レコードプレイヤーを購入したのが昨年10月。およそ5ヶ月使い続けたところ、気がついたらカンチレバーがセンターではなく、大きく右側・レコードの外側へ傾いてしまっていました。赤線が中心線、カンチレバーが右に数度、傾いてしまっています。
プレイヤーの販売元TEACにメールで相談すると最初の回答は「カートリッジが傾いている云々」と言う見当違いな回答。予想した通り、文面では通じにくいとネット上で写真をアップしてようやく症状を理解いただけました。
そのアドバイスを一部転記しますと、
通常、このような状態になる場合、外部から曲がる方向に何らかの力が加わった可能性が高い。
→ よく見るとカンチレバーの根元が若干、曲がっている様な気がするけど針に外力加えた記憶ないんだけどなぁ。
AT-95Eの場合、針先が楕円針となっていますのでこのように曲がった状態では正常に溝をトレースできない可能性がある。
→ これは、マズイ!!
他のカートリッジになりますが、以前同じように曲がった状態の針を使用した場合、音飛びが発生するといった事例があった。このようになってしまった場合は針の交換は必須。
→ 早速、amazon.comで2個、替針を注文しました。
現状通常の使用において針がこのように曲がることは無いものと考える。
→ そりゃ、そうだ。
実際、アームとかシェルに重りをつけていたからそれが悪さしたのか(ゴニョゴニョ)。
と言うことで、「通常使用」とすべく重り(鉛)を全て取り外して替針を2つ注文。合計$60。カートリッジだと$40、替針って意外に高いですね。
右が新品で左が今まで使用してきたモノ。
新品をカートリッジに付けると、カンチレバーがセンターにきちんと来ますね!!
針圧も中心値の2.0gに設定しました。
その日、友人が「春の祭典」をコンサートで聞いてきたというので、同曲をレコードでかけてみました。交換前より音がリアルに聞こえて驚きました!!
安いカートリッジですが(AT95E)、「なかなか侮りがたい実力」と思いました。思い切って交換針を購入して良かったです。