本日、長岡技術科学大学において、水難学会学術総会が開催されました。会員は1117名でした。
総会にて決議された、平成25年度水難学会活動方針を掲げます。
(1)すべての小学校における浮いて待て講習の実施にむけて
全国 2万校の小学校における実施調査を参考に、各地区常務委員・統括指導員の指揮のもと、今後19年間ですべての小学校で浮いて待て講習会が実施されるよう行動する。
(2)救助死の撲滅にむけて
水難救助中の2次災害による死を撲滅するために、”浮いて待て”、”通報”、”陸から助けよ”の救命の連鎖思想を徹底する。本部主催による各地区でのスキルアップ研修を実施するとともに、啓発動画を発信する。
(3)世界普及にむけて
国際指導員を中心にuitemateを世界に普及するとともに、わが国では想定できない水災害の情報を世界から得るために活動する。
特に(2)で”救助死”という言葉をあてました。救助死とは、水難学会が提唱する「救助中の2次災害の結果迎える死」を意味する言葉です。救助と死がこれまで隣接しなかったのは、「救助する人が死ぬわけがない」という思い込みのためです。実際には救助中に亡くなる方は無視できないくらい多いのです。
何度も指摘します。救助技術を訓練されていない市民の素手による入水救助は絶対に無理です。”浮いて待て”、”通報”、”陸から助けよ”です。救助隊が来るまで、一分一秒でも長く浮いていれば、生き抜くことにつながります。
なお、どうしても、素手による入水救助を行いたい方のための講習会訓練メニューは別途準備されています。
総会にて決議された、平成25年度水難学会活動方針を掲げます。
(1)すべての小学校における浮いて待て講習の実施にむけて
全国 2万校の小学校における実施調査を参考に、各地区常務委員・統括指導員の指揮のもと、今後19年間ですべての小学校で浮いて待て講習会が実施されるよう行動する。
(2)救助死の撲滅にむけて
水難救助中の2次災害による死を撲滅するために、”浮いて待て”、”通報”、”陸から助けよ”の救命の連鎖思想を徹底する。本部主催による各地区でのスキルアップ研修を実施するとともに、啓発動画を発信する。
(3)世界普及にむけて
国際指導員を中心にuitemateを世界に普及するとともに、わが国では想定できない水災害の情報を世界から得るために活動する。
特に(2)で”救助死”という言葉をあてました。救助死とは、水難学会が提唱する「救助中の2次災害の結果迎える死」を意味する言葉です。救助と死がこれまで隣接しなかったのは、「救助する人が死ぬわけがない」という思い込みのためです。実際には救助中に亡くなる方は無視できないくらい多いのです。
何度も指摘します。救助技術を訓練されていない市民の素手による入水救助は絶対に無理です。”浮いて待て”、”通報”、”陸から助けよ”です。救助隊が来るまで、一分一秒でも長く浮いていれば、生き抜くことにつながります。
なお、どうしても、素手による入水救助を行いたい方のための講習会訓練メニューは別途準備されています。