自称・へっぽこブログ!!

クラシック音楽やマンドリン音楽、オーディオやレコードなど。

ヴィルタス・クヮルテット いわき定期演奏会 〜19世紀ヨーロッパの幻想

2022年11月23日 00時02分00秒 | クラシックコンサート
ヴィルタス・クヮルテット いわき定期演奏会
〜19世紀ヨーロッパの幻想
弦楽四重奏曲第6番 F.メンデルスゾーン
弦楽四重奏曲第2番 A.ツェムリンスキー
いわき芸術文化交流館アリオス 音楽小ホール
2022年11月19日


ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番「大フーガ付」をメインに据えた2020年2月以来、2年ぶりにヴィルタス・クヮルテットがアリオスに帰ってきました!!

2020年2月29日 ヴィルタス・クァルテット いわき定期演奏会 - 自称・へっぽこブログ!!

Covid-19の影響で演奏会中止の嵐が吹き荒れている中、いわき市のアリオス小ホールでレジデント楽団であるヴィルタス・クァルテットの演奏会が2/29に行われました。いわき芸...

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今回のプログラムは普段接することのないレアな2曲。
ということは難曲というレッテルが自然と貼られるわけで、その場合「弾くにも聞くにも体力の必要」な難曲というのが通例になります

演奏前の説明で
・18世紀までは貴族のために作曲していたため華やかな長調の曲が主流であった。19世紀以降、民衆の間に音楽が広まり、その時代の雰囲気や作曲者の想いで短調の曲が多く作曲されるようになった。
・メンデルスゾーンは1990年代後半になって、再評価されてきた
・本プログラムのツェムリンスキーの曲は作曲者本人に様々な出来事があった中で生まれた曲であった

今回の2曲は初見、曲ごとの感想はできないけれど「終始力強い音で一分の隙を感じさせない圧倒的な演奏」であったと確信しています。
演奏に接したおかげで、ツェムリンスキーの弦楽四重奏曲に興味を持ってしまい、mericari、tower.co.jp, amazon.co.jpでCDを探してしまいました😅

終演後にサイン会がありましてベートヴェンの弦楽四重奏曲第13番のCDに奏者全員のサインを頂くことが出来ました。個人的にお宝CDとなりました!!


クヮルテットの紅一点、Viola奏者・馬渕昌子さんのCDを購入しました。





ひたちジュニア弦楽合奏団 第30回定期演奏会

2022年11月15日 23時16分00秒 | クラシックコンサート



2022年11月13日 3PM開演
日立シビックセンタ 音楽ホール

三つの小品 木村政巳
シャコンヌ H.パーセル
ルーマニア民俗舞曲 B.バルトーク
きらきら星変奏曲 鈴木鎮一/木村政巳
シンプル・シンフォニー B.ブリテン

前半3曲、後半2曲の構成です。
昨年に引き続き2回目の演奏会。

ひたちジュニア弦楽合奏団 第29回定期演奏会 - 自称・へっぽこブログ!!

日立市のシビックセンターにて、ひたちジュニア弦楽合奏団の定期演奏会があると聞きムスメも一緒にシビックセンターまで足を運んでみました。新型コロナ対策とかで一席ごと...

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総括しますと、30回目の節目に相応しい素晴らしい演奏でした(お世辞抜きで)。
音も大きく迫力があり音程もしっかりしていて聴き応えのあるレベルの高い演奏でした!!
前回(29回)はところどころ不安定なところがありましたが今回は芯がしっかりしていてどっしりと安定した演奏でした。ツマもレベルの高い演奏に感嘆していました。

アンケートでは「良かった曲を2曲だけ選んでくください」と書いてありましたが2曲だけ選ぶことは難しいくらい。頑張って「シャコンヌ」と「シンプル〜」を選ばせていただきました。

「ルーマニア〜」は所々にVn soloが現れます。ソロを担当したコンサートマスターの女性の方、技巧的にも堂々とした演奏でした。

後半の「きらきら星変奏曲」。アンサンブルの伴奏に合わせてVn8人がきらきら星の旋律を奏でる。ミとレの音質が大きく変わるのでE線とA線だけで弾いているのかなと思われ微笑ましい演奏でした。


小中高校生の学生たちが全5曲を仕上げるのに家族の大きな協力があったことでしょう。演奏会告知、パンフレット作成、当日の裏方等、家族の協力なくして演奏会は成立しなかったと思います。裏方のひとたちに「お疲れ様でした」とお伝えさせていただきます。

気がかりだったのは指揮者の蒲生氏の歩みがかなり重かったこと。ステージ袖まで移動するにもかなり御苦労されていたのが気になりました。

楽器に触れた若い方たちが今後も楽器に携わっていただくように祈念致します。


最後に。
小学2年のムスメが描いた絵。
演奏の雰囲気が十分に現れているかと。




日立シビックセンター アトリウムコンサート(2022年10月2日)

2022年10月02日 12時36分35秒 | クラシックコンサート
FBで日立ジュニア弦楽合奏団によるアトリウムミニコンサートが開かれると聞いたのでムスメと一緒に足を運んできました。

プログラムは4曲。



大人やプロの演奏家と比べるとキズが散見される演奏でしたがそんな事はどうでも良い若い演奏家が堂々と自分の実力で聴衆に向けて演奏している姿に暖かな拍手が贈られました!!

演奏途中で楽譜が飛ばされたり、チェロのエンドピンが滑って演奏できなかったりといろいろとトラブルがありましたが(エンドピンの件は初めて見ました)。

翌3日のコンサートは弦楽四重奏の演奏が行われた様です(というのは、私は所要があって行くことが出来なかった)。

来月11月13日には同じ日立シビックセンター音楽ホールで定期演奏会が行われるようです。そちらにも足を運んでみたいと思います!!




いわき交響楽団 第36回定期演奏会

2022年09月12日 22時39分37秒 | クラシックコンサート
ほんっと、久しぶりの更新になります。コンサートには何度か足を運んだのですが更新の「賞味期限」が切れたりでキーボードをタッチできませんでした。

昨日、2022年は9月11日いわき芸術文化交流館アリオスで行われたいわき交響楽団第36回定期演奏会へ行ってきました。

2018年9月に帰国後、台風やら例のウィルスのせいで定演は中止。今回、やっと演奏に接することが出来たわけです!!

前半は二曲。
オープニングはブラームス「大学祝典序曲」。
祝典の雰囲気を感じられた演奏でした。3年ぶりの演奏会のせいか、少々気合が空回りしている部分が感じられましたが演奏会の成功を感じさせる内容でした。

二曲目は、いわき市出身のピアニスト中山小耀子さんを迎えてグリーグ作曲のピアノ協奏曲。
冒頭の有名な一撃、オケとピアノの息がピッタリと合っていました!! 中山さんのピアノは終始優雅で繊細な音色でした。
アンコールはリストの「愛の夢」、これも素晴らしい演奏でした。

休憩20分を挟んでメインのブラームス作曲の第4交響曲。休憩中に2階席から普段選ばない1階前列2列目に移動。
流れるような旋律からオケからは久しぶりの演奏会を楽しむような音が聞こえてきました。

プロの演奏と比べると「?」という部分が多々みられましたが、そんなことはどうでも良い。3年ぶりに演奏会が行われたという事実が私を楽しませてくれた演奏会でした。


二階席からの眺め。


一階席二列目の眺め。


チケットとパンフレット。



2022年9月11日
いわき交響楽団第36回定期演奏会
いわき芸術文化交流館アリオス
小塚類指揮
ピアノ 中山小耀子



ひたちジュニア弦楽合奏団 第29回定期演奏会

2021年11月17日 00時24分00秒 | クラシックコンサート

日立市のシビックセンターにて、ひたちジュニア弦楽合奏団の定期演奏会があると聞きムスメも一緒にシビックセンターまで足を運んでみました。

新型コロナ対策とかで一席ごとに空けられていましたがほぼ満員。二階の席を確保。

日立市では久しぶりのクラシックコンサート、皆さん心待ちにしていたのでしょう!!


前半はモーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、グリーグの「ホルベルク組曲」。

ホルベルク組曲は、私が大学二年のときに所属していたマンドリンクラブの定演で演奏した思い出の曲。

当時、技巧的な難しさと曲の難解さ、そして北欧系作曲家特有の抑揚の少ない曲調でお友達になれきれず。

そんなホルベルク組曲。パンフレットに書かれているように合わせるのが難しいんです。

多少?調弦が狂っていたり、止まってしまうんではないか、と不安いっぱいの演奏でしたが、若さに溢れ失敗にめげない溌剌とした演奏。素晴らしいではありませんか!!

5楽章のVnとVlaのソロの掛け合いも良かったですよ。4楽章のCelloのソロとかも。いっぱい練習したんだろうな。

休憩後はベートヴェンの第5交響曲より第1楽章のみを演奏。管は日立交響楽団の賛助。

管の音で弦楽の音を消してしまい、もう少し音量を考えてほしかったな。でも曲の雰囲気は十分伝わりましたよ!!

アンコールはピチカート・ポルカ。アンコールになってようやく、この曲だけ小学一年生のムスメが集中して聞いていた。

巷では、それ海外オケに来日だ、プロのオケのなんとかだ、とか言っていますがそれだけがクラシック音楽では無い事を教えていただきました。クラシック音楽の土壌があまり育っていない地方で高校生以下の若人たちがクラシック音楽を演奏しています。

少々音程が???だったり、縦の線があっていなかったりしていましたが、そんなことはどうでも良い。

まだ10代の人達が頑張って演奏会を開いてくれている、そしてそれを聞きに来る人たちがいることが嬉しく思いました。

少々団員が少ないようですが、これからも末永く活動していただきたいです。


応援しています!!










ムスメが書いたイラスト、

コンサートの雰囲気を十分に感じられます!!




丸山泰雄 無伴奏チェロ・ライブ!! いわき室内楽協会コンサート2021〈第27回〉

2021年07月23日 20時17分00秒 | クラシックコンサート

行ってきました!!

いわき芸術文化交流館アリオスのチェロ奏者・丸山泰雄さんの無伴奏チェロリサイタル、ライブ。二度の延期を乗り越え(最初は毎度の新型なんちゃら、二回目は開催直前の地震の影響)、三度目の正直で開催となりました。








演奏曲はJ.S.Bachの無伴奏チェロ組曲2番を先発に、その後はリサイタル直前に発売されたCD「ピカレスク」の曲を中心としたプログラム。Bach以外は全て現代曲という意欲的なプログラムです。


Bachの頃には考えられなかった様々な奏法を駆使してこれらの曲を歌い上げました。

はっきりいいますが、チェロ一台で弾いているとは思えない難曲ばかり。前二列目の席を確保しましたが右手の難しさがよくよくわかります。途中、弓の糸が切れ松脂が飛び散るような感覚を覚えました!!

CDを聴いてみましたが、G.ソッリマ「コンチェルト・ロトンド」なんて多重録音にしか思えません(実演は確かに無伴奏でした)。平野義久氏の「ピカレスク」はその日が初演ということで、初演に接することができて嬉しく思いました。


終演後は

・ライブ録音に接したヴィルタス・クヮルテットのベートヴェン弦楽四重奏曲第13番

・丸山さんのCD「ピカレスク」

を購入。ご本人からサインをいただきました。

いわき芸術文化交流館アリオスの公演はレベルが高いです!!






武久源造 チェンバロ・リサイタル

2021年04月11日 23時37分00秒 | クラシックコンサート
4月10日、いわき芸術文化交流館アリオスで武久源造氏のチェンバロリサイタルが行われました。

武久源造 チェンバロ・リサイタル
CD「from BACH to MOZART」発売記念





アリオスを訪れたのは、2月に行われたチェンバロ・コンサート以来、2ヶ月ぶりです。本来であれば最低2回、アリオスに足を運ぶことができたはずが、2/13の地震の影響でコンサートが中止・延期となってしまいました。


さて2ヶ月ぶりの演奏会、この御時世にコンサートを開催いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

プログラムは、新発売のCDと同じ曲目。
演奏の最中にチェンバロの「機構」を操作する人(山川節子氏が操作)が1秒にも満たない中で切替の補助を行うという、ハラハラドキドキの展開(失敗すると楽器が壊れるとのこと)。

前半はBachのみ(昼食を食べすぎて何度か意識が飛びました)、後半は息子Cristian BachとMozart。Mozartは山川氏と4手での演奏。
前半と後半では曲風がガラリと変化、大バッハは好きですが後半のほうが正直聴きやすかったです。
アンコールは武久氏の即興演奏、シンセサイザーのような響きに感じました。
曲間の武久氏のスピーチは外見とは裏腹にとてもユニークなスピーチでした。

コンサート後は、今回のチェンバロ、アリオス所蔵の16フィート弦付ジャーマン・チェンバロの説明会、美しい楽器を撮影しました。





仙台フィルハーモニー管弦楽団 ニューイヤーコンサート2021 いわき公演

2021年01月17日 22時54分00秒 | クラシックコンサート
1月11日にいわき市の芸術文化交流館アリオスで行われた
仙台フィルハーモニー管弦楽団 特別演奏会
「名曲コレクション」ニューイヤーコンサート2021いわき公演
に行ってきました。








演奏曲は、前半がモーツァルト2曲、後半はベートーヴェンの第七交響曲と文字通り名曲の数々。
オーケストラの演奏会はいつ以来だろうか? と記録を辿ると、2019年秋のNHK交響楽団いわき公演以来でした。


2021年最初のコンサート、難しいことは言わず楽しもうではありませんか!!

2曲目のモーツァルト「オーボエ協奏曲」は仙フィルの首席オーボエ奏者の西澤さんが独奏を担当。休憩後に舞台袖から団員たちの足踏み拍手が聞こえたので団員同士の関係の良さが伝わりました。

後半の第七交響曲。
新年最初に演奏するのにもってこいの賑やかで華やかな名曲です。
指揮者の太田弦さん。もちろん名前は存じ上げておりましたが演奏に接するのは今回が初めて。まだお若いのに素晴らしい指揮力でベートーヴェンを演奏いただきました。若々しくてニューイヤーにふさわしい溌剌としたベートーヴェンでした。

アンコールは、ピッチカート・ポルカ。
5つしか音符の無いコントラバスパートの存在感が抜群。弦の4パート、コントラバスの活躍(パフォーマンス)に持っていかれてしまいました!!

アンコールのときに「心に音楽という注射を(だったっけ?!)」という言葉が心に突き刺さりました。我々に必要なのはワクチンではなく「音楽」という名のワクチンも大事ですよ!!
再度の緊急事態宣言が出された中、遠く仙台からいわきまで訪問して演奏会を行っていただいたことに感謝します。


最後に。
休憩後の携帯注意のアナウンスはなんと指揮者の太田さん自身がアナウンスしました。これは否が応でも聴衆の注意を引きます。
「着信音が指揮台まで聞こえることがあります」と言われると、こちらとしても「もう一度確認しなければ」という気持ちにさせられてしまいます。
おかげで演奏会中に着信音に邪魔されることはありませんでした。








2020年11月21日 「コレッリとその後」

2020年12月06日 23時55分00秒 | クラシックコンサート

Covid-19第三波到来?!とか言われる中、11/21にアリオス小ホールで「コレッリとその後」と題するコンサートが開催されました。

私達にとって2/29のヴィルタス・カルテット以来、約9ヶ月ぶりの演奏会です。当日の昼間は暖かく薄着でいわきに来たのですが、夜はかなり冷え込んで薄着で来たことを後悔しました。

Covid-19のせいでチケットは電話予約のみと面倒な事になりましたが、発券されない限りキャンセル料は掛かりません。車で一時間かけて来場する我々にとってはドタキャンの可能性も否定できで一応、この点は便利になっています。

さて、当日のコンサートは一席ずつ空けて着席と三密を避けてコンサートに挑みました。

赤津眞言: バロックヴァイオリン

武澤秀平: バロックチェロ

伊藤一人: チェンバロ

コレッリというと正直「地味」と思ってしまうのですが、合奏協奏曲の「クリスマス協奏曲」や私の大好きな「ラ・フォリア」が有名ですね。このコンサートのオープニング(一曲目)がなんと「ラ・フォリア」!!

バロックチェロの武澤さんとチェンバロの伊藤さんだけがステージ上にいて「チェロでこの曲を弾くのか?!」と思ったら、なんと舞台袖から「レ~レ~ミド~ド~」とあの有名な旋律をバロックヴァイオリンで奏でながら登場!! カッコ良すぎですよ!!

バロックヴァイオリンの赤津さん、下記のように述べておられました。

・何もなければ20公演以上するはずが、キャンセルが相次ぎ、最終的にアリオスを含めた二公演のみの開催となった。

・赤津さんはオランダ在住。この公演だけは絶対に開催してやる、という意気込みで来た(感謝!!)。

・コレッリの作曲法は完璧。

コレッリ繋がりで今まで全く接したことのない作曲家たちの作品に接することが出来、またこの状況の中でコンサートを開いていただいた三人に感謝して会場を後にしました。











山形交響楽団無料動画配信 第283回定期演奏会

2020年03月14日 23時58分21秒 | クラシックコンサート

 

FBからの情報で山形交響楽団の第283回定期演奏会がCovid-19の影響で中止。代わりに無料動画配信を行うことを聞きつけて夜7時に日本酒熱燗と枝豆を準備してスタンバイしました。

じつは、私、1994年から98年まで山形と米沢にお世話になって、その間、山響の演奏会に足繁く通ったものです。

その後、山形の土地を離れてしまったため、一度も山響の音に接すること無く過ごしてきました。しかも今回、残念な結果になりながらもネットを通して22年ぶりに山響の音を聴くことが出来たことに深い感慨を覚えました。

 

Adoloid TabletとJBLのBluetoothスピーカーFLIP4を通して聴きましたが、画像・音質とも十分満足の行く品質でありました。

あの○っぽこの山響がこんな音を出すのか、しかもVnが向かい合う古典的な両翼配置。

しかも会場の山形テルサのコンサート会場としてのレベルの高さに驚きました。当時は市民会館と県民文化会館を本拠地としていたんですよね。

 

後半のシューマンの第二交響曲、実演に接したのは初めて? あまり記憶に無く、プログラムにあったら敢えて聴く気力を失いかねない曲です。

でも、今回の山響の演奏に接して演奏前のインタビューで指揮者の阪さんが言っていたとおり、「隠れた名曲」であることに気が付きました。。全楽章、ハ長調とハ短調とまったくもって珍しい構成で適当に聞いていると「変化がなく面白みに欠ける曲」に聞こえてしまうのでしょう。そのためシューマンの交響曲は敬遠してしまう事になっていました。

それが、どっこい、今回の演奏はそれを感じさせないほどの演奏でした。素晴らしかったですよ。今度、探し当てるレコードのリストにこの「第二交響曲」も含めたいと思います。

1&2楽章は快活な楽章で、反対に第三楽章はゆっくり目の楽章を入れるなど、ベートヴェンの第九交響曲の構成と似ているな、とも思いました。

 

こうして家の中でリアルタイムで演奏会に接することができて「ネット配信バンザイ!!」と叫びたいところですが、我が家にはもうすぐ年長さんになるガキンチョがいるので、後半のシューマンはムスメの世話に追われました。家庭で聴くとなると集中して演奏に接することができないのが難点ですね。

 

でも会場では絶対に不可能な「アルコール片手に生演奏聴いて家族と演奏の感想を言い合う」という事はネット配信でしかできません。

今回の件を通して、無観客だろうが観客がいるだろうがコンサートのネット配信は新たなある種の可能性を生むのではないか、と思いました。