。
「バイアンプ接続」とは、スピーカーのユニットそれぞれにアンプを繋げて音を出すという方式の事です。
我が家のスピーカーは、前面・背面それぞれ一つ合計二つのユニットがあるので、アンプを一台準備する必要があります。

追加のアンプはデジタルアンプを薦められまして予算$100以内としました。
一週間掛けて選んだのは、Dayton Audio「DTA-120」。amazon. comで税込$95、日本だとこの2倍強の価格です。
月曜日に注文して土曜日着。Amazon Prime会員なのに到着まで時間が掛かりました。

外箱。


開封。ACアダプタは二穴タイプ。行く行くはケーブルの交換も考えましょう。


DTA-120の前面。電源スイッチがなくボリュームを反時計方向に回し切る事でON/OFFしています。


背面。メーカー製だけあって生産国が中国でもしっかりとした構造です。


今使っているYAMAHA A-S700はPRE OUT端子が無いので、REC端子を使いました。端子間のスペースが少ないので配線には若干、苦労しました。


ACアダプタの端子が緩んでました。念のため、中のはんだ付けも確認しましたが大丈夫そうですね。


設置して電源を入れて音出し。当初、音が出なかったので「REC端子だと出力小さくてダメか〜」と思ったがA-S700側のセレクタを変えるとDTA-120を通して音が出るようになりました。
おかげさまで、当初の目的通り、前面/背面ユニットの音量を別々に調整できるようになりました。


背面ユニットはダイトーボイスDS-120FIII。このユニットだけを鳴らすと、箱の中で鳴っているせいか「高音が少なくカサカサした野太い音」。単体で聞くにはちょっとキビシイ音質。
ゆくゆくは、前面ユニットのFE83-SOLと同じFOSTEX製12cmユニットと交換したい。

背面側は縁の下の力持ち的な存在、音量上げすぎると前面ユニットの音を邪魔して変な音になってしまいます。
調整方法は前面ユニットのボリュームを固定、背面ユニットのボリュームを徐々に上げていって「共鳴したところ」がベストポジションだと思います。音盤ごとに調整が必要です。

それと、このDTA-120、一時間ほど通電すると機体全体がほんのりと暖かくなります(手で持てるくらいほんのりとした発熱)。
小さい割には結構、発熱します。デジタルアンプ全般がそう言う傾向なのか?!

とにかく上手くいきましたので良かったです。アドバイスをいただいたMさん、ありがとうございました。感謝します。



Festival of American Music 2, American Journey

2017年05月03日 23時30分46秒 | クラシックコンサート
日本は毎年の長期連休中。
ここアメリカはそんな事関係なく通常営業です。仕事のメール量が激減する時期でもあり、伝え漏れる情報も休みの雰囲気盛り沢山なので、なんとなく休みモードに入ってしまいます。

4月28日はLouisville Orchestra(LO) のCoffee Concertsへ行ってきました。昼間の演奏会なので通常のプログラムより曲目は若干少なくなっており、中間の休憩がありません。LOの2016/2017年シーズン最後のプログラムです。

前日までLO側のサーバーがダウンしてDonation割引購入が出来ませんでした。
当日、窓口に並ん某とした際、淑女から「二枚余っているからあげるわよ」的な事を言われて無料二枚チケットをいただいてしまいました。二年に一回程度、こういう嬉しいハプニングがあります。


曲目は下記の写真を参照。


前回のMTT客演に引き続き「オール・アメリカン・プログラム」。いつものクラシック音楽的な雰囲気は最初だけで、Saxophone奏者が現れた時にはJazzやジャズ・バンド、最後のLO Music Director のTeddy Abrams作曲「Selectons from The Greatest: Muhammad Ali」第三楽章はラップに語りを任せたりと。このコンサートに行かなければ、普段積極的に耳を傾けることは無いであろう音楽を経験出来て面白いプログラムでした。
日本で聞いたら「高い金出しているのに、なんだこの軽いプログラムは?!」などど思っていたに違いありません。


マーラーの第二交響曲から始まったLOの今シーズンのプログラムは全て終了しました。他地域のオケも5月中には今シーズンのプログラムが終了します。今シーズンはLOへ五回、足を運びました。
と思ったらIndianapolis Symphony Orchestraから広告が届いていて6月第2週にC. オルフ「カルミナ・ブラーナ」と演奏するから足を運ばないか、的な?!お誘いがありまして、多分、きっと、そのお誘いを受け入れると思います。

LOの2017/2018シーズンは9月から始まりますが年間チケット買おうか悩んでます。